SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2019-10-22 02:54:51

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  “混乱続く?2019年の政権運営と相場動向”

“混乱続く?2019年の政権運営と相場動向”

2018/12/26
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、増渕 透吾

“混乱続く?2019年の政権運営と相場動向”

  • 2019年の米国のトランプ政権の運営及び相場は、引き続き波乱の展開が予想される。トランプ大統領は、公約を実行し株価上昇を自らの功績として自画自賛してきた。歴史的大幅減税を盛り込んだ税制改革、外国企業への米国向け投資の働きかけによる雇用者増、1960年代以来歴史的低水準の失業率、パリ協定からの離脱など様々な規制緩和、TPPからの離脱やNAFTA見直しなど保護主義による国内事業保護と貿易赤字削減、サウジアラビア、日本、韓国への軍事装備品の売り込み、イラクやシリアで展開するISの壊滅や北朝鮮の核開発への圧力など、内政、外交等で様々な実績を挙げたと言えよう。実際、主要株価指数は最高値を何度も更新した。
    一方、足元では政権幹部の反対を押し切って決定したシリアからの米軍完全撤退、追加利上げと資産圧縮で金融正常化を進めるパウエルFRB議長への批判、メキシコの壁建設向けの予算を巡る民主党との攻防による一部政府機関の閉鎖(12/22〜)などが、市場に混乱をもたらしている。メキシコ国境の壁建設は、トランプ氏の公約であり、民主党との折り合いを付けるには長期化が想定される。2019年のトランプ大統領による、政権運営においても自身の公約実施に向けた行動が想定される。
  • 足元では、景気後退の先行き不安が高まる中で、トランプ大統領の独断が投資家心理を悪化させ、株価は急落となっている。トランプ大統領は、同大統領を支持する側近で固めたことで、公約により忠実に職務を遂行する可能性がある。トランプ政権発足以来の唯一要職に残っていたマティス国防長官は、同大統領がイラクからの撤退を決めたことで、退任ではなく辞任すると強く主張した。
    また、下院で過半数の議席を得た民主党との対立が激化しており、政権運営は更に不安定化することも想定される。ただ、2020年の大統領選勝利を見据え、トランプ大統領は景気を後退させる政治判断を下す選択は出来なくなるだろう。期限付きの猶予が示された米中通商交渉においても、来春に向けてワーストケースを回避する対応策を実施すると予想。FRBは利上げを継続するが、利上げ回数を2018年の4回から2019年は2回とペースを大幅に鈍化する見通しとしたことはマーケットの押し上げ要因となろう。2019年のNYダウは、年前半に上昇し、5月頃に28,500ドルの高値を取る展開を予想する。ただ、年後半戦に再び、ハイテクを中心に米中貿易戦争が再燃。景気への懸念が浮上し、9月頃に安値の23,000ドルを見込む。ただ、景気後退懸念の織り込みは未だ早いとの見方から、年末に掛けて堅調な展開を見込む。(庵原)
  • 12/26号ではダーデン・レストランツ(DRI)イーライリリー(LLY)アルトリア・グループ(MO)オラクル(ORCL)ペイチェック(PAYX)ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(12/24現在)

主要企業の決算発表予定

2019年1月3日(木)ドミニオン・エナジー
1月4日(金)ラム・ウェストン・ホールディングス

主要イベントの予定

2018年12月26日(水)
  • 10月のS&PコアロジックCS米住宅価格指数
  • 12月のリッチモンド連銀製造業指数
27日(木)
  • 11月の 住宅着工件数、11月の新築住宅販売件数、10月のFHFA住宅価格指数
  • 新規失業保険申請件数(22日終了週)
  • 12月のコンファレンスボード消費者信頼感
28日(金)
  • 12月のシカゴ購買部協会景気指数
  • 11月の中古住宅販売仮契約(前月比)
30日(日)
  • 米国を除くTPP参加11ヵ国の新協定「TPP11」発効
31日(月)
  • 12月のダラス連銀製造業活動
2019年1月2日(水)
  • 12月のマークイット米国製造業PMI
2019年1月3日(木)
  • 12月のADP雇用統計
  • 12月のISM製造業景況指数
  • 12月のワーズ自動車販売台数合計
  • 29日終了週の新規失業保険申請件数
2019年1月4日(金)
  • 12月の雇用統計(非農業部門雇用者数変化、失業率、平均時給、労働参加率等)
2019年1月7日(月)
  • 11月の製造業受注
  • 11月の耐久財受注
  • 12月のISM非製造業指数
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

