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2018-09-19 13:47:31

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【そうだったのか!ETF徹底解剖】第16回 ETFで作るコア・サテライト・ポートフォリオ

2018/6/13

ETFはあらゆる投資戦略に活用できる投資ツールであるといっても過言ではないでしょう。また、投資信託などのその他の金融商品と組み合わせてポートフォリオを作るのにも適しています。本稿では、ETFを用いた一般的なポートフォリオの組成方法であるコア・サテライト・ポートフォリオのアイデアについて幾つか解説していきたいと思います。コア・サテライトとは、コア(核)となるポートフォリオを構築した上で、サテライト(衛星)として特定の目的に沿った戦略を付け加えるというポートフォリオの構築方法です。

時価総額加重コア+スマートベータサテライト

低コストの(時価総額でウェイト付けをした)時価総額加重ETFをコアにしつつ、(配当などで加重することにより、時価総額加重よりも効率的な運用を目指した)スマートベータETFを追加的に持つことで、より高いリターンを狙ったり、ある特定のリスクを低減したりすることを目指したものです。この方法はコスト効率に優れたやり方であるともいえます。たとえば、時価総額加重ETFのコアポートフォリオに、インカムを高めるための配当加重(または高配当)ETFを加えたり、金利上昇リスクをヘッジしながらインカムを取得するために金利ヘッジ付のハイイールドのETFを加えたりします。また、ロングショート型のオルタナティブETFをサテライトとして一部保有するような方法も考えられます。

時価総額加重コア+スマートベータサテライトのイメージ

スマートベータコア+時価総額加重サテライト

スマートベータの効率性をより生かすためにスマートベータETFをコアとして利用します。スマートベータETFもさまざまな種類がありますが、コアとして利用するのであればあまりテーマにフォーカスしすぎたものよりも、幅広い市場を時価総額ではない指標(配当額や利益額など)で加重しているようなものを選ぶほうがよいでしょう。(あまり銘柄の分散されていないETFをコアとしてしまうと、分散効果が期待できません。銘柄数がかなり絞られたようなETFについては、サテライトとして利用するべきです。)その上で、追加的により投資したい市場の時価総額加重ETFをサテライトとして用いて、市場全体に関する見通しをポートフォリオに反映させるという方法です。こちらはコアとして保有したスマートベータETFを中心に、高いリターンの効率性を期待したポートフォリオであるといえます。

スマートベータコア+時価総額加重サテライトのイメージ

スマートベータコア+スマートベータサテライト

さらには、コアのスマートベータポートフォリオに、サテライトでより特化型のスマートベータETFを付け加えるという方法もあるかもしれません。先進国の配当加重ETFや利回り強化型の総合債券ETFをコアにしつつ、インドの利益加重のETFや金利ベア型のハイイールド債券ETFなどを付け加えるなどさまざまな工夫が可能です。

コアに向いているETF、サテライトに向いているETF

ポートフォリオを組む際に気をつけなければいけないことは、サテライトに用いるようなETFをコアにしてしまうことでしょう。例えば、特定の国の特定のセクターに特化したものだけを(他の国や地域と組み合わせてコアとするのではなく)単体でコアとしてしまうことは避けるべきです。コアにはなるべく幅広く分散投資をしているETFを用いるほうがよいでしょう。これは時価総額加重であろうが、スマートベータであろうが同じことです。一方で、サテライトについては、市場見通しに応じた適切なものを選ぶ必要があります。中国のテクノロジーの期待が高いという見通しに基づいて中国株のETFを用いたとしても、パフォーマンスの冴えない中国の国有企業が中心となっているような旧来型のETFでは期待通りのパフォーマンスにならないかもしれません。このような場合は、そのような国有企業を除いているようなETFを用いるべきでしょう。

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著者

渡邊 雅史(わたなべ まさふみ)

ウィズダムツリー・ジャパン株式会社 ETFストラテジスト

アクセンチュアにて金融機関向けコンサルティング業務に携わった後、バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現ブラックロック・ジャパン)にポートフォリオマネジャーとして入社。その後、ETF部門のストラテジストを務める。金融ベンチャー企業に参画した後、2016年より現職。ETF及びETF市場の分析や、機関投資家及び個人投資家に対するETFを用いた運用戦略の立案・提案業務などに幅広く携わっている。慶應義塾大学総合政策学部卒、早稲田大学大学院ファイナンス修士(MBA)。著書に『計量アクティブ運用のすべて』、『ロボアドバイザーの資産運用革命』(ともに共著、金融財政事情研究会)、訳書に『ETFハンドブック』(金融財政事情研究会)がある。

渡邊 雅史

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