AUDJPY週足チャート
・昨年3月の安値(59円84銭)と昨年10月の安値(73円14銭)を結んだライン①が下値支持線として機能。
・昨年6月の高値(76円79銭)と昨年8月の高値(78円46銭)を結んだライン②を上回る展開を持続することができるか注目。
・週足・転換線(82円08銭)を下値支持線として堅調地合いを維持できるか注目。
豪ドル円の今後の注目点
・昨年10月の安値(73円14銭)と今年1月の安値(79円20銭)を結んだライン③が下値支持線として機能。
・昨年11月の高値(77円10銭)を起点にライン③と平行に引いたライン④が上値抵抗線として意識される展開となっており、このライン④を上抜けることが出来るか注目。
・今年1月の安値(79円20銭)と今年2月26日の安値(81円99銭)を結んだライン⑤が下値支持線として機能するか目先のポイントとして注目。
・オシレーターのMACDでは、両線がクロスして下向きに転換しており、目先の軟調な動きを示唆する形状となっており、注意が必要。
今週の注目材料
(1)先週2日の豪中銀政策委員会での現状維持に加え、豪長期金利の上昇に対し、警戒感が示されなかったこと
(2)3日発表の10-12月期GDPは前期比+3.1%、前年比-1.1%と、市場予想の+2.5%、-1.9%を上回る結果に。2020年通年では-2.5%とマイナス成長ながらも、米国の-3.0%や英国の-10.0%を上回る成長を記録するなど、感染封じ込めの成功を裏付け
(3)4日に発表された2月の貿易収支も中国向け鉄鉱石輸出の拡大を背景に101億4200万豪ドルの黒字となり、前月の+71億豪ドルから黒字が過去最大に。
(4)原油価格が3日続伸し66ドル台まで上昇するなど資源国通貨の一角である豪ドルの上昇を支援。
豪ドル円の動き
一方、4日にパウエルFRB議長がインフレの一時的な上昇に辛抱強く対応するとし、根深い低インフレが速やかに解消される可能性は少ないなどとの考えを明らかにし、市場で警戒された長期金利の抑制についての言及がなかったことで米長期金利が上昇。豪ドルは対ドルで3日の0.7838ドルから先週末5日には0.7621ドルへ下落したこともあり、豪ドル円も3月1日の82円06銭から4日には84円04銭へ反発したものの、5日には一時82円78銭まで下落後の反発も83円40銭までに留まるなど、日足・転換線(83円47銭)が上値抵抗線として意識され、83円30銭で先週末の取引を終了。
今週の注目点
(1)米長期金利の上昇に伴うNY株式市場を中心とした株式市場の調整など、リスク回避志向の流れに一服感が見られるか。
(2)9日発表の豪2月の企業信頼感や10日発表の3月消費者信頼感を受けて感染抑止に成功している豪経済の回復につながるか。
(3)豪長期金利(10年債利回り:1.78%)が一段と上昇するか、豪中銀は国債買いオペを実施するなど長期金利の抑制策を打ち出しており、こうした動きにも注目。
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