【リスク回避の円買いで101円台中盤へ】
7月8日の欧米市場では、欧州株が全般に下落。リスク回避の動きが広がる中、円が買われて101円台半ばまでの米ドル下落となった。
(図1:米ドル/円 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
米国債利回りの低下とともに米ドル/円は下落。少し遅れて米株価も下げている。
(図2:米ドル/円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
米10年債利回りは今週に入ってからは低下傾向。特に昨日の下げ幅は大きい。
(図3:米10年債利回り 日足)
(出所:ブルームバーグ)
7月に入ってからの米ドル/円と米10年債利回りは非常に高い相関性を取り戻している。雇用統計前までは上昇基調、雇用統計及び独立記念日終了以降は下落基調。どちらも7月が始まった時のレベルまで戻っている。
(図4:米ドル/円・・・白、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)