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米8月消費者物価指数の発表(13日)に向けて

2023/9/12
提供:SBIリクイディティ・マーケット社

前月(7月分)のポイント

https://sbisec.akamaized.net/sbisec/images/base/g_market_report_fx_toku_230912_32188_01.gif
  • ※出所:SBIリクイディティ・マーケット

前年比+3.2%と6月(+3.0%)から13ヵ月ぶりに上昇へ転換した一方、市場予想(+3.3%)を下回ったほか、変動の大きい食品とエネルギーを除くコアは前年比+4.7%と6月(+4.8%)から鈍化し、2021年10月以来の低い伸びとなりました。内訳を見ると、ガソリン価格の上昇がエネルギー価格全体を押し上げたものの、自動車や家具など財価格が下落したことから小幅な伸びに留まった一因となりました。

また、自動車保険、教育費、娯楽費が上昇したほか、帰属家賃は前年比では小幅に鈍化(+7.8%⇒+7.7%)した一方、前月比では6月と横ばいの0.4%へ上昇し、賃貸家賃も含めた家賃全体では前月比+0.4%、前年比+7.7%と高止まりしている状況が確認されました。
一方、航空運賃は前月比-8.1%、前年比‐18.6%、ホテルなどの宿泊費も下落したものの、サービス価格は3ヵ月連続で+0.3%と上昇しました。

8月消費者物価指数の見通し

7月後半のガソリン価格の上昇は8月の数値に反映される可能性が高いと見込まれ、前年比+3.5%と2ヵ月連続で上昇すると見込まれています。昨日のNY原油先物価格は10日ぶりに反落し86.87ドルで取引を終えたものの、年初来で6.61ドル(+8.24%)上昇したほか、3月17日の安値(66.74ドル)から半年間で30.16%上昇しています。

さらに、テイラー・スウィフトとビヨンセの全米各地での公演に加え、映画「バービー」と「オッペンハイマー」を巡る興行収入(9月第1週時点:6.09億ドル/3.09億ドル)による大きな経済効果もCPIの上昇を支援する可能性もあります。テイラー・スウィフトは3月から8月まで全米27公演を行ったほか、ビヨンセの“RENAISSANCE WORLD TOUR 2023”では5月からの欧州各国での公演を終え、7月上旬から9月下旬にかけてカナダ/アメリカ各地を巡っています。

これら2大スターのコンサートツアーと大ヒット映画は、米7‐9月GDPを最大85億ドル押し上げると予想されているほか、テイラー・スウィフトのコンサートツアーに関連するチケット/宿泊/航空運賃/グッズなど関連消費額は全米国内だけで46億ドルに達し、物価上昇につながるとして「スウィフトフレーション」と呼ばれています。こうした影響がサービス価格全般を下支えする可能性がありコア指数も市場予想(前年比+4.3%)を上回る可能性に注意が必要です。

市場からはインフレ率をFRBの目標である2.0%まで下げることを正当化するには、賃金圧力がまだ高すぎるとの指摘に加え、コアインフレ率が4〜5.0%での推移から2.0%へ低下するには労働市場がある程度緩む必要があると見られています。しかし、昨日発表された米新規失業保険申請件数(21.6万件)が予想以上に改善し2月以来の水準まで改善。また、失業保険継続受給者数(167.9万人)と7月半ば以来の低水準となりました。さらに4‐6月期単位労働コスト(改定値)が前期比+2.2%と速報値(+1.6%)から上方修正されたことから労働需給の引き締まりとともにFRBが政策金利を高い水準で維持するとの観測も聞かれています。

https://sbisec.akamaized.net/sbisec/images/base/g_market_report_fx_toku_230912_32188_02.gif
  • ※出所:米労働省

13日発表の米8月消費者物価指数がコア指数も含め、市場予想を上回ることになれば9月19‐20日のFOMCで0.25%利上げするとの観測が再燃する可能性もあり、ドル円は心理的節目とされる150円00銭を試す場面があるかもしれません。

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