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2024-04-16 10:58:49

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“米国株警戒シグナルの一方、次世代主役候補銘柄も”

2024/2/20
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:笹木 和弘

“米国株警戒シグナルの一方、次世代主役候補銘柄も”

  • 「ようやく」と言うべきか。米国株市場に高値警戒に関する幾つかの重要なシグナル・注意報が発信され始めたのかもしれない。
  •  第1に、半導体大手エヌビディア(NVDA)の最新の半導体「HGX H100」の認定パートナーを取得している世界3社のサーバーメーカーの一つであるスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)の株価の動きだ。同社株は1月半ばの300ドル近辺から上げ足を速め、2/15に1000ドルを超えた。その翌日、取引開始直後に1077ドルの高値を付けた後で同日中に800ドル近辺まで約25%下落した。14日間の上げ幅(前日比)の合計を同じ期間の上げ幅合計と下げ幅合計を足した数字で割って算出する「相対力指数(RSI)14日」で終値が2/5以降に90%を超える買われ過ぎだったことからすれば自然な調整下落とみられるものの、今週も続くようであれば生成AI(人工知能)関連のAI半導体メリット銘柄で割高に買われた銘柄全体に連鎖するリスクも想定される。
  • なお、AI半導体テーマの本丸と目されるエヌビディアの決算発表が2/21(現地時間)に予定されている。2割を超える同社の中国向け売上比率が米国政府による対中国輸出規制の度重なる強化で影響を受ける可能性もあることから無条件で楽観できるものでもないだろう。
  • 第2に、アップル(AAPL)の株価が終値の200日移動平均を下回りつつある点である。2/16終値が182.31ドル、200日移動平均が183.00ドルとほぼ同水準ながら、著名投資家ウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハザウェイが10-12月期にアップル株を一部売却したことが明らかとなった。アップルがEU圏内向けのiOSでApp Store以外でのアプリ配布と決済提供手段を認めたことも同社エコシステムの土台に関わるものとして軽視できない点だろう。
  •  他方、次の時代に向けて楽しみな企業も見え始めた。第1に、米国ウィークリー2024年1月30日号の「銘柄ピックアップ」で取り上げたトレードデスクA(TTD)は決算発表を受けて2/16終値が前日比17.5%上昇。同社のAIを活用した広告プラットフォームは、取引手数料の透明性を高めて手数料削減に繋がることで大手広告主からの支持を広げている。アルファベット(GOOGL)メタ・プラットフォームズ(META)アマゾン・ドット・コム(AMZN)などの広告事業と異なる事業モデルでシェアを奪う可能性もあるだろう。
  • 第2に、エンタメ業界では昨年9/29、ラスベガスに球体型複合アリーナ施設「スフィア」がオープン。超高帯域幅で膨大なデジタル情報を配信することで画期的な娯楽体験を可能にするものとして世界の度肝を抜いた。過剰投資との懸念も聞かれる一方、新時代の予感をもたらすものでもあろう。(笹木)
  • 2/20号では、ウイズダムツリー欧州株クオリティ配当成長株ファンド(EUDG)インフォシス(INFY)マーベル・テクノロジー(MRVL)メタネックス(MEOH)スフィア・エンターテインメント(SPHR)ロブロックス(RBLX)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびダウ平均構成銘柄騰落率(2/16現在)

主要企業の決算発表予定

2月20日(火)ウォルマート、メドトロニック、ホーム・デポ、キーサイト・テクノロジーズ、シーザーズ・エンターテインメント、セラニーズ、コスター・グループ、インターナショナル・フレーバー&フレグランス、パロアルト・ネットワークス、ダイヤモンドバック・エナジー、パブリック・ストレージ、エクスペディターズインターナショナルオブワシントン、アレジオン、センターポイント・エナジー
2月21日(水)エヌビディア、アナログ・デバイセズ、マラソン・オイル、ホスト・ホテル・アンド・リゾート、ノードソン、モザイク、シノプシス、アンシス、エッツィ、APA、ガーミン、ベリスク・アナリティクス、ナイソース、エクセロン
2月22日(木)メルカドリブレ、インシュレット、コテラ・エナジー、インテュイット、アメレン、ライブ・ネーション・エンタテインメント、EOGリソーシズ、エジソン・インターナショナル、ブッキング・ホールディングス、コパート、LKQ、ニューモント、アイアンマウンテン、プール、キューリグ・ドクターペッパー、PG&E、パイオニア・ナチュラル・リソーシズ、ドミニオン・エナジー、クアンタ・サービシーズ、エンタジー、テレフレックス、ビルダーズ・ファースト・ソース、モデルナ
2月23日(金) ワーナーブラザース・ディスカバリー、コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ
2月26日(月)ONEOK、SBAコミュニケーションズ、AES、PSEG、ワークデイ、ドミノ・ピザ、フィデリティナショナルインフォメーションサービシズ

