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2019-09-15 17:07:21

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米利上げタイミングを占う重要指標、4月雇用統計の予想を確認!

2017/05/02
提供:SBIリクイディティ・マーケット社

米4月雇用統計
(非農業部門雇用者数前月比/失業率  等)
発表時間: 
5/5(金)21:30(日本時間)
前回値: 
+9.8万人 / 4.5%
事前予想: 
+19.0万人 / 4.6%
UstreamでLIVE配信!

5/5(金)21:15頃
スタート!

前回 結果のふり返り

4/7に発表された前回の3月雇用統計では 、景気動向を敏感に反映する非農業部門雇用者数が+9.8万人となり、市場予想の+18.0万人を大きく下回り、昨年5月以来の低い伸びとなりました。

1、2月の雇用者数の伸びは安定的とされる+20.0万人を上回り堅調に改善してきただけに、予想を下回る結果を受けて労働市場が悪化に転じたのではないかという懸念から、発表直後はドル売りに反応しました。

ただ、失業率は前回から0.2ポイント低下の4.5%に改善し、2007年5月以来、9年10ヵ月ぶりの低水準となったことや、インフレ率が上向くなかで賃金も徐々に上昇していることから、FRBによる6月の追加利上げの流れは変わらないとの見方から、ドルを買い戻す動きも見られました。その後、米当局者の発言を受けてドル買いが加速し、一時111.36まで上昇しています。

前回 雇用統計発表時のドル/円(10分足)
  • ※出所:FX総合分析チャート

今回の予想と注目ポイントを確認!

 

11月

12月

1月

2月

3月

4月市場予想

非農業部門雇用者数(万人)

16.4

15.5

21.6

21.9

9.8

19.0万人

失業率(%)

4.6

4.7

4.8

4.7

4.5

4.6%

時間給賃金 前月比(%)

0.0

0.3

0.2

0.3

0.2

0.3%

時間給賃金 前年比(%)

2.7

2.9

2.6

2.8

2.7

2.7%

労働参加率(%)

62.9

62.7

62.9

63.0

63.0

--

※出所:SBIリクイディティ・マーケット

※市場予想は5/2現在の予想平均値

今回の雇用統計注目ポイントは?

【1】 前月の就業者数の落込みは一時的な現象か
【2】 時間給賃金の結果から、6月の米利上げ観測が高まるか
【3】 ドル円は112円台を回復するか?4/17の108円13銭を下値に円高局面の終了となるか
【4】 完全雇用(失業率:4.5%)状態の中で、就業者数の改善があるか

今回の非農業部門雇用者数の市場予想は5/2現在、+19.0万人となっており、平均以上の改善(直近6ヵ月平均が+16.3万人、3ヵ月平均が+17.8万人)が予想されています。

前回は、雇用者数の伸びが昨年5月以来の大幅な減速となりましたが、その結果が一時的だったのかどうかがポイントとなります。前回は悪天候のため「就業不能となった非農業部門雇用者数」が過去の月平均と比較して+15%となっており、天候要因が雇用者数の伸びに影響したとの見方もあります。

そのため、今回の発表で雇用者数の伸びが改善していれば、前月の落ち込みは一時的であったと結論付けられます。ただ、最近の米国の経済指標はさえない結果が続いており、マーケットでは年内の米利上げ回数に消極的な見方も出始めています。

雇用者数の伸びが引き続き低迷する場合は、利上げ期待の後退が意識され、ドルは軟調な動きとなる可能性も考えられます(5/2時点では、金利先物市場における5月の利上げ予想確率は13.3%、6月は69.7%で推移)。

下振れが続いている米経済指標

【3月小売売上高】 前月比-0.2%と2ヵ月連続のマイナス
【3月消費者物価指数】 前月比-0.3%と2016年2月以来のマイナス
【1-3月期GDP速報値】 前期比+0.7%と前期の+2.1%から成長率鈍化
内訳の個人消費支出は+0.3% と前期の+3.5%から低下
一方、設備投資は前期+0.9%から+9.4%へ大幅改善

【その他注目材料】北朝鮮情勢、韓国大統領選、イラン大統領選はアジア発のリスクとなるか?

先週末には、国連安保理で北朝鮮の核問題をテーマに閣僚級会議が開催されました。

ティラーソン米国務長官は、「北朝鮮に新たな圧力をかけるべき時が来た」、「米国が目指すのは北朝鮮の新体制ではない」と述べています。一方で、ティラーソン米国務長官と個別に会談した中国・王毅外相は、「緊張の緩和には対話が重要である」として軍事的圧力を高める米国をけん制しています。

米韓合同演習は終了したものの、米国は北朝鮮の軍事行動をけん制するために艦隊の派遣・駐留を続けています。
日本の連休中に、米国、北朝鮮が何らかの行動を取る可能性はゼロではない一方、平和的解決に向けた糸口が見えてきた場合にはリスクオン志向の高まりを背景にして急速に円安が進む可能性もあり、北朝鮮情勢を巡るヘッドラインには注意が必要です。

そして5/9(火)の韓国大統領選挙にも注目です。北朝鮮との対話・協調路線を表明している共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)候補と、国民の党から出馬している安哲秀(アン・チョルス)候補との一騎打ちの様相で票集めの争いが進んでいます。

安候補は文候補よりも親米姿勢を示しており、北朝鮮の核問題に真剣に取り組むとしています。現時点では文候補の支持率が安候補の支持率を上回っており、文候補が勝利した場合の対北朝鮮、対米、対日外交戦略がどうなるか懸念されます。

さらに5/19にはイランの大統領選も続きます。現職の穏健派ロウハニ大統領を保守強硬派のライシ師が追う展開となっています。反米路線を掲げるライシ師が大統領選に勝利することになれば、米国をはじめ国際社会との対立が深まるとの懸念から中東情勢が不安定化するといわれています。それだけにイランの大統領選を巡る報道にも今後注目です。

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