SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2017-11-24 14:29:18

マーケット > レポート > 特集レポート >  107.3円まで進んだドル安 その理由は?

107.3円まで進んだドル安 その理由は?

2017/09/12
提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ドル円は一時107円32銭まで下落。その理由は?

米国では北朝鮮情勢に加え「ハービー」や「イルマ」といった大型ハリケーンによる経済に対する影響が懸念されています。
ハリケーン被害によって7-9月期GDPを0.2%程度低下させるとの見通しのほか、10-12月期GDPにも影響が残るとの懸念があります。

ハリケーン被害により、米経済への影響が一段とインフレ期待を後退させる可能性が高く、先週末時点での9月FOMCでの利上げ確率は僅か0.6%、さらに12月FOMCでの利上げ確率も26.9%まで低下しています。

さらに、先週10月の退任を発表したフィッシャーFRB副議長は、もともと利上げに前向きなタカ派の重鎮の一人とされていました。フィッシャーFRB副議長の退任や、来年2月に任期を迎えるイエレンFRB議長が退任することになれば、金融政策の正常化への道筋が後退するとの懸念も米長期金利の低下の一因となっています。9/8(金)の米債券市場では、10年債利回りが一時昨年11月以来となる2.01%まで低下し、ドル円も昨年11月以来の107円32銭まで円高が進みました。

9/12には、北朝鮮リスクの若干の落ち着きと、ハリケーン「イルマ」の被害が想定を下回るとの予想でドル円は109.50円と、ドル高に振れていますが、値動きの激しい状況が続いています。

米10年債利回り 6ヵ月間の推移 (日足)
  • ※出所:Quants Research Inc.

一方、ユーロは対ドルで1.2091ドルまで上昇し、2015年1月以来の高値を更新、堅調な値動きを続けています。 ECB関係筋によると、現在実施している毎月600億ユーロの資産買入れは今年12月で終了し、来年以降の資産買入れについては、毎月400億ユーロもしくは200億ユーロまで減額するほか、資産買入れ期間を来年6月、もしくは9月まで延長することが検討されているとの報道も聞かれています。

ユーロ/米ドル 推移 (日足)
  • ※出所:FX総合分析チャート
ドル安の背景

① 10月の退任を表明したFRBフィッシャー副議長は利上げに前向きなタカ派の重鎮の一人であり、フィッシャー副議長の退任は積極的な金融政策の後退につながるとの思惑 ⇒ ドル売り

② ハリケーン「イルマ」のフロリダ上陸で、ハリケーン「ハービー」と合わせた被害額の拡大懸念により、米国経済の下振れ警戒感の高まり ⇒ 米長期金利の低下、ドル売り

③ 北朝鮮の地政学リスクの高まり ⇒ ドル売り、円買い

対北朝鮮、国連安保理 制裁決議の結果を受けて、北朝鮮の動きに注意

日本時間9/12未明に採決された国連安保理での対北朝鮮制裁決議の結果を受けて、北朝鮮が新たな挑発行為を行うのではとの懸念も聞かれています。

制裁決議は、中国、ロシアを含む全会一致で採択されました。石油精製品などの輸出制限を実施し、石油精製品の北朝鮮向けの輸出を3割減らす内容となりました。
当初は全面禁輸を盛り込んだトランプ米大統領の言う「最強の決議案」でしたが、厳しい制裁に難色を示す中国とロシアに米国が譲歩するかたちとなりました。

今後、米朝の睨み合いが続き米軍の対北朝鮮重視の姿勢が長期化することになれば、ロシアの東欧に向けた軍事力強化や中国の海洋進出に対する米国からの圧力低下につながることになりかねません。それだけに対北朝鮮には表向き「対話による解決」を強調するものの実質的には北朝鮮の放任につながっているようにも見受けられます。

米経済指標次第では一段のドル安・円高・ユーロ高の可能性も・・・

9/14(木)には米8月消費者物価指数、9/15(金)には米8月小売売上高が発表されます。
これらの指標が予想を下回り、インフレ期待を一段と低下させる結果となれば、米国の長期金利の低下につながりかねません。
特に米10年債利回りが2.0%を割込むことになれば、ドル円が直近の下値である107円32銭を下回り、一段の円高・ドル安が進む可能性もあり、結果が注目されています。

米消費者物価指数(コア) 前年比(%)
  • ※出所:SBIリクイディティ・マーケット
米小売売上高 前年比(%)
  • ※出所:SBIリクイディティ・マーケット
今すぐFX口座を開設
FX取引サイトへ

コツコツ外貨を積立てる「積立FX」!詳しくはこちらをご覧ください!

ご注意事項

  • 取引手数料は無料です。
  • 外国為替保証金取引(SBI FX α)の1取引単位は1,000通貨〜1,000万通貨単位となります。
  • 個人のお客さまの必要保証金は取引金額に下記のレバレッジコース毎の保証金率を乗じた金額になります。
    「ローレバレッジ1倍コース:100%」
    「ローレバレッジ3倍コース:33%」
    「ローレバレッジ5倍コース:20%」
    「スタンダードコース:10%」
    「ハイレバレッジ25コース:4%(※)」
    (必要保証金の額の約1倍〜25倍の取引が可能です。)

    ※高レバレッジ取引の可能な通貨ペアは原則として当社が指定する主要通貨ペアに限定されます。

  • 法人のお客さまの必要保証金は金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率(保証金率)を取引金額に乗じて得た金額になります。
    為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

    ※保証金率は毎週見直し、適用される保証金率は取引サイト等であらかじめお知らせいたします。

  • 外国為替保証金取引(積立FX)は、1通貨単位から取引が可能です。
    必要保証金は取引金額に保証金率33.334%〜100%を乗じた金額になります。(必要保証金の額の約1倍〜約3倍までの取引が可能です。)
  • 本取引は、取引額(約定代金)に対して少額の必要保証金をもとに取引を行うため、必要保証金に比べ多額の利益を得ることもありますが、その一方で短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。
  • 本取引は、通貨等の価格又は金融指標の数値の変動により損失が生ずるおそれがあり、かつその損失の額が預託した保証金の額を上回ることがあります。
  • 本取引は元本及び利益が保証されるものではありません。
  • スワップポイントは金利情勢の変化等により変動しますので、将来にわたり保証されるものではありません。
  • 取引レートは2Way方式で買値と売値は同じでなく差があります。

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • 積立サマリー
  • 国内株式 強力なサポートツール7選
  • 成績表

PR


ページトップへ

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.