【上昇トレンド継続中の豪ドル円】
8月8日の安値を起点にした豪ドル円の上昇トレンドが継続中。足元ではトレンドライン上での推移。先週1週間のレンジ上限を上抜いてきた。
(図1:豪ドル円 30分足)

(出所:ブルームバーグ)
本日9月2日13時30分には、RBAの政策金利の発表が予定されている。政策金利は、1年近く過去最低水準の2.50%で据え置いており、今回も変更はなしと予想されている。ただ、マーケットのサプライズがあるとすれば、同時に発表される声明文であり、豪ドル高への牽制発言と現在中立の政策方針に変更があるかどうかが注目される。
(図2:RBA政策金利推移)

(出所:ブルームバーグ)
豪ドル米ドル相場は4月以降のレンジを維持している。今週は豪州の重要経済指標が多く、豪ドル米ドル相場に新しい方向感が出てくるか注目される一週間である。
(図3:豪ドル米ドル 日足)

(出所:ブルームバーグ)
【ドル円、先週の高値トライへ】
ドル円相場は、先週の初めに高値を付けた後、ゆっくりと下落する。しかし、節目の103.50を守り切った後、再び上昇。明けて9/1は終日104円台で推移。そして、104.50の節目を視野に入れるレベルにまで上昇してきた。
(図4:ドル円 15分足)

(出所:ブルームバーグ)
ドル円は8月半ば以降、米株価指数の上昇と対ドルでのユーロの下落とともに上昇してきた。米国休場明けの9月2日に、米株価指数が堅調推移となれば、ドル円の高値トライ局面も出てこよう。
(図5:ドル円・・・白、ドルユーロ・・・オレンジ、ミニS&P指数先物・・・黄)

(出所:ブルームバーグ)