【米株価の大幅下落にドル円は】
米国株式市場は前日の大幅上昇を1日で解消する下落を見せた。9月の後半以降マーケットのボラティリティは急速に高まってきた。
(図1:米S&P500指数 日足)
(出所:ブルームバーグ)
活発な動きを見せる米株式市場に対し、ドル円や米金利はほとんど反応していない。
(図2:ドル円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
この株価指数の動きに素直に連動しているのは豪ドル円相場。図3の通り、上昇と下落がほぼ同じリズムで上下動している。
(図3:豪ドル円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ)
(出所:ブルームバーグ)
ドル円相場は110円達成後、8月以降続いていた上昇トレンドがストップ。
(図4:ドル円 日足)
(出所:ブルームバーグ)
昨日の下落で9月の米FOMC直後に急騰を始めたポイントまで値を戻したことになる。下落時の最初の目標値に達したドル円だが、下落継続か、一旦小休止となるのかが本日のポイント。
(図5:ドル円 30分足)
(出所:ブルームバーグ)