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2019-10-22 15:20:05

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【9/4(金)21:30米雇用統計(予定)】相場予想は!?

2015/9/2
提供:SBIリクイディティ・マーケット社

米8月雇用統計
(非農業部門雇用者数前月比/失業率  等)
発表時間
9/4(金)21:30(日本時間)
前回値
+21.5万人 / 5.3%
事前予想
+21.7万人 / 5.2%

今回の雇用統計で「決定的な証拠」となるような“明確な”結果が示されれば、9月利上げの期待感が高まり、ドルを押し上げる可能性も考えられる。ただ、前回並みの結果では・・・

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  • 事前予習動画コンテンツ「米国雇用統計のポイント」

前回発表時(8/7)の主要通貨の動きをチャートで振り返る

米ドル/円
米ドル/円
  • ※出所:FX総合分析チャート 15分足
ユーロ/円
ユーロ/円

※出所:FX総合分析チャート 15分足

ユーロ/米ドル
ユーロ/米ドル

※出所:FX総合分析チャート 15分足

雇用統計直前予想レポート

8/7に発表された7月の米雇用統計では、景気動向を敏感に映す非農業部門雇用者数が市場予想を下回る結果となったことを受けて、発表直後のドル/円は124.30円まで下げる動きとなった。ただ、失業率は横ばいの5.3%だったが、非農業部門雇用者数で過去2ヵ月分が合計で+1.4万人上方修正されたことや、7月までの直近3ヵ月平均が23.5万人(6月まで22.6万人、5月まで18.8万人)となり、景気回復の目安とされる20万人を大きく超えていることを好感して、ドル/円は125.06円まで反発する動きとなった。ただ、FRBが模索する年内の利上げ開始を占う上では、ややインパクトに欠けるとの見方もあり、上値は限定的となった。その後は、米国債利回りが長短全体的に低下したことや、原油価格が下落する動きとなったこと、また夏季休暇の本格化を前にしたポジション調整などの動きなどもあり、ドル/円は124.10まで下げる動きとなった。

図:米ドル/円 5分足
米ドル/円 5分足

※出所:FX総合分析チャート

非農業部門雇用者数は、6月分が+22.3万人から+23.1万人に、5月分が+25.4万人から+26.0万人にそれぞれ上方修正された。民間部門の雇用者数は+21.0万人となり、市場予想を若干下回り、前回からも伸び幅が縮小した。製造業、建設、流通、レジャーは前月から伸び幅が拡大、金融は横ばい、サービス、小売りは若干低下となった。一方、原油安に伴う設備・人員の縮小が続く鉱業は引き続きマイナスだった。
フルタイムで働きたいのにパートの仕事しか見つからない人や、求職活動を諦めた人も含めた広義の失業率(U6)は、10.4%と0.1ポイント改善、また、5月、6月とやや上昇傾向にあった10代の失業率も16.2%と前月より1.9ポイント低下しており、労働市場の緩みが解消しつつあることを裏付ける結果も見られた。ただ、失業期間が半年以上の長期失業者は、前月比+5.9万人の218万人となり、失業者全体に占める割合は26.9%(前回25.8%)とやや上昇した。

表:統計結果と今回の市場予想

 

8月市場予想

7月

6月

5月

4月

3月

2月

1月

失業率(%)

5.2

5.3

5.3

5.5

5.4

5.5

5.5

5.7

非農業部門雇用者数(万人)

21.7

21.5

23.1

26.0

18.7

11.9

26.6

20.1

民間部門雇用者数(万人)

20.5

21.0

22.7

25.2

18.9

11.7

26.1

20.2

製造業部門雇用者数(万人)

0.5

1.5

0.2

0.6

0.0

0.6

0.3

1.7

※出所:SBIリクイディティ・マーケット作成
※市場予想は9/1現在の予想平均値

今回の市場予想は、最近の予想と比較しても控え目な予想となっている。前回の結果や、雇用の減退期でもある8月の統計であることも考慮すれば、あまり強気になれないと考えられる。そして、9月のFOMCを直前に控えて、今回の雇用統計は特に注目度が増している。前回の結果を受けて、9月利上げの予想確率は、統計発表前の47%から52%に上昇するなど、期待感が高まっていた。しかし、中国経済の減速懸念に端を発した世界的な株価下落の影響が大きく、9月の利上げ期待はやや後退してしまった。その後、株価は値を戻す動きとなったものの、判断は難しくなっている。
イエレンFRB議長は、労働市場の回復を示す「決定的な証拠」を利上げ条件のひとつに挙げているが、今回の雇用統計で「決定的な証拠」となるような“明確な”結果が示されれば、9月利上げの期待感が高まり、ドルを押し上げる可能性も考えられる。ただ、前回並みの結果では物足りなさも残るだろう。雇用統計の結果では、細かい数値を見極めることも必要だろうが、今回は特に雇用者数の伸びと、賃金の一段の伸びが見られるかどうかに焦点を当ててみたい。

米雇用統計 非農業部門雇用者数月次推移(米労働省発表)
米雇用統計 非農業部門雇用者数月次推移(米労働省発表)
  • ※乖離=実績値-予想値
  • ※左軸:実績値、予想値 右軸:乖離
  • ※Market Win24のデータを元にSBI証券が作成

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