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2021-06-21 07:43:51

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  “主要株価の200日移動平均、半導体業界の新潮流”

“主要株価の200日移動平均、半導体業界の新潮流”

2021/5/18
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:笹木 和弘、李一承

“主要株価の200日移動平均、半導体業界の新潮流”

  • 米国株式市場は、5/11発表の3月の雇用動態調査(JOLTS)が2000年12月の統計開始以降で最高を記録したのに続き、5/12発表の4月の米消費者物価指数(CPI)で総合指数が前年同月比4.2%上昇と約12年半ぶりの大幅な伸びとなったことを受けて、インフレ懸念を嫌気して大幅な下落となった。それに続く5/13発表の米生産者物価指数も総合指数が同6.2%上昇と2010年以来の大幅な伸びとなったものの、前年同月のコロナ禍直後との比較といった特殊要因による一時的なものとの見方が台頭して買戻しが優勢となった。その結果、5/14終値で見るとS&P500業種別およびNYダウ平均株価構成銘柄は総じて前週末終値からの動きが小幅に収まった。
  • 現状は、景気循環・バリュー銘柄の比率が高いNYダウ平均株価が昨年3/23の安値18,213ドルから今年5/10まで上昇トレンドを保って推移していると見受けられる。これに対し、高PERのハイテク・グロース銘柄の比率が高いナスダック総合指数は昨年3/23の安値から今年2/16の14,175ポイントまで上昇後、3/5の12,397ポイントまでの下落を経て4/29に14,211ポイントの史上最高値まで上昇するなど、今年2月以降は概ね高値圏での揉みあいで推移。ナスダックに占めるウェートが高いアルファベット(GOOG)アップル(AAPL)フェイスブック(FB)アマゾン・ドットコム(AMZN)マイクロソフト(MSFT)テスラ(TSLA)の株価(日足終値)と200日移動平均との乖離率の推移を見ると、5/14時点でアルファベットが約26%、マイクロソフトが約11%、フェイスブックが約14%とプラスに乖離しているのに対し、アップル、アマゾン、およびテスラは同乖離率がゼロ近辺となっている。特に、後者3銘柄の株価終値の200日移動平均が前日比プラスを維持できるかどうかは重要なポイントだろう。プラスを維持できるとするならば、株価が同移動平均を下回るタイミングは押し目買いのチャンスとなり得よう。
  • インテル(INTC)が200億ドルを投じてアリゾナ州に新工場を新設してファンドリー事業へ本格参入すると発表したのに続き、5/6、IBM(IBM)が同社研究部門で製造した300ミリウェーハ上で2nm(ナノメートル、ナノは10億分の1)プロセスチップを生み出したと発表。従来の7nmプロセッサと比較して約45%の性能向上、同じ性能レベルで約75%の電力削減になるとしている。インテルはIBMの技術開発に係るパートナー企業の1社とされ、両社は半導体業界のゲームチェンジャーとなる可能性もあろう。IBMはフィラデルフィア半導体(SOX)指数の構成銘柄ではなく、半導体関連としてはノーマークの存在。また、高配当利回り銘柄の側面もあり、注目されよう。(笹木)
  • 5/18号では、アプティブ(APTV)エスティ・ローダー(EL)エンフェーズ・エナジー(ENPH)MINISO Group Holding Ltd(MNSO)サーモフィッシャーサイエンティフィック(TMO)ユニオン・パシフィック(UNP)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(5/14現在)

主要企業の決算発表予定

5月18日(火)テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエア、ステリス、携程旅行網[トリップドットコムグループ]、ウォルマート、百度[バイドゥ]、ホーム・デポ、網易[ネットイース]
5月19日(水)キーサイト・テクノロジーズ、シスコシステムズ、シノプシス、Lブランズ、コパート、アドバンス・オート・パーツ、ターゲット、ロウズ、アナログ・デバイセズ、TJX、JDドットコム
5月20日(木)アプライド・マテリアルズ、ロス・ストアーズ、ラルフローレン、ホーメルフーズ
5月21日(金) ディア、ピンドゥオドゥオ、VF

