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2019-06-21 04:25:55

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活況の米国IPO市場!!注目できる5銘柄はコレ!?

2018/8/15
投資情報部 榮 聡

18年上半期の米国IPO市場は活況で、株価パフォーマンスも良好でした。上半期に新規公開した銘柄で当社で取り扱う23銘柄から、成長期待の高い5銘柄を選んでご紹介いたします。上半期の活況を受けて、下半期の米IPO市場も注目でしょう。

図表1:注目銘柄

銘柄 株価(8/14) 52週高値 52週安値
スポティファイ テクノロジー SA(SPOT) 193.75ドル 198.99ドル 135.51ドル
ピボタル ソフトウェア A(PVTL) 24.23ドル 31.24ドル 15.11ドル
ドロップボックス A(DBX) 28.97ドル 43.50ドル 26.61ドル
虎牙 ADR(HUYA) 27.60ドル 50.82ドル 15.25ドル
愛奇芸 ADR(IQ) 26.89ドル 46.23ドル 15.30ドル
  • ※BloombergデータをもとにSBI証券が作成
1

活況が続く米国のIPO(新規公開株)市場

2018年上半期の米国IPO市場は引き続き活発でした。アーンスト・アンド・ヤングの「グローバルIPOトレンド:2Q 2018」によると、米国市場では101社が新規公開して300億ドルが市場で調達され、これはそれぞれ前年同期比20%増、30%増に相当するとしています。

株価パフォーマンスも良好でした。上場初日の株価上昇率は平均で14.6%、公募価格から6月末までの株価上昇率平均は37.4%だったとしています(5/29(火)までに上場した銘柄の集計)。このような好パフォーマンスを受けて、同レポートでは「下半期も米国のIPO市場は活況が予想される」としています。

当社においては、18年上半期に米国で新規公開した銘柄のうち、図表2の通りIT銘柄を中心に23銘柄が取引可能です。

IPO初日の終値から8/10(金)までの株価騰落率が高い順に並べています。騰落率の平均は16.1%で米国の相場全般は2月の下落以降はもみ合いが続いている中、比較的好調なパフォーマンスと言えるでしょう。30%を超える上昇となったものも8銘柄あります。

この中から成長期待の高い5銘柄を選んで、次節でご紹介いたします。

世界最大の音楽ストリーミング企業のスポティファイ、企業向けにソフトウェア開発のプラットフォームを提供するピボタルソフトウェア、ファイルの保存、共同作業のウェブサービスを展開するドロップボックス、中国のオンライン・エンターテインメントのブームに乗って成長が期待される、ゲームのストリーミングの虎牙(フヤ)と動画配信大手の愛奇芸(アイチーイー)です。

図表2:18年上半期の米国IPO銘柄(当社取り扱い銘柄)

コード

銘柄名

事業紹介

IPO上場日

IPO
初日
終値
(ドル)

株価
(8/10)
(ドル)

株価
騰落率
(%)

アナリスト
目標株価
(ドル)

時価
総額
(億ドル)

