【ドル円、アジア市場で高値更新も欧米市場で売られる】
アジア市場で高値を更新したドル円は、110円の大台も目前の109円75銭まで上昇するも、香港民主派デモ隊と警察の衝突を受けて欧米市場はリスクオフに。ドル円も売られ109円前半まで下落した。
(図1:ドル円 1分足)

(出所:ブルームバーグ)
欧州市場の株価指数は下落からスタート。その動きに連られるようにドル円、米金利も下落開始、そのまま米国市場の序盤まで下落展開が続くが、株価指数が反発し始めると、ドル円も反発した。
(図2:ドル円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ、米10年債利回り・・・黄)

(出所:ブルームバーグ)
9/29の市場で波乱要因となった香港だが、特に株価指数は今年に入ってからの上昇分をすべて消す下落となった。9/5の高値から9%近い下落率となった。
(図3:香港ハンセン指数 日足)

(出所:ブルームバーグ)
香港株価指数下落の影響を強く受けたのは、中国経済と強い関係の豪ドル。中国株式市場の寄り付き時間の変動には注意したい。
(図4:香港ハンセン指数/白・豪ドル・米ドル/黄)

(出所:ブルームバーグ)