主要イベントの予定

5月18日(火)
  • ダラス連銀総裁がアトランタ連銀オンラインイベントに参加、
  • 米住宅着工件数(4月)
5月19日(水)
  • FOMC議事要旨(4月27、28日開催分)、セントルイス連銀総裁がオンラインイベントで講演、アトランタ連銀総裁がブルームバーグ・ビジネスウィーク主催イベントに参加
5月20日(木)
  • 米商務長官が世界的半導体不足巡る協議、
  • 新規失業保険申請件数(15日終了週)、フィラデルフィア連銀製造業景況指数(5月)、米景気先行指標総合指数(4月)
5月21日(金)
  • 米韓首脳会談(ワシントン)、グローバル・ヘルス・サミット(ローマ)
  • 米中古住宅販売件数(4月)、マークイット製造業・サービス業・コンポジットPMI(5月)
5月24日(月)
  • シカゴ連銀全米活動指数(4月)
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

アプティブ(APTV)市場:NYSE・・・2021/7/30に2021/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定 

  • 1994年設立の自動車部品の設計・製造を手掛ける大手部品メーカー。電装、高電圧関連を手掛ける信号・電力ソリューション部門と自動運転システムなどを手掛ける先端セキュリティ部門を展開。
  • 5/6発表の2021/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比24.7%増の40.23億USD、Non-GAAPの調整後純利益が同74.0%増の3.01億USD。主力の信号・電力ソリューションが電気自動車(EV)など高電圧に対応する電化製品の受注増を受けて同29.7%増収。先端セキュリティ部門は同12.1%増収。
  • 通期会社計画を据え置いた。売上高(中間値)が前期比18.1%増の154.25億USD、調整後EPSが同72.7-98.5%増の3.35-3.85USD。車載半導体不足懸念に伴う受注先送りにより、1Q末受注残が前四半期末比30.7%減の52億USDに減少したが、今年の世界新車販売についてEVシフトや中国市場の回復で前年比約10%成長を見込むなか、同社の高電圧製品が同55-60%増収の見通し。(李)

エスティ・ローダー(EL)市場:NYSE・・・2021/8/19に2021/6期4Q(4-6月)の決算発表を予定 

  • 1946年に創業の高級化粧品メーカー。買収を通して「エスティ・ローダー」、「クリニーク」ほか25種類を超 えるブランドを世界約 150 の国・地域で展開。百貨店、免税店のほか、Eコマースにも注力。
  • 5/3発表2021/6期3Q(1-3月)は、売上高が前年同期比15.5%増の38.64億USD、Non-GAAPの調整後純利益が同89.7%増の5.99億USD。コロナ禍に伴うマスク着用によりメイクアップ部門が同11.2%減収だが、スキンケア部門が同31.1%増収とカバーした。中国市場が同2桁台増収と全体を牽引。
  • 2021/6通期会社計画は、売上高が前期比11-12%増収。調整後EPSが同45.4-47.8%増の6.05-6.15USD。3QのEコマースチャンネル売上高が2年前に比べて2倍に拡大するなど、同社はEコマースを中国市場と並ぶ成長ドライバーと見ている。新型コロナワクチン接種の普及に伴う外出・出社機会の増加により、口紅やファンデーションなど化粧をする機会が世界的に増加すると見込まれる。(李)

エンフェーズ・エナジー(ENPH)市場:NASDAQ・・・2021/8/4に2021/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定 

  • 2006年設立。住宅向けに包括的エネルギーソリューションを提供。太陽光発電用機器、蓄電池のほか、太陽光発電の出力最適化・直流から交流に変換するマイクロインバーター(MI)を製造する。
  • 4/27発表の2021/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比46.8%増の3.02億USD、Non-GAAPの調整後純利益が同51.7%増の7,870万USD。MIの出荷量が同21.9%増の830メガワット(出荷台数245万台)と業績に寄与。蓄電池の出荷量も前四半期比30%増の42メガワットと成長拡大を示した。
  • 2021/12期2Q (4-6月)の会社計画は、売上高(中間値)が前年同期比2.5倍の3.0-3.2億USD。調整後粗利益率が38.0-41.0%(前期実績39.6%)。同社はMIの2023年市場規模を20年比2.1倍と見込むなか、海外での増産で年末までに四半期当たり400-500万台の出荷を目指す方針。また、2Qの蓄電池出荷量が40-50メガワットの見通し。クリーン・エネルギー関連の成長株として注目される。(李)

