【ドル円の上昇ひとまず小休止か】
9月に入って上昇を続けてきたドル円相場だが、110円手前で上昇がひとまず小休止となるのか、週末に向けてのポイントとなってきた。
(図1:ドル円 日足)
(出所:ブルームバーグ)
ドル円は先週末に109円半ばに到達したものの、その後はやや上値が重い展開が続く。日本が休日だった昨日は、終日109円でも上値を抑えられた。
(図2:ドル円 10分足)
(出所:ブルームバーグ)
足元で買いが続く米国債券だが、米10年債利回りは再び2.5%台へ低下。
(図3:米10年債利回り 日足)
(出所:ブルームバーグ)
米株価指数も売りが主導となりS&P500指数は2000の大台を下抜けて下落。米国はシリア国内のイスラム国拠点への空爆を開始し、再び地政学的リスクが強まりつつあり、円の買戻しも意識されそうだ。
(図4:米S&P500指数 日足)
(出所:ブルームバーグ)