USDJPY
今週のFOMCを受けて、週足・転換線(113円85銭)や日足・基準線(114円02銭)を回復し、これらの水準を下値支持線として再び115円台を目指す動きとなるのか、日足・雲の上限(113円31銭)を上値抵抗線として、今年3月31日の高値(110円97銭)と7月2日の高値(111円66銭)を結んだライン(12月10日時点:112円98銭)を下抜け、さらに11月30日の安値(112円53銭)や週足・基準線(112円12銭)を下抜け、9月FOMC以降の円安トレンドに終止符を打つことになるか注目されます。
9月のFOMCのレビュー
ドットチャートでは2022年末は中央値0.25%と切り上がり、利上げに関してメンバーの中で見通しが拮抗しております。2023年末は中央値1.00%と6月時点での0.625%より切り上がったことから、中央値で見ると2023年は0.75%の利上げを行う予想となりました。また、ターミナルレートは1つドットが下がったものの、引き続き中央値2.50%をキープしました。

- ※出所:SBIリクイディティ・マーケット

- ※出所:SBIリクイディティ・マーケット
声明文の中で、テーパリングについて「近く正当化の可能性も」と言う文言が追加され、今後の開始を示唆。さらに、パウエルFRB議長はテーパリングについては、来年半ばまでに終えることが適切になり得るとの認識を明らかにしました。9月FOMC時点において、仮に2021年11月〜2022年6月=8ヶ月とすると、債券購入プログラムの縮小額が月額150億ドルとなり、概ね現在の予想の真ん中となった一方、パウエル議長はテーパリングが利上げ見通しのシグナルではないと牽制しました。
また、成長率見通しは2021年を6月時点から下方修正した反面、2022年は上方修正。物価指標については2021-2022年いずれも上方修正しました。

- ※出所:SBIリクイディティ・マーケット
今週のFOMCの注目点
1)声明文での「インフレは一時的」との文言削除の行方
2)FOMCメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)中央値の上振れの有無
3)テーパリングペースの加速および早期利上げの可能性への言及
FXデビュープログラム実施中!

FX口座の新規開設をして、口座開設月の翌月最終営業日までにエントリー&お取引いただいたお客さまに、新規取引の合計数量に応じて最大100,000円をキャッシュバックいたします。
- ※エントリーと取引の期限は、FX口座開設月の翌月最終営業日(取引終了時間まで)となります。取引時間についてはこちら
- ※FX口座開設前のエントリーも有効となります。
SBI証券のFXが選ばれる4つの理由とは?
SBI証券のFXが選ばれるのには理由があります。
FXデビューをお考えの皆さまに、SBI証券ならではの充実したサービスをご紹介いたします。
- ※1 2019年11月末時点 矢野経済研究所調べ(有力FX企業17社の月間データランキング)
- ※2 2020年5月末時点 SBIグループのうち、約7割がSBI証券のFX口座