MINISOGroupHoldingLtd(MNSO)市場:NYSE/ADR・・・2021/5/19に2021/6期3Q(1-3月)の決算発表を予定 

  • 2013年設立の中国雑貨販売企業で最大の10元店を展開。「名創優品」としても知られる「MINISO」や「メイソウ」ブランドでフランチャイズ雑貨店を展開し、2020年末時点で世界で4,514店舗を展開。
  • 2/25発表2021/6期2Q(10-12月)は、売上高が前年同期比18.1%減の22.98億元、調整後純利益が同78.5%減の8,396万元。国内市場が横ばいのなか、コロナ禍による海外店舗閉鎖を受けて海外売上高が同51.3%減の4.69億元となった。元高に伴い為替差損(6,690万元)が膨らみ大幅減益。
  • 2021/6期3Q(1-3月)の会社計画は、売上高が前年同期比34.7-47.0%増の22.0-24.0億元。2/25時点で海外1,746店舗のうち1,593店が営業を再開。2Q末店舗数が前年同期比303店増となったなか、今年は年間で海外200店舗の新規出店の方針。昨年末、デザイナーズトイ「TOP TOY」ブランドを新たに投入。「ハローキティ」、「NARUTO -ナルト」、ディズニーなど人気キャラクター販売に注力。(李)

サーモフィッシャーサイエンティフィック(TMO)市場:NYSE・・・2021/7/22に2021/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定 

  • 2006年にThermo ElectronとFisher Scientificが合併・発足した科学機器・試薬・分析大手。生命科学ソリューション、分析機器、特殊診断用製品、実験用製品サービスの4事業セグメントを営む。
  • 4/29発表の2021/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比59.0%増の99.06億USD、Non-GAAPの調整後純利益が同2.4倍の28.65億USD。生命科学ソリューションの収入が同2.4倍ほか、特殊診断用製品の収入が同68.8%増。新型コロナワクチンの普及に伴い検査需要の拡大が増収に寄与。
  • 2021/12通期会社計画を上方修正。売上高を同10.5%増の356億USD(従来計画351億USD)、調整後EPSを同12.4%増の21.97USD(同21.62USD)した。既存事業に係る内部成長の加速のほか、メサ・バイオテックの買収効果(2.25億USD)などが主な増収要因。今年4月、臨床試験受託のPPDを174億USDで買収すると発表。コロナ特需が一巡後も、M&Aによるシナジー効果が期待される。(李)

ユニオン・パシフィック(UNP)市場:NYSE・・・2021/7/23に2021/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定 

(注)日足の始値と終値をローソク足で表示。「始値>終値(陰線)」なら緑、「始値<終値(陽線)」なら赤。

  • 1862年に創業。米西海岸や中西部の23州を拠点に貨物鉄道輸送を展開。鉄道ネットワークの総延長は32,200(2019年)マイルに及び、太平洋岸と湾岸港を中西部と米東部のゲートウェイと結ぶ。
  • 4/22発表の2021/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比4.4%減の50.01億USD、純利益が同9.0%減の13.41億USD。貨物輸送量が同1%減と、前四半期の同3%増から悪化したことを受けて、工業製品が同12.6%減収のほか、半導体不足を背景として自動車が同14.7%減収が響いた。
  • 2021/12通期の会社見通しは、新型コロナワクチン接種の普及、中国の穀物輸出需要増、Eコマース拡大等を受けて貨物輸送量を前期比6.0%増と、1月時点の同4.0-6.0%増から引き上げたほか、新車販売量が前年比14.3%増、自動車輸送量が同6%増と見込む。コロナ禍に起因したサプライチェーン混乱に伴い、輸送費など物流コストが上昇基調で推移。同社の業績へ追い風となろう。(李)
  • (※)決算発表の予定は5/14現在であり、変更される可能性があります。
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