HUYA

虎牙

中国のゲーム生中継・動画配信サイト

5月11日

16.06

32.19

100.4

30.9

65.6

IQ

愛奇芸

中国の動画配信最大手

3月29日

15.55

29.40

89.1

35.0

210.9

PVTL

ピボタル ソフトウェア A

ソフトウェア

4月20日

15.73

23.45

49.1

24.3

60.3

DOCU

ドキュサイン

電子署名サービス

4月27日

39.73

58.20

46.5

59.0

91.1

ZUO

ズオラ A

クラウド型ソフトウェア

4月12日

20.00

28.43

42.2

25.0

30.6

PS

プルーラルサイト A

ソフトウェアエンジニアリング

5月17日

20.00

28.20

41.0

31.1

38.1

EAF

グラフテック・インターナショナル

黒鉛電極メーカー

4月19日

14.45

19.47

34.7

26.0

58.8

SMAR

スマートシートA

共同作業の管理・自動化プラットフォーム

4月27日

19.50

25.87

32.7

30.2

26.5

LASR

エンライト

半導体レーザーメーカー

4月26日

26.95

34.30

27.3

40.6

11.9

SPOT

スポティファイ

音楽配信世界最大手

4月3日

149.01

189.06

26.9

205.6

339.9

CDAY

セリディアンHCM

人事関連のソフトウェア

4月26日

31.21

35.19

12.8

38.5

48.4

DBX

ドロップボックス A

保管・共有用のウェブサービス

3月23日

28.48

31.05

9.0

33.4

124.9

EVOP

EVOペイメンツ A

支払いソリューション

5月23日

19.02

20.59

8.3

22.3

16.5

EQH

エクイタブル生命保険

保険を中心とする金融サービス

5月10日

20.34

21.30

4.7

26.0

119.5

CBLK

カーボン・ブラック

セキュリティクラウドプラットフォーム

5月4日

23.94

24.09

0.6

27.6

16.3

BILI

ビリビリ

中国の動画共有サイト

3月28日

11.24

11.14

-0.9

17.3

31.0

PAGS

パグセグロデジタル

デジタル決済

1月24日

29.20

28.39

-2.8

34.3

92.7

SRRK

スカラー ロック ホールディングス

生物医薬品

5月24日

15.50

14.38

-7.2

27.3

3.6

USX

USエクスプレス エンタープライズ A

輸送サービス

6月15日

16.62

14.04

-15.5

22.2

6.8

ADT

ADT

電子セキュリティー・サービス

1月26日

11.90

8.90

-25.2

13.3

67.3

KNSA

キニクサ ファーマシューティカルズ A

バイオ医薬品

5月24日

19.47

14.14

-27.4

28.7

7.0

GSKY

グリーンスカイ A

住宅リフォームローンアプリ

5月24日

23.36

15.59

-33.3

26.7

29.1

MGTX

メイラGTx

バイオ医薬品

6月8日

15.00

8.75

-41.7

19.0

2.4

  • ※BloombergデータをもとにSBI証券が作成
2

注目できる5銘柄はコレ!?

業種:インターネット

決算期

売上高(百万ユーロ)

(前年比)

純利益(百万ユーロ)

(前年比)

EPS(ユーロ)

17.12

4,090

39%

-1,235

129%

-8.14

18.12予

5,244

28%

-567

-54%

-3.28

19.12予

6,744

29%

-126

-78%

-0.58

株価(8/13):191.55ドル

予想PER(18.12期): - 倍

【成長する音楽ストリーミングの世界最大企業】

  • 音楽ストリーミングの分野で世界最大手で、2006年に創業したスウェーデン企業です。2008年にサービスを開始してヨーロッパで成功、2011年に米国に進出、現在61ヵ国でサービスを展開しています。17年末の月間アクティブユーザー(MAU)は159百万人で、地域別構成は、欧州が37%、北米が32%、南米が21%、その他が10%となっています。
  • グローバルシェアは、売上ベースで16年に42%でした。有料のプレミアムプランのユーザーは71百万人(上記のMAUに含まれる)で、業界2位の「Apple Music」に対して2倍近い差がついていると推定されています。17年にはMAUが前年比29%増、プレミアムプランのユーザー数が同46%増と順調に増加しています。事業展開している国での同社サービスの利用率(同社ユーザー数÷支払機能のあるスマホ台数)は13%で、今後の浸透余地が大きいと考えられます。
  • 業績は営業赤字が続いていますが、粗利率は15年12%、16年14%、17年21%と売上の拡大とともに上昇しています。売上と粗利益が順調に増加傾向にあれば、いずれ販売管理費をカバーして営業黒字化すると期待できるでしょう。システム関係の大きな投資が無ければキャッシュは積み上がる事業構造で、新規上場に際して資金調達をしなかったのはこのためと見られます。

図表3:急成長を遂げる「音楽ストリーミング」市場

  • ※IFPI(国際レコード連盟)のデータをもとにSBI証券が作成

業種:ソフトウェア

決算期

売上高(百万ドル)

