SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-19 16:32:21

マーケット > レポート > 特集レポート >  米国債利回りは、年末に向けてどう動く!?

米国債利回りは、年末に向けてどう動く!?

2017/11/21
提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ドルの重石となる材料が並んでいるが・・・

11/23(日本時間午前4時)に公表される10月FOMC議事要旨では、12月の追加利上げを完全に織込むと見られていますが、ドル円は先週末のNY市場で111円95銭まで、さらに週明けの東京市場では一時111円89銭まで円高が進んでいます。

先週末、昨年の米大統領選に絡むロシア関連疑惑を巡り「特別検察官がトランプ陣営幹部に召喚状」といった報道に加え、税制改革法案を巡る議会上院での行方に不透明感が出ており、ドルの重石となっていると見られています。また、米国の実質金利の低迷も大きく影響しているように思われます。

また、11/15に発表された米10月消費者物価指数では、変動の激しいエネルギーや食料品を除いたコア指数が前年比+1.8%となりました。

来年2月に退任するイエレンFRB議長の後任となるパウエル理事も、緩やかな金利上昇により金融政策の正常化を継承する方針と見られているものの、シカゴ連銀が「信用」、「リスク」、「レバレッジ」の3つのカテゴリー毎に分類し、総計105の変数を用いて算出される『全米金融環境指数(NFCI)」は先週-0.93まで低下し、金融環境が緩和的水準に置かれていることを物語る結果となりました。

全米金融環境指数(NFCI)
  • ※出所:シカゴ連銀
米長期金利が上昇するのか注目!

10/27に発表された米7-9月期GDP速報値は、前期比年率+3.0%と前期(+3.1%)に続いて2四半期連続で3.0%成長を上回ったほか、失業率も4.1%と16年10ヵ月ぶりの低水準まで改善が進んでいます。好調な米国経済に支えられ、企業収益も好調さを継続しており、企業の設備投資も積極的に推し進めることが可能な経済環境にあると言えます。

こうした状況にもかかわらず、FRBの掲げるインフレ率2%の目標には届いていないばかりか、「急速にインフレが加速するような状況にない」との見方が金利上昇にブレーキをかけているようです。

今週公表されるFOMC議事要旨や、来週早々にも公表される感謝祭(23日)後から始まる本格的なクリスマス商戦での個人消費の結果次第で、米長期金利が上昇するのか注目です。

米 債券利回り
  • ※出所:SBIリクイディティ・マーケット社

米債券市場を見ると、2年債利回りが上昇傾向にある一方、10年債利回りは伸び悩んでおり、長短金利差が縮小傾向(長短金利のフラットニング)に進んでいます。

通常、長短金利差の逆転が生じると景気が失速する兆候の一つとされていますが、前述したとおり2四半期連続で3.0%を上回る成長率や歴史的な低失業率、さらに史上最高値圏にあるNYダウをはじめとするNY株価指数を見ると、債券市場(金利の世界)だけが異様に映ります。

単にヘッジファンドの決算に伴うポジション調整の影響に過ぎないのか、あるいは経済指標に表れない消費者心理が予想以上に保守的になっているのか、明確な理由が見えません。

それだけに、11/23の感謝祭明け以降本格化するクリスマス商戦が債券市場の転機につながり、再度債券市場が正常化(フラットニングからスティープニング)に向かうのか、FOMC議事要旨の公表を含めて注目されます。

すなわち、ドル円は111円台後半で底打ちを確認し、年末に向けて円安基調に戻ることができるのか、微妙な局面に差し掛かっているのかもしれません。

FX口座開設FXお取引

コツコツ外貨を積立てる「積立FX」!詳しくはこちらをご覧ください!

ご注意事項

  • 取引手数料は無料です。
  • 外国為替保証金取引(SBI FX α)の1取引単位は1,000通貨〜1,000万通貨単位となります。
  • 個人のお客さまの必要保証金は取引金額に下記のレバレッジコース毎の保証金率を乗じた金額になります。
    「ローレバレッジ1倍コース:100%」
    「ローレバレッジ3倍コース:33%」
    「ローレバレッジ5倍コース:20%」
    「スタンダードコース:10%」
    「ハイレバレッジ25コース:4%(※)」
    (必要保証金の額の約1倍〜25倍の取引が可能です。)

    ※高レバレッジ取引の可能な通貨ペアは原則として当社が指定する主要通貨ペアに限定されます。

  • 法人のお客さまの必要保証金は金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率(保証金率)を取引金額に乗じて得た金額になります。
    為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

    ※保証金率は毎週見直し、適用される保証金率は取引サイト等であらかじめお知らせいたします。

  • 外国為替保証金取引(積立FX)は、1通貨単位から取引が可能です。
    必要保証金は取引金額に保証金率33.334%〜100%を乗じた金額になります。(必要保証金の額の約1倍〜約3倍までの取引が可能です。)
  • 本取引は、取引額(約定代金)に対して少額の必要保証金をもとに取引を行うため、必要保証金に比べ多額の利益を得ることもありますが、その一方で短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。
  • 本取引は、通貨等の価格又は金融指標の数値の変動により損失が生ずるおそれがあり、かつその損失の額が預託した保証金の額を上回ることがあります。
  • 本取引は元本及び利益が保証されるものではありません。
  • スワップポイントは金利情勢の変化等により変動しますので、将来にわたり保証されるものではありません。
  • 取引レートは2Way方式で買値と売値は同じでなく差があります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.