SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-11-11 15:43:45

マーケット > レポート > 特集レポート > 米8月消費者物価指数の発表(13日)に向けて

米8月消費者物価指数の発表(13日)に向けて

2023/9/12
提供:SBIリクイディティ・マーケット社

前月(7月分)のポイント

https://sbisec.akamaized.net/sbisec/images/base/g_market_report_fx_toku_230912_32188_01.gif
  • ※出所:SBIリクイディティ・マーケット

前年比+3.2%と6月(+3.0%)から13ヵ月ぶりに上昇へ転換した一方、市場予想(+3.3%)を下回ったほか、変動の大きい食品とエネルギーを除くコアは前年比+4.7%と6月(+4.8%)から鈍化し、2021年10月以来の低い伸びとなりました。内訳を見ると、ガソリン価格の上昇がエネルギー価格全体を押し上げたものの、自動車や家具など財価格が下落したことから小幅な伸びに留まった一因となりました。

また、自動車保険、教育費、娯楽費が上昇したほか、帰属家賃は前年比では小幅に鈍化(+7.8%⇒+7.7%)した一方、前月比では6月と横ばいの0.4%へ上昇し、賃貸家賃も含めた家賃全体では前月比+0.4%、前年比+7.7%と高止まりしている状況が確認されました。
一方、航空運賃は前月比-8.1%、前年比‐18.6%、ホテルなどの宿泊費も下落したものの、サービス価格は3ヵ月連続で+0.3%と上昇しました。

8月消費者物価指数の見通し

7月後半のガソリン価格の上昇は8月の数値に反映される可能性が高いと見込まれ、前年比+3.5%と2ヵ月連続で上昇すると見込まれています。昨日のNY原油先物価格は10日ぶりに反落し86.87ドルで取引を終えたものの、年初来で6.61ドル(+8.24%)上昇したほか、3月17日の安値(66.74ドル)から半年間で30.16%上昇しています。

さらに、テイラー・スウィフトとビヨンセの全米各地での公演に加え、映画「バービー」と「オッペンハイマー」を巡る興行収入(9月第1週時点:6.09億ドル/3.09億ドル)による大きな経済効果もCPIの上昇を支援する可能性もあります。テイラー・スウィフトは3月から8月まで全米27公演を行ったほか、ビヨンセの“RENAISSANCE WORLD TOUR 2023”では5月からの欧州各国での公演を終え、7月上旬から9月下旬にかけてカナダ/アメリカ各地を巡っています。

これら2大スターのコンサートツアーと大ヒット映画は、米7‐9月GDPを最大85億ドル押し上げると予想されているほか、テイラー・スウィフトのコンサートツアーに関連するチケット/宿泊/航空運賃/グッズなど関連消費額は全米国内だけで46億ドルに達し、物価上昇につながるとして「スウィフトフレーション」と呼ばれています。こうした影響がサービス価格全般を下支えする可能性がありコア指数も市場予想(前年比+4.3%)を上回る可能性に注意が必要です。

市場からはインフレ率をFRBの目標である2.0%まで下げることを正当化するには、賃金圧力がまだ高すぎるとの指摘に加え、コアインフレ率が4〜5.0%での推移から2.0%へ低下するには労働市場がある程度緩む必要があると見られています。しかし、昨日発表された米新規失業保険申請件数(21.6万件)が予想以上に改善し2月以来の水準まで改善。また、失業保険継続受給者数(167.9万人)と7月半ば以来の低水準となりました。さらに4‐6月期単位労働コスト(改定値)が前期比+2.2%と速報値(+1.6%)から上方修正されたことから労働需給の引き締まりとともにFRBが政策金利を高い水準で維持するとの観測も聞かれています。

https://sbisec.akamaized.net/sbisec/images/base/g_market_report_fx_toku_230912_32188_02.gif
  • ※出所:米労働省

13日発表の米8月消費者物価指数がコア指数も含め、市場予想を上回ることになれば9月19‐20日のFOMCで0.25%利上げするとの観測が再燃する可能性もあり、ドル円は心理的節目とされる150円00銭を試す場面があるかもしれません。

SBI証券のFXが選ばれる5つの理由とは?

SBI証券のFXが選ばれるのには理由があります。
FXデビューをお考えの皆さまに、SBI証券ならではの充実したサービスをご紹介いたします。

FX口座数国内No.1※1【SBIグループで135万口座突破!※2】SBI証券のFXが選ばれる4つの理由とは?

  • ※2022年5月末時点 SBIグループのうち、約75%がSBI証券のFX口座

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
  • 為替レートは、レポート作成にあたりSBIリクイディティ・マーケット社がBloomberg等のデータを参考に取得したレートであり、当社における実際の取引レートとは異なります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

\景品総額1億円!?/NISA応援キャンペーン
お客さまサポート

よくあるお問合せ
・口座開設の流れ
・NISA関連のお問合せ
・パスワード関連のお問合せ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【FX】週替わりスワップポイント増量キャンペーン!

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、
一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.