(前年比)

純利益(百万ドル)

(前年比)

EPS(ドル)

18.1

509

22%

-164

-30%

-2.38

19.1予

647

27%

-169

3%

-0.59

20.1予

804

24%

-167

-1%

-0.48

株価(8/13):23.84ドル

予想PER(18.12期): - 倍

【クラウド時代のソフトウェア開発をリードする企業】

  • 企業がソフトウェアの開発を行うためのプラットフォームを提供する企業です。同社のプラットフォーム(「Pivotal Cloud Foundry」)は「クラウドネイティブ」なソフトウェアを開発するためのもので、「クラウドネイティブ」とは、クラウドでの利用を前提とするという意味です。同社のプラットフォームを利用することで、ソフトウェア開発を単純化してスピードアップが図れます。
  • 個人向けのソフトウェア企業ではないため一般的な知名度は低いものの、企業のクラウド利用が広がることで、同社サービスへの需要が拡大しています(図表4)。自動車・運輸ではフォード、ボーイング、アメリカン・エアラインなど、産業機器・サービスではGE、フェデックスなど、金融ではシティ、モルガン・スタンレーなど、ヘルスケア・保険ではマニュライフ、アリアンツなど、幅広い産業の大企業が顧客で、Fortune500企業の50社以上が同社システムを利用しているとしています。
  • 調査会社のガートナーによると、同社の主力事業となるクラウドでのアプリケーションに関するインフラ・サービスの市場規模は、2018年の160億ドルから2021年に290億ドルへ、年平均成長率22%で成長すると見込まれています。同社もこれに沿った業績拡大が期待されます。

図表4:ピボタルソフトウェアの顧客企業数

  • 注:顧客企業数は、年間の契約額が5万ドル以上の顧客をカウントしています。
  • ※会社資料をもとにSBI証券が作成

業種:ソフトウェア

決算期

売上高(百万ドル)

(前年比)

純利益(百万ドル)

(前年比)

EPS(ドル)

17.12

1,107

31%

-111.7

赤字縮小

-0.57

18.12予

1,357

23%

-543.8

赤字拡大

-1.64

19.12予

1,582

17%

-50.6

赤字縮小

-0.24

株価(8/13):29.16ドル

予想PER(18.12期): - 倍

【クラウドストレージで成長中】

  • ファイル、写真、動画、音楽などのデジタルデータをクラウド上に保存できるクラウドストレージのサービスとコンテンツコラボレーションのサービスを提供している企業です。同社のサービスは無料で使い始めることができ、登録ユーザー数は5億人を超えており、このうち有料ユーザーが11.5百万人(18年3月末)です。競合はグーグル、アマゾン、マイクロソフト、アップルなど巨大なプラットフォーマーで手ごわいものの、いまのところ順調に拡大しています。
  • 料金が発生するプランでは、料金によってデータの保存容量や使用できる機能やセキュリティが拡張することができます(図表5)。無料でのトライアルやメールでのプッシュなどによって登録ユーザを有料ユーザーに転換することで成長しています。有料ユーザーのうち、30%が「チーム向け」プランで仕事に使われ、50%は「個人向け」プランで仕事に利用しているとしています。Fortune500企業の92%に有料ユーザーが存在し、56%にコンテンツコラボレーションを利用する「チーム」が存在するとして、今後の拡大のポテンシャルが窺えます。
  • 8/9(木)に発表の18年4-6月期の売上は前年同期比27%増、有料ユーザー数は11.9百万人で前年同期の9.9百万人から20%増加しています。18年12月期は従業員への株式報酬を除くNon-GAAPベースでは黒字化が見込まれています。4-6月期の営業利益率はGAAPベースでは10.0%のマイナスですが、Non-GAAPでは8.0%のプラスに転じています。

図表5:ドロップボックスの料金プラン

個人向け

プラン名

ベーシック

プラス

プロフェッショナル

月額利用料

無料

9.99ドル

19.99ドル

ユーザー数

1名

1名