主要イベントの予定

2月20日(火)
  • 米景気先行指標総合指数(1月)
2月21日(水)
  • 米アトランタ連銀総裁が会議で開会のあいさつ、米FOMC議事要旨(1月30、31日開催分)、米下院の中国特別委ギャラガー委員長が台湾訪問の見通し、米2年変動利付債入札、米20年債入札、G20外相会合(ブラジル・リオデジャネイロ、22日まで)
2月22日(木)
  • 米ジェファーソンFRB副議長講演と質疑応答、米フィラデルフィア連銀総裁が講演、米クックFRB理事が基調講演、米ミネアポリス連銀総裁がパネル討論会に参加、米30年インフレ連動債入札、米民間企業の無人月着陸船「ノバC」が月面への着陸試みる
  • シカゴ連銀全米活動指数(1月)、新規失業保険申請件数(2月17日終了週)、米S&Pグローバル製造業・サービス業・総合PMI(2月)、米中古住宅販売件数(1月)
2月24-25日(土・日)
  • 米共和党サウスカロライナ州予備選
2月26日(月)
  • 米新築住宅販売件数(1月)、ダラス連銀製造業活動(2月)
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

ウイズダムツリー欧州株クオリティ配当成長株ファンド(EUDG)市場:NYSEArca・・・年4回分配金(3・6・9・12月) 

  • 欧州市場にて配当支払を行う成長性ある企業に投資することを目的とし、高配当利回り・大型優良株で構成。ウィズダムツリー欧州株クオリティ配当成長インデックスに連動する投資成果を目指す。
  • 2/16終値で時価総額71.49百万USD、過去1年間の分配金単価合計額(ネット)は0.68USD。組入れ上位5銘柄は、仏ファッション複合企業LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン、スペイン衣料品販売のインドゥストリア・デ・ディセニョ・テクスティル、スイス食品メーカーのネスレ、スイス製薬バイオのノバルティス、英消費財のユニリーバである。
  • 昨年末終値から2/16終値までの騰落率(インカムゲインを除く)は、同ETFが▲0.2%に対し、ダウ工業株30種平均が+2.5%、S&P500株価指数が+4.9%、ナスダック100が+5.1%。また、高配当支給の米国企業で構成される指数に連動した投資成果を目指すiシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)は+2.6%。利下げ開始時期で米FRBよりも欧州中央銀行(ECB)のハト派見通しが強まりつつある。

インフォシス(INFY)市場:NYSE・・・2024/4/18に2024/3期4Q(1-3月)の決算発表を予定 

  • 1981年設立。インドのバンガロールが本拠の世界有数のITコンサルティング・ソフトウエア受託開発企業。幅広い業界にアプリケーション開発、製品共同開発、システム実用化などサービス提供。
  • 1/11発表の2024/3期3Q(10-12月)は、売上高が前年同期比0.1%増の46.63億USD、純利益が同8.4%減の7.34億USD。営業利益率が同0.99ポイント低下も、大口案件のTCV(合計契約金額)が同71%増の32億USDへ拡大したこともあり、フリーキャッシュフローが同15.5%増の6.65億USDへ伸長。
  • 通期会社計画を上方修正。為替の影響除く売上高を前期比1.5-2.5%増(従来計画1.0-2.5%増)、営業利益率を21-22%(同:20-22%)とした。米MSCIは2/29取引終了後、全世界株指数「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」から中国株66銘柄(8%)を除外。代わって同じ新興市場のインド株組入れ銘柄が増える公算。生成AI(人工知能)活用ソフトウェア開発受託ニーズが追い風となろう。

