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世界低成長時代を迎え非伝統的金融政策が常態化 − 弱めの米国雇用統計で利上げ先送りか

2016/09/06
提供:三菱UFJ国際投信

荒武 秀至の今週の注目ポイント!

  • 弱めの米国雇用統計うけ、9月FRB利上げは先送りか?
  • 利上げは早期にしたいが何回も利上げできない、FRBのジレンマ
  • 量的緩和とマイナス金利の矛盾を抱える日銀金融緩和

「投資環境ウィークリー」9月5日号より抜粋

PDFです。新しいウィンドウで開きます。 「投資環境ウィークリー」全文はこちら(PDF)

今月20-21日に日銀金融政策決定会合と米国FOMC(連邦公開市場委員会)を控え、市場は動きづらい展開です。先週発表された米国ISM製造業の軟化(7月52.6→8月49.4)に加え、雇用統計8月も前月を下回る内容となりました。非農業部門雇用者増加数は+15.1万人(前月+27.5万人)、失業率は4.9%(同4.9%)、平均時給は前月比+0.1%、前年比+2.4%(同前月比+0.3%、前年比+2.7%)と総じて弱めの内容をうけ、今月ではなく12月FOMCに利上げは先送りされる確度が高まりました。ただ、今後発表される6日のISM非製造業・7日の地区連銀経済報告・15日の小売売上高などを包括的に見極めたうえで決定されるので、9月の可能性も残ります。
米連銀の本音は「利上げは早期にしたいが、長期的には何回も利上げできない」ということのように思います。まず早期に利上げしたい理由としては、(1)失業率4.9%と完全雇用に達し賃金上昇する前に予防的利上げをしたい、(2)外生ショック等で追加的金融緩和が必要な場合に備え利下げ余地を確保したい、(3)経済・雇用が良好で利上げできる環境のうちに利上げしたい、が挙げられます。そのために、FRB高官が9月利上げの場合でも市場を驚かせないように、最近相次いで利上げの可能性も示唆し、市場に少しづつ織り込ませたと思われます。ただし、ドル高・中国景気・英国EU離脱も見極めたうえで利上げしないと、将来、逆に利下げに追い込まれることは避けたいので、慎重に検討している状態といえます。
他方、長期的には生産性低下に伴い潜在成長率が低下するなか、何回も利上げできないことも予見しているようです。FOMC参加者の多数派見通しでは、昨年9月時点では3.75%としていたFF金利の最終着地点は断続的に引き下げられ、今年6月には3.0%、これが将来的には2.0%程度まで順次引き下げられる見通しです。ということは、現行0.25-0.5%のFF金利誘導目標を3年程度かけて2.0%に引き上げるには年間0.5%ずつ、即ち0.25%幅の利上げを年2回実施することが想定されます。その意味で、利上げすれども市場に容認される緩慢なペースと判断されます。

今週焦点は、黒田日銀総裁講演・G20・米国地区連銀経済報告・ECB理事会です。
◆日本:5日の黒田総裁講演に注目です。2013年4月からの量的質的金融緩和は当初、円安・株高・デフレスパイラル脱却で奏功した一方、マネタリーベースを増やしても次第に政策効果は漸減、低成長常態化・信用創造機能低下・期待インフレは伸び悩み、実質金利(名目金利−期待インフレ率)の低下を目標過程とした日銀政策の限界を露呈しました。日銀国債購入に札割れリスクが迫り、量的緩和に限界が迫るなか、再び金利政策に戻りマイナス金利を実施したものの、当座預金膨張を導く量的緩和政策と当座預金への罰則としてのマイナス金利政策との矛盾が表面化しています。20-21日の総括的検証を前に、黒田総裁講演に注目です。
◆4-5日G20首脳会議:世界低成長・中国供給過剰・英EU離脱が論点です。(荒武)

今週・来週の主要経済指標と政治スケジュール

9/5(月)

(日)黒田日銀総裁 講演
(米)レーバーデーの祝日で休場

9/6(火)

(米)ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁 講演
(米)8月 米供給管理協会(ISM) 非製造業景気指数
7月:55.5
8月:(予)55.0
(豪)金融政策決定会合
キャッシュレート:1.5%⇒(予)1.5%
(他)スウェーデン 金融政策決定会合(〜6日)
レポ金利:▲0.5%⇒(予)▲0.5%
(他)ASEAN関連首脳会議(〜8日)

9/7(水)

(米)ベージュブック(地区連銀経済報告)
(英)カーニーBOE総裁 講演
(豪)4-6月期 実質GDP(前期比)
1-3月期:+1.1%
4-6月期:(予)+0.4%
(中)8月 外貨準備高
7月:3兆2,011億ドル
8月:(予)3兆1,900億ドル

9/8(木)

(日)中曽日銀副総裁 講演
(日)4-6月期 実質GDP(2次速報、前期比年率)
1-3月期:+2.0%
4-6月期:(予)+0.2%(1次速報:+0.2%)
(日)7月 経常収支(季調値)
6月:+1兆6,484億円、7月:(予)+1兆5,737億円
(日)8月 景気ウォッチャー調査
現状 7月:45.1、8月:(予)45.5
先行き 7月:47.1、8月:(予)46.4
(欧)欧州中央銀行(ECB)理事会
リファイナンス金利:0.0%⇒(予)0.0%
限界貸出金利:0.25%⇒(予)0.25%
預金ファシリティ金利:▲0.4%⇒(予)▲0.4%
(欧)ドラギECB総裁 記者会見

9/9(金)

(米)ローゼングレン・ボストン連銀総裁 講演
(欧)ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)
(欧)EU財務相非公式会合(〜10日)
(中)8月 消費者物価(前年比)
7月:+1.8%、8月:(予)+1.7%
(中)8月 生産者物価(前年比)
7月:▲1.7%、8月:(予)▲1.0%

注)上記の日程及び内容は変更される可能性があります。

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