5月5日(火) | FMC、アリスタネットワークス、プルデンシャル・ファイナンシャル、ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー、デボン・エナジー、KLA、アクティビジョン・ブリザード、エレクトロニック・アーツ、SBAコミュニケーションズ、オキシデンタル・ペトロリアム、ベリスク・アナリティクス、リパブリック・サービシズ、ウエスタンユニオン、ハウメット・エアロスペース、イリノイ・ツール・ワークス、マラソン・ペトロリアム、ニューモント、ウエストロック、リジェネロン・ファーマシューティカルズ、トレイン・テクノロジーズ、シールド・エアー、インサイト、アメテック、シスコ、ヘンリーシャイン、IPGフォトニクス、デュポン・ド・ヌムール、ザイレム |
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5月6日(水) | エベレスト・リー・グループ、フォーティネット、メットライフ、エクイニクス、エセックス・プロパティー・トラスト、ミッド・アメリカ・アパートメント・コミュニティーズ、アルベマール、アンシス、アトモス・エナジー、エバジー、マラソン・オイル、CFインダストリーズ・ホールディングス、パイオニア・ナチュラル・リソーシズ、フォックス、ジェイコブズ・エンジニアリング・グループ、アメリプライズ・ファイナンシャル、アパッチ、アメリカン・ウォーター・ワークス、ウェルタワー、TモバイルUS、UDR、ゼネラル・モーターズ(GM)、フリアーシステムズ、ウエイスト・マネジメント、センチュリーリンク、ゾエティス、ジェニュイン・パーツ、ディスカバリー、オールステート、ボルグワーナー、アレクシオン・ファーマシューティカルズ、ペイパル・ホールディングス、グローバル・ペイメンツ、CVSヘルス、アメリカン・エレクトリック・パワー |
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5月7日(木) | リージェンシー・センターズ、デジタル・リアルティー・トラスト、EOGリソーシズ、コグニザント・テクノロジー・ソリューションズ、メトラー・トレド・インターナショナル、ファイサーブ、アライアント・エナジー、モトローラ・ソリューションズ、フリートコア・テクノロジーズ、フローサーブ、コルボ、センターポイント・エナジー、ボール、レイセオン・テクノロジーズ、ベクトン・ディッキンソン、バイアコムCBS、AES、ブリストル・マイヤーズスクイブ、エクセル・エナジー、マイクロチップテクノロジー、ハンティントン・インガルス・インダストリーズ、Otis Worldwide Corp、NRGエナジー、ガートナー、ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス、ダナハー |
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5月8日(金) | エクセロン、ブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ、Carrier Global Corp、PPL |
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5月11日(月) | インターナショナル・フレーバー&フレグランス、カーディナルヘルス、ジンマー・バイオメット・ホールディングス、アンダーアーマー |
5月5日(火) | - 米シカゴ 連銀総裁のメディアへの会見
- 米貿易収支 (3月)、ISM非製造業総合景況指数 (4月)
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5月6日(水) | |
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5月7日(木) | - 米フ ィラデルフィア連銀総裁がバーチャル討論に参加
- 米新規失業保険申請 件数 (5月2日終了週)、米消費者信用残高 (3月)
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5月8日(金) | |
S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(4/29現在)
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米原油生産量は3/13から4/24まで減少傾向にあるが、米原油在庫は1/10から4/24まで15週連続で増加している。原油在庫減少のためには生産量の更なる減少が必要だろう。
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WTI原油先物(期近物)は4/20に1バレルマイナス37.63ドルの終値を付けたが、4/22の限月間スプレッドは大幅な期近安・期先高(コンタンゴ)となった。期近物の価格は2/21から4/22にかけて下落する一方、コンタンゴの限月間スプレッドが大幅に拡大。受渡決済を伴う商品先物は、在庫保管コストが掛かる分、コンタンゴになりやすい。
期近物価格がマイナスになったのは現物受渡ができないWTI連動型ETFが最終決済日を前に期近物の売却を余儀なくされた面もある。差金決済で最終決済を行うTOCOMの原油先物なども注目されよう。また、限月間スプレッドの縮小を予想する市場参加者が期近買い・期先売りの取引を増やすことにより、期近物価格の上昇が期待されよう。
WTI原油先物の期近安・期先高〜期近の買建て・期先の売建てが有利か?
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フェイスブック(FB)、アップル(AAPL)、アマゾン・ドットコム(AMZN)、ネットフリックス(NFLX)、アルファベット(GOOGL)などのFAANG銘柄を中心とした売買高の多いテクノロジー企業から構成されるNYSE FANG+指数、およびS&P500株価指数の過去3年の推移を見ると、NYSE FANG+のパフォーマンスがS&P500を概ね上回って推移していることが分かる。
NYSE FANG+をS&P500(ともに日足終値)で割った倍率は4/24に1.222倍の過去最高倍率となった。新型コロナウイルス感染による株式市場の下落後も米国株投資の物色が少数の巨大ITプラットフォーマーへ集中する傾向が示されている。2020/12期1-3月決算発表後もこの傾向が続くのか、あるいは物色の変化が見られるのかが注目されよう。
NYSEのFANG+指数〜巨大プラットフォーマーへの物色集中が強まる
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米S&P500株価指数のオプション価格を基に算出するVIX指数は先物がCBOE(シカゴ・オプション取引所)に上場されており、4/22の限月間スプレッドは期近高・期先安(バックワーデーション)である。ただし、バックワーデーションの限月間スプレッドは3/23から縮小している。
株式投資は一般的に長期のほうが短期よりも価格変動が大きくなりやすいことから、VIX指数先物の期近高・期先安の解消を見込んだ期近売り・期先買い取引の増加により、VIX指数が低下しやすい面は要注意だろう。また、VIX指数先物連動ETF価格とVIX指数の推移が乖離する要因として、主に期近安・期先高において期近物から期先物へのロールオーバーの費用が嵩むことが挙げられよう。
VIX指数先物の期近高・期先安〜買い方ロールオーバーは有利なのか?
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2020/3以降、新型コロナウイルス感染拡大に伴い金融市場が混乱する中、基軸通貨である米ドル需要が極端に高まった。その後はFRBによる金融緩和策が実施されたことにより米ドル供給懸念が和らぎ、日本の金融機関が円から米ドルを調達するコストを示すベーシススワップは2020/3中旬までのマイナス拡大から反転。2020/4以降はプラスに転じた。これは円から米ドルを調達することにコストが掛からず逆にプレミアムが発生するまで米ドル供給が余剰であることを示す。
また、FRBは既に2019/9以降、量的縮小からバランスシート拡大政策へ転換していたが、日銀の対FRB総資産額の倍率は2020/3下旬以降、急激に低下し、足下は0.9倍を下回った。これらの環境変化が今後のドル円相場を動かす要因になりやすい点には要注意だろう。
ドル円相場を巡る環境の変化〜ドル安に傾き易い要因が増えてきたか?
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