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2020-09-25 09:43:31

マーケット > レポート > 投資環境ウィークリー > COVID-19が米国に本格上陸。市場を救うラストリゾート役は誰が担う?

COVID-19が米国に本格上陸。市場を救うラストリゾート役は誰が担う?

2020/3/10
提供:三菱UFJ国際投信

荒武 秀至の今週の注目ポイント!

  • 米FRBは0.5%の緊急利下げも予断許さぬ金融市場
  • COVID-19は米国本土への本格上陸で金融市場は新局面へ
  • 金融市場のラストリゾート(最後の担い手)は財政か?

「投資環境ウィークリー」3月9日号より抜粋

PDFです。新しいウィンドウで開きます。 「投資環境ウィークリー」全文はこちら(PDF)

3つの柱の第一の柱が揺らぐ恐れ

■ 米FRB緊急利下げも予断許さぬ金融市場
新型肺炎ウイルス(COVID-19)は先週、米国本土に本格上陸、カリフォルニア州やニューヨーク州では感染拡大受け非常事態宣言が発令されました。こうした中、9日の日本時間ではドル円が$1=102円台に下落、米株はFRB(連邦準備理事会)の緊急利下げで週間騰落率がプラスとなったものの、依然として予断許さぬ状況です。

■ COVID-19米上陸で市場は新局面へ
COVID-19の米国への本格上陸で、世界の金融市場は新たな局面を迎えたとみています。これまで世界の株式市場や金融市場を支え、そして先行きのリスク資産上昇の拠り所でもある「3つの柱」のうち最も重要な第一の柱、「米国の個人消費」が揺らぐ恐れがあるためです。
アジア諸国と同様、米国内の財・サービスの供給が今後滞ったり人の移動が制限されれば、米国民には恐らく初めての経験、消費者心理、個人消費への影響は未知数です。現状は「第一の柱」が折れ世界的景気後退に陥るか、あるいは底堅く堪えるかの瀬戸際と言えそうです。

■ 市場のラストリゾート(最後の担い手)は財政?
3つの柱のうち、第3の「世界的な金融緩和の持続」は先週米FRBが強化、今週はECB(欧州中銀)が追随するか注目されます。第2の柱である「中国景気」に関しては、いまや経済の反発力が注目される段階にあり、今週10日の各種経済指標で確認できるか注目しています。
緊急利下げを講じたFRBも市場のラストリゾートとならず、最後は財政の力が必要かもしれません。(徳岡)

今週の主要経済指標と政治スケジュール

3/7(土)
  • (中)1-2月 貿易額
  • (米ドル、前年比)
    輸出 12月:+7.9%、1-2月:▲17.2%
    輸入 12月:+16.5%、1-2月:▲4.0%
3/9(月)
  • (日)2月 10-12月期 実質GDP(2次速報、前期比年率)
    7-9月期:+0.1%
    10-12月期:▲7.1%(1次速報:▲6.3%)
3/10(火)
  • (米)大統領選挙 予備選挙(ミシガン州など6州)
  • (米)2月 NFIB中小企業楽観指数
    1月:104.3、2月:(予)102.5
  • (中)2月 消費者物価(前年比)
    1月:+5.4%、2月:(予)+5.2%
  • (中)2月 生産者物価(前年比)
    1月:+0.1%、2月:(予)▲0.3%
  • (中)2月 社会融資総額(*)
    1月:+5兆674億元
    2月:(予)+1兆6,000億元
  • (中)2月 マネーサプライ(M2、前年比)(*)
    1月:+8.4%、2月:(予)+8.5%
3/11(水)
  • (米)2月 消費者物価(前年比)
    総合 1月:+2.5%、2月:(予)+2.2%
    除く食品・エネルギー
    1月:+2.3%、2月:(予)+2.3%
  • (豪)3月 消費者信頼感指数
    2月:95.5、3月:(予)NA
3/12(木)
  • (欧)ECB(欧州中銀)理事会
    リファイナンス金利:0.00%→(予)0.00%
    預金ファシリティ金利:▲0.50%→(予)▲0.60%
    限界貸出金利:+0.25%→(予)+0.25%
  • (欧)ラガルドECB総裁 記者会見
3/13(金)
  • (米)3月 消費者信頼感指数(ミシガン大学、速報)
    2月:101.0、3月:(予)96.4

注)(日)日本、(米)米国、(欧)ユーロ圏、
    (豪)オーストラリア、(中)中国、
    (他)その他、を指します。
     日程および内容は変更される可能性があります。

出所) 各種情報、Bloombergより当社経済調査室作成

注)MSCI WORLD、MSCI EM、S&P先進国REIT指数は米ドルベース。
       原油は1バレル当たり、金は1オンス当たりの価格。
       騰落幅、騰落率ともに2020年2月28日対比。

出所) MSCI、Bloombergより当社経済調査室作成

     

注)上記3図の直近値は2020年2月28日時点。

出所)Bloombergより当社経済調査室作成

当資料に関してご留意頂きたい事項

  • 当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客さまご自身の判断でなさるようお願いいたします。
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