SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-24 08:15:07

マーケット > レポート > 特集レポート > 世界経済の減速懸念・・・米国経済の先行きを示すベンチマークとは?

世界経済の減速懸念・・・米国経済の先行きを示すベンチマークとは?

2020/3/10
提供:SBIリクイディティ・マーケット社

2月雇用統計結果

  9 10 11 12 1 2
非農業部門 雇用者数(万人) 19.3 15.2 26.1 18.4 27.3 27.3
失業率(%) 3.5 3.6 3.5 3.5 3.6 3.5
時間給賃金 前月比(%) 0.0 0.4 0.3 0.1 0.2 0.3
時間給賃金 前年比(%) 3.0 3.2 3.1 3.0 3.1 3.0
  • ※出所:SBIリクイディティ・マーケット

先行きの不透明感が不安心理を増幅

3/6に発表された米2月雇用統計は、市場予想を上回り、米労働市場の堅調地合いが継続していることを確認する結果となりました。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響が現れる前の数値ということで、予想を上回る良好な数値でもドルの買い戻しの起爆剤とはならず、NY株式市場の反発につながることもありませんでした。

また、大手米系証券が4-6月期にブレント原油価格予想を30ドルに引き下げ、一時的に1バレル=20ドル近くまで急落の可能性を指摘するレポートを配信したことも、ウイルス感染拡大による世界経済の減速懸念を高めることとなりました。

さらに、NY株式先物の下落や米債券先物市場での長期金利の低下が嫌気されたことも円高の加速につながりました。先週末には、NY州がカリフォルニア州やメリーランド州に次いで非常事態宣言を発令、感染者の拡大が欧米を中心に続いていることも嫌気されています。

週明けの早朝から非OPEC諸国との減産協調が決まらないほか、サウジアラビアの報復もあり、原油価格が暴落していることもリスク回避の動きに拍車を掛けた要因となる中、日経平均株価も一時1,000円を上回る水準まで下落し、昨年1/7以来1年2ヵ月ぶりの2万円割れまで下落しました。

米国や欧州各国でのウイルス感染拡大に歯止めが掛かるか、米経済の影響がどの程度まで深刻化するのか、先行きの不透明感が不安心理を増幅しています。

危機対応に対する協調姿勢が見られるか!?

こうした中、3/2に発表された米2月ISM製造業景況指数も昨年7月以来、6ヵ月ぶりに好不況の節目とされる50.0を回復した前月1月に続き、2ヵ月連続で50.0を上回りました。しかし、内訳を見ると、2月の数値が集計された時点で既に米国経済への悪影響を示すいくつかの警戒すべき実情が内訳の数値から見てとることができます。

まず、雇用統計でも明らかなように内訳の雇用指数は上昇した一方、生産、新規受注、在庫の低下が明らかになりました。

さらに、50.0を上回ると入荷が遅れていることを示す入荷遅延指数が57.3に上昇(前月52.9)し、2018年以来の高水準となり、新型ウイルスよる中国サプライチェーンの混乱している影響がこうした数値に表れているようです。

こうした中国からの部品供給の影響により、輸入指数は2009年以来11年ぶりの低水準となる42.6 へ低下、前月からの落ち込み幅は過去最大となりました。

  • ※出所:SBIリクイディティ・マーケット

今後4月に発表される3月IMS製造業景況指数がどこまで落ち込むのか、さらに、輸入指数や入荷遅延指数と合わせて4月、5月の数値で底入れが確認できるのかが、米国経済の先行きを示すベンチマークの一つとして注目されます。

こうした中、市場ではFRBが来週のFOMCで0.50%の利下げを決定すると見られています。先週末の米債券市場では10年債利回りが一時0.66%台へ低下し、政策金利と10年債利回りが逆ザヤの状況が深堀りされたこともNY株式市場の下落が続いている一因との見方もあり、少なくとも逆ザヤ解消まではNY株式市場の軟調が続くと見られ、ドル円は一段と下押しを強める可能性があると見られています。

さらに、FOMCでは、利下げのほかFRBが社債の買い入れに踏み込むか否かが、焦点の一つとして注目する声も聞かれます。ウイルス感染拡大の影響で米企業の資金繰りが問題視される前に、FRBが先手を打ち社債購入に踏み込めばNY株式市場の反発につながる可能性もあるかもしれません。

FRBをはじめ、今週のECB理事会、来週の日銀政策会合、主要各国の中央銀行および政府による財政刺激策も含め、各国で今回の危機対応に対する協調姿勢が見られるか注目されます。

非農業部門雇用者数(万人)の推移

  • ※出所:米労働局

米時間給賃金(%)の推移

  • ※出所:米労働局

FXデビュープログラム実施中!

FX口座の新規開設&エントリーをして、口座開設月の翌月最終営業日までにお取引いただいたお客さまに、新規取引の合計数量に応じて最大100,000円をキャッシュバックいたします。

  • ※エントリー期限は、FX口座開設月の月末最終日(土日含む)までとなります。
  • ※取引期限は、FX口座開設月の翌月最終営業日の取引終了時間までとなります。

SBI証券のFXが選ばれる4つの理由とは?

SBI証券のFXが選ばれるのには理由があります。
FXデビューをお考えの皆さまに、SBI証券ならではの充実したサービスをご紹介いたします。

FX口座数国内No.1※1【SBIグループで135万口座突破!※2】SBI証券のFXが選ばれる4つの理由とは?

  • ※1 2019年11月末時点 矢野経済研究所調べ(有力FX企業17社の月間データランキング)
  • ※2 2020年5月末時点 SBIグループのうち、約7割がSBI証券のFX口座

4つの理由を詳しくチェック!

ご注意事項

  • 取引手数料は無料です。
  • 外国為替保証金取引(SBI FX α)の1取引単位は1,000通貨〜1,000万通貨単位となります。
  • 個人のお客さまの必要保証金は取引金額に下記のレバレッジコース毎の保証金率を乗じた金額になります。
    「ローレバレッジ1倍コース:100%」
    「ローレバレッジ3倍コース:33%」
    「ローレバレッジ5倍コース:20%」
    「スタンダードコース:10%」
    「ハイレバレッジ25コース:4%(※)」
    (必要保証金の額の約1倍〜25倍の取引が可能です。)

    ※高レバレッジ取引の可能な通貨ペアは原則として当社が指定する主要通貨ペアに限定されます。

  • 法人のお客さまの必要保証金は金融先物取引業協会、及びNEX Data Servicesが算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率(保証金率)を取引金額に乗じて得た金額になります。
    為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

    ※保証金率は毎週見直し、適用される保証金率は取引サイト等であらかじめお知らせいたします。

  • 外国為替保証金取引(積立FX)は、1通貨単位から取引が可能です。
    必要保証金は取引金額に保証金率33.334%〜100%を乗じた金額になります。(必要保証金の額の約1倍〜約3倍までの取引が可能です。)
  • 本取引は、取引額(約定代金)に対して少額の必要保証金をもとに取引を行うため、必要保証金に比べ多額の利益を得ることもありますが、その一方で短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。
  • 本取引は、通貨等の価格又は金融指標の数値の変動により損失が生ずるおそれがあり、かつその損失の額が預託した保証金の額を上回ることがあります。
  • 本取引は元本及び利益が保証されるものではありません。
  • スワップポイントは金利情勢の変化等により変動しますので、将来にわたり保証されるものではありません。
  • 取引レートは2Way方式で買値と売値は同じでなく差があります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.