マーベル・テクノロジー(MRVL)市場:NASDAQ・・・2024/3/7に2024/1期4Q(11-1月)の決算発表を予定 

  • 1995年設立の半導体製造企業。通信ネットワーク向けIC(集積回路)およびHDD用ストレージ装置向けアプリケーションを扱う。2021年に同業インファイおよびデータセンター関連イノビウムを買収。
  • 11/30発表の2024/1期3Q(8-10月)は、売上高が前年同期比7.7%減の14.18億USD、非GAAPの調整後EPSが同28.1%減の0.41USD。生成AI(人工知能)普及を受けたクラウドコンピューティング拡大でデータセンター向けが回復に転じ、前四半期比では5.8%増収、調整後EPSが24.2%増益と改善。
  • 2024/1期4Q(11-1月)会社計画は、売上高が前年同期比▲5〜+5%の13.49-14.91億USD、調整後EPSが同▲11〜+11%の0.41-0.51USD。データセンター向け売上高は3Q(売上比率39%)が前年同期比11%減も前四半期比21%増と足元改善のなか、4Q会社予想が前四半期比30%超。同社は生成AI向け半導体2強のエヌビディア(NVDA)アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)と提携が強み。

メタネックス(MEOH)市場:NASDAQ・・・2024/4/26に2024/12期1Q(1-3月)の決算発表を予定 

  • 1968年設立のメタノール(主に天然ガスから生成された透明な液体汎用化学品)を世界の主要市場で生産・販売するカナダ企業。中国では石炭から生成されたメタノールを生産・販売する。
  • 1/31発表の2023/12期4Q(10-12月)は、売上高が前年同期比6.5%減の9.22億USD、非GAAPの調整後EPSが同28.8%減の0.52USD。総販売量が同8.1%増も平均実現販売価格が同13.7%下落が響いた。前四半期比では平均実現販売価格が6.3%上昇、売上高が12.0%増、調整後EPSが26倍。
  • 2024/12通期会社計画は生産量が前期比22%増の810万トン。4Q生産量実績は前年同期比16.6%増の177.9万トンと堅調。2050年までカーボンニュートラル実現に向けて室温でCO2をメタノールに変換する技術開発が進展。生産を増やすほどCO2が減少し基礎的素材の供給増に繋がることから重要性が高まりつつある。特に海運業界で注目度が高く、同社も日本の商船三井と提携。

スフィア・エンターテインメント(SPHR)市場:NYSE・・2024/5/10に2024/6期3Q(1-3月)の決算発表予定 

  • 2006年設立のエンターテイメント企業。旧「マディソン・スクェア・ガーデン・エンターテイメント」からライブエンターテイメント事業とブッキング事業が分離独立。23年9月にラスベガスに球体アリーナ「スフィア」をオープン。
  • 2/5発表の2024/6期2Q(10-12月)は、売上高が前年同期比97.0%増の3.14億USD、非GAAPの調整後営業利益が前年同期の▲13.2百万USDから51.4百万USDへ黒字転換。人気ロックバンド「U2」の「スフィア」開幕公演成功もあり、スフィア事業は売上高1.67億USD、調整後営業利益14百万USD。
  • スフィアの建設コストは23億USDも、オープン後の約2ヵ月でスフィア事業の調整後営業黒字化を達成。U2によるスフィアでの公演は今年1/26〜3/2まで15公演を予定し、3Qも堅調な推移が期待される。昨年11月にラスベガスで開催のF1グランプリもスフィアの球体施設を広告媒体として最大限に活用と、仮想(拡張)現実の没入体験を伴った未来のエンターテイメントとして大きな可能性を示した。

ロブロックス(RBLX)市場:NYSE・・2024/5/10に2024/12期1Q(1-3月)の決算発表予定 

(注)日足の始値と終値をローソク足で表示。「始値>終値(陰線)」なら、「始値<終値(陽線)」なら

  • 2004年設立。様々な遊び方ができるゲーミング・プラットフォームを提供。他のユーザーが作ったゲームで遊ぶだけでなく、自分でゲームを開発・公開して、アイテム購入などの課金設定もできる。
  • 2/7発表の2023/12期4Q(10-12月)は、売上高が前年同期比29.5%増の7.50億USD、純利益は総営業費用が同25.5%増(11.05億USD)と嵩み、前年同期の▲2.89億USDから▲3.23億USDへ赤字幅拡大。他方、繰延収益を含む非GAAPの契約ベース調整後EBITDAは同41.9%増の2.59億USD。
  • 2024/12通期会社計画は、繰延収益含む調整後売上高が同18-22%増の41.4-42.8億USD、契約ベース調整後EBITDAが同58-66%増の6.80-7.15億USD。4Q平均日次稼働ユーザー数(DAU)が前年同期比18%増に加え、1DAU当たり平均調整後売上高が同3%増と堅調。Robloxは米国16歳未満子どもの約半数がプレイと伝えられるほか、仮想空間「メタバース」への期待も高まりつつある。
  • (※)決算発表の予定は2/16現在であり、変更される可能性があります。

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