ダーデン・レストランツ(DRI)市場:NYSE ・・・2019/3/19に2019/5期3Q(12-2月)の決算発表を予定

  • 1995年にフロリダで設立。レストランチェーンを運営する。「Olive Garden」「Cheddar's Scratch Kitchen」「LongHorn Steakhouse」「Yard House」「The Capital Grille」「Seasons 52」などを展開。
  • 12/18発表の2019/5期2Q(9-11月)は、売上高が前年同期比4.9%増の19.73億USD、純利益は同36.5%増の1.15億USD。調整後EPSは0.92USDと市場予想の0.91USDを上回った。全店の既存店売上高は同2.1%増。主力のOlive GardenやLongHorn Steakhouseが好調に推移した。
  • 2019/5通期会社計画を上方修正。全店の既存店売上高を従来計画の前期比2.0-2.5%から下限を切り上げ約2.5%増とし、EPSを5.52-5.65USDから5.60-5.70USDへ引き上げた。通期市場予想は、売上高が同5.4%増の85.16億USD、当期利益が同19.6%増の7.13億USD。(増渕)

イーライリリー(LLY)市場NYSE ・・・2019/2/13に2018/12期4Q(10-12月)の決算発表を予定

  • 1876年創業の製薬会社。研究開発に定評がある。オンコロジー、循環器、糖尿病、救急医療、神経、メンズヘルス、筋骨格などの領域のほか、動物薬も手掛ける。120ヵ国超で展開。
  • 11/6発表の2018/12期3Q(7-9月)は、売上高が前年同期比6.6%増の60.61億USD、純利益が同2.1倍の11.49億USD。調整後EPSは1.39USDと市場予想の1.34USDを上回った。薬価引き下げや一部薬品の独占権失効の影響は出たが、「Trulicity」「Taltz」など新薬が伸びた。
  • 通期会社計画は、売上高が243-245億USD、調整後EPSが5.55-5.60USD。市場予想は売上高が前期比6.8%増の244.21億USD、当期利益37.45億USDと黒字転換。12/19に2019/12通期計画を発表。売上高が253-258億USD、調整後EPSが5.90-6.00USD。また、2015-2020年の年平均増収率見通しを5.0%→6.0%へ引き上げ、人用医薬品のみでは7.0%とした。(増渕)

アルトリア・グループ(MO)市場NYSE ・・・2019/1/31に2018/12期4Q(10-12月)の決算発表を予定

  • 1919年創業。米国タバコ業界のリーディング・カンパニー。傘下にはフィリップモリスUSA、ジョン・ミドルトン、電子タバコのNu Mark、ワインメーカーのミッシェル・ワイン・エステートがある。
  • 10/25発表の2018/12期3Q(7-9月)は、売上高が前年同期比1.6%増の68.37億USD、純利益が同4.1%増の19.43億USD。タバコや無煙タバコの販売が伸び、物品税控除後の売上高は同3.3%増の約53億USDとなった。調整後EPSは1.08USDと市場予想の1.06USDを上回った。
  • 通期計画を上方修正。調整後EPSを従来計画の3.94-4.03USDから3.95-4.03USDへ引き上げた。通期市場予想は、売上高が前期比0.9%増の196.62億USD、当期利益が同25.9%減の75.71億USD。同社は12/20、電子タバコメーカーのジュール・ラブズの株式35%を128億USDで取得することで合意。たばこ事業から成長性の高い事業への移行が加速しよう。(増渕)

