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2019-10-17 20:10:54

マーケット > レポート > <2014年FINAL!>大きく動く!?12/5(金)米雇用統計22時半(予定)

<2014年FINAL!>大きく動く!?12/5(金)米雇用統計22時半(予定)

2014/12/3
提供:SBIリクイディティ・マーケット社

米11月雇用統計
(非農業部門雇用者数前月比/失業率  等)
発表時間
12/5(金)22:30(日本時間)
前回値
+21.4万人 / 5.8%
事前予想
+22.8万人 / 5.8%

11月7日に発表された10月の米雇用統計(速報、季節調整済み)では、景気動向を敏感に映す非農業部門雇用者数が+21.4万人となり、市場予想の+23.5万人を下回る結果となった。一方、失業率は5.8%と前月から0.1ポイント低下し、2008年7月以来6年3ヵ月ぶりの低水準となった。非農業部門、民間部門の雇用者数の伸びが・・・

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前回発表時(11/7)の主要通貨の動きをチャートで振り返る

米ドル/円
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  • ※出所:FX総合分析チャート 15分足
ユーロ/円
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豪ドル/円
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雇用統計直前予想レポート

11月7日に発表された10月の米雇用統計(速報、季節調整済み)では、景気動向を敏感に映す非農業部門雇用者数が+21.4万人となり、市場予想の+23.5万人を下回る結果となった。一方、失業率は5.8%と前月から0.1ポイント低下し、2008年7月以来6年3ヵ月ぶりの低水準となった。非農業部門、民間部門の雇用者数の伸びが市場予想を下回る結果となったことを受けて、ドル/円は114円台中盤まで下げる動きとなった。しかし、過去2ヵ月分の結果が上方修正され、9ヵ月連続で20万人の大台を上回ったことや、失業率が改善されたことを好感して、一時115円台まで値を戻す動きも見られた。ただ、その後はポジション調整の動きも加わり、やや軟調な展開が続いた。

図:米ドル/円 5分足
米ドル/円 5分足

※出所:総合分析チャート

民間部門の雇用者数は+20.9万人、製造業は+1.5万人、建設業は+1.2万人、サービス部門は+18.1万人となり、一時雇用を含む企業向け専門職が引き続き好調で、小売りや観光・娯楽、教育・健康など幅広い業種で拡大した。ただ、情報産業は-0.4万人となった。また、政府部門では、郵政公社の人員削減が響いて連邦政府は減ったものの、州と地方とも就業者が増え、全体ではプラスとなった。そして、非農業部門雇用者数は、9月が+24.8万人から+25.6万人に、8月は+18.0万人から+20.3万人にそれぞれ上方修正された。

週の労働時間、時間当たりの給与がわずかに増加したものの、上昇ペースは依然として緩やかであり、インフレが急に進むような気配は足元では見られない。一方、失業期間が半年以上に及ぶ長期失業者は前月からやや減少したが、引き続き失業者全体の32.0%(前月31.2%)と依然大きな割合を占めており、雇用者数の伸びだけでなく、労働市場全般の改善が今後の課題となる。

表:統計結果と今回の市場予想

 

11月市場予想

10月

9月

8月

7月

6月

5月

4月

失業率(%)

5.8

5.8

5.9

6.1

6.2

6.1

6.3

6.3

非農業部門雇用者数(万人)

23.0

21.4

25.6

20.3

24.3

26.7

22.9

30.4

民間部門雇用者数(万人)

22.3

20.9

24.4

20.0

23.9

26.0

22.8

27.8

製造業部門雇用者数(万人)

1.5

1.5

0.9

0.3

2.4

2.1

1.5

0.9

※出所:SBIリクイディティ・マーケット作成
※市場予想は12月2日現在の予想平均値

ここ数ヵ月の雇用統計の結果からすれば、11月の市場予想は“良からず、悪しからず”といった予想である。非農業部門雇用者数が9ヵ月連続で20万人の大台を上回っていることや、失業率が3ヵ月連続で改善していることから、市場の予想通りの結果となったとしても、ややインパクトには欠ける。ただ、11月の指標結果を踏まえれば、それほど強気にもなれず、妥当な線だろう。

そして、労働時間や賃金上昇のペースは依然緩やかで懸念が残るものの、労働市場は全般的に改善が進んでいる。そのため、注目される非農業部門雇用者数の伸びが+20万人台後半程度の伸びとなるか、+20万人台前半でも、賃金上昇ペースや労働参加率など懸念が残る部分の数字が改善すれば、良好と判断するだろう。

また、雇用統計の結果を受けて、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げ時期に対する思惑も交錯する。雇用回復の継続が示されれば、利上げ時期が前倒しされるとの思惑も強まり、ドルを押し上げる一因となるだろう。ただ、逆の結果となる場合には、最近の円安の動きの反動につながる可能性にも警戒する必要があるだろう。

米雇用統計 非農業部門雇用者数月次推移(米労働省発表)
非農業部門雇用者数
  • ※乖離=実績値-予想値
  • ※左軸:実績値、予想値 右軸:乖離
  • ※Market Win24のデータを元にSBI証券が作成

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