【米ドル/円、短期的に米金利との相関薄れる】
レンジ相場が続く米ドル/円は、足元ではレンジの下限を試した後の反発傾向にある。しかし、102円手前に200日移動平均線が構えており、テクニカル上は上値が重くなっている。
(図1:米ドル/円 日足)
(出所:ブルームバーグ)
7月以降、米ドル/円と米10年債利回りには高い相関性が確認されていたが、足元米金利が横ばいとなる一方で米ドル/円が上昇、双方の値動きの相関が低下。短期的には売り材料として意識される可能性もある。
(図2:米ドル/円・・・白、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
最後のチャートは、今月に入って下落傾向にあるユーロ/米ドルの値動き。足元では2012年以降続いている上昇トレンドラインに近づいてきている。ここを下にブレイクしてしまうか注目される。
(図3:ユーロ/米ドル 日足)
(出所:ブルームバーグ)