オラクル(ORCL)市場NYSE ・・・2019/3/14に2019/5期3Q(12-2月)決算発表の予定

  • 2005年設立。企業向けに幅広いITソリューションを提供する。自動稼働、自動保護、自動修復などの機能を備える唯一のデータベースである「Oracle Database」は世界トップシェア。
  • 12/17発表の2019/5期2Q(9-11月)は、売上高が前年同期比0.3%減の95.62億USD、純利益が同5.4%増の23.33億USD。調整後EPSは0.80USDと市場予想の0.78USDを上回った。業務アプリケーション群「Fution」やビジネス管理ソフトウェア「NetSuite」の2つのERPが牽引。
  • 2019/5期1Q(2018/12-2019/2)会社計画は、EPSが0.63-0.65USD、調整後EPSが0.86-0.88USD。通期市場予想は、売上高が前期比3.0%増の410.14億USD、当期利益が同2.9倍の110.19億USD。Fusionの顧客数は約6,000、NetSuiteは約16,000となり、クラウドERPでの地位が確立された模様。企業システムのクラウド化の進展に伴う成長が期待される。(増渕)

ペイチェック(PAYX)市場:NYSE ・・・2019/3/27に2019/5期3Q(12-2月)の決算発表を予定

  • 1971年設立。給与計算、退職年金、労働保険、福利厚生など幅広い人事管理業務のアウトソーシングを提供する。中小企業に特化し、対象とする事業者は65万社(2018/5/31時点)。
  • 12/19発表の2019/5期2Q(9-11月)は、売上高が前年同期比7.0%増の8.58億USD、純利益が同18.6%増の2.35億USD。調整後EPSは0.65USDと市場予想の0.63USDを上回った。人事労務サービスへ引き合いが高く、管理業務、退職年金、勤怠管理などを中心に需要が伸びた。
  • 通期会社計画は、当期利益が前期比約4%増、調整後EPSが同11-12%増。通期市場予想は、売上高が同6.8%増の36.11億USD、当期利益が同10.7%増の10.33億USD。同社は12/21、米国最大の習熟作業者派遣組織(PEO)のOasis Outsourcingの買収が完了。(増渕)

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)市場:NASDAQ ・・・2019/3/28に2019/8期2Q(12-2月)の決算発表を予定

  • 1849年創業した米国・欧州最大のドラッグストアチェーン。11ヵ国で「Walgreens」「Duane Reade」「Boots」などのブランドのもと13,200超の店舗を展開。自社製品ブランドも提供する。
  • 12/20発表の2019/8期1Q(9-11月)は、売上高が前年同期比9.9%増の337.93億USD、純利益は同33.8%増の11.00億USD。調整後EPSは1.46USDと市場予想の1.43USDを上回った。米国オーガニック売上高が同4.6%増と国内が好調に推移。買収した「Rite Aid store」も寄与。
  • 2019/8通期会社計画は、調整後EPSが為替変動を除くベースで前期比7-12%増。また、30億USDの自社株買いも行う計画。併せて、10億USDの費用削減計画も発表した。通期市場予想は、売上高が同4.4%増の1,373.79億USD、当期利益は同5.7%増の53.09億USD。(増渕)
フィリップ証券株式会社

今すぐ外国株式口座開設

今すぐお取引

免責事項・注意事項

  • 当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。フィリップ証券は、レポートを提供している証券会社との契約に基づき対価を得ております。当資料に記載されている内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は、お客さまご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利はフィリップ証券株式会社に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

    <日本証券業協会自主規制規則「アナリスト・レポートの取扱い等に関する規則平14.1.25」に基づく告知事項>
    本レポートの作成者であるアナリストと対象会社との間に重大な利益相反関係はありません。

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • NYダウ取引はくりっく株365!
  • 国内株式の銘柄スクリーニング・個別銘柄画面の分析ページを大幅にリニューアル!
  • 業界最低水準!日経225先物、ミニ日経225先物手数料大幅引き下げ!

PR


ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.