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2019-11-13 13:14:23

マーケット > レポート > 投資環境ウィークリー > 米中摩擦、EU離脱問題への警戒が弱まるなか、肝心の主要国景気は?

米中摩擦、EU離脱問題への警戒が弱まるなか、肝心の主要国景気は?

2019/11/6
提供:三菱UFJ国際投信

荒武 秀至の今週の注目ポイント!

  • 米ISM非製造業指数と消費者信頼感指数が無難な内容なら、年末商戦への期待は保たれる見通し
  • 不振のドイツに回復の兆しは?製造業受注や鉱工業生産に注目
  • 市場に広がる米中協議への楽観論、トランプ大統領の心変わりには要注意

「投資環境ウィークリー」11月5日号より抜粋

PDFです。新しいウィンドウで開きます。 「投資環境ウィークリー」全文はこちら(PDF)

先進国製造業の復調が待たれる

■ 英国EU離脱延期、米利下げで市場に安心感
10月の金融市場はリスク選好の流れでした。米中交渉の進展期待に加え、先週はEU(欧州連合)が英国の離脱期限延長を承認、米国が追加利下げを実施し安心感が広がった印象です。ただし10月の米ISM指数や中国PMIなど主要国指標は冴えない景気の現状を裏付ける内容です。

■ 製造業→サービス業の減速波及リスクに注意
景気について、その大半を占めるサービス業が安定している間は過度の悲観も不要ですが、製造業不振が長引けば企業が雇用・投資を抑制、内需が冷えサービス業にも波及する可能性が高まります(上図)。こうした負の連鎖を阻止すべく、一刻も早い製造業復調が待たれます。

■ 製造業復調は新興国加速シナリオにも不可欠
世界的なリスク選好を背景に、IMF(国際通貨基金)が示すように景気加速期待の高い新興国の金融市場も堅調です。ただし、新興国は今なお成長の原動力として製造業(輸出)の重要度が高いため、良好な市場環境を保つには主要国の内需安定が絶対条件とみます。(瀧澤)

今週の主要経済指標と政治スケジュール

11/5(火)
  • (米)カプラン・ダラス連銀総裁 講演
  • (米)カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁 講演
  • (米)バーキン・リッチモンド連銀総裁 講演
  • (米)9月貿易収支(通関ベース、季調値)
    8月:▲549億米ドル、
    9月:(予)▲524億米ドル
  • (米)10月ISM非製造業景気指数
    9月:52.6、10月:(予)53.5
  • (豪)金融政策決定会合
    キャッシュ・レート:0.75%
    →(予)0.75%
11/6(水)
  • (米)エバンス・シカゴ連銀総裁 講演
  • (米)ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁 講演
  • (米)ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁 講演
  • (独)9月製造業受注(前月比)
    8月:▲0.6%、9月:(予)+0.1%
11/7(木)
  • (米)カプラン・ダラス連銀総裁 講演
  • (米)ボスティック・アトランタ連銀総裁 講演
  • (欧)ECB経済報告
  • (独)9月鉱工業生産(前月比)
    8月:+0.3%、9月:(予)▲0.4%
11/8(金)
  • (日)9月景気動向指数(CI、速報)
    先行 8月:91.9、9月:(予)92.2
    一致 8月:99.0、9月:(予)101.0
  • (米)デーリー・サンフランシスコ連銀総裁 講演
  • (米)ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁 講演
  • (米)ブレイナードFRB理事 講演
  • (米)11月消費者信頼感指数(ミシガン大学、速報)
    10月:95.5、11月:(予)95.5
  • (豪)四半期金融政策報告
  • (中)10月貿易額(米ドルベース、前年比)
    輸出 
    9月:▲3.2%、10月:(予)▲4.2%
    輸入 
    9月:▲8.5%、10月:(予)▲7.7%
11/9(土)
  • (中)10月消費者物価(前年比)
    9月:+3.0%、10月:(予)+3.4%
  • (中)10月生産者物価(前年比)
    9月:▲1.2%、10月:(予)▲1.5%

注)(日)日本、(米)米国、(欧)ユーロ圏、
    (独)ドイツ、(豪)オーストラリア、
    (中)中国、を指します。
     日程および内容は変更される可能性があります。

出所) 各種情報、Bloombergより当社経済調査室作成

注)MSCI WORLD、MSCI EMは現地通貨、S&P先進国REIT指数は米ドルベース。
    原油は1バレル当たり、金は1オンス当たりの価格。
    騰落幅、騰落率ともに2019年10月25日対比。
    日本の株式・リート・10年国債利回りの直近値は2019年11月1日時点。
出所) MSCI、Bloombergより当社経済調査室作成

注)上記3図の直近値は2019年11月4日時点。
    日経平均株価と日本10年国債利回りのみ同年11月1日時点。
出所)Bloombergより当社経済調査室作成

当資料に関してご留意頂きたい事項

  • 当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客さまご自身の判断でなさるようお願いいたします。
  • 当資料に示す意見等は、特に断りのない限り当資料作成日現在の三菱UFJ国際投信経済調査部の見解です。また、三菱UFJ国際投信が設定・運用するファンドにおける投資判断がこれらの見解に基づくものとは限りません。
  • 当資料に示されたコメント等は、当資料作成日現在の見解であり、事前の連絡なしに変更されることがあります。
  • 本資料は当社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、完全性等について保証・約束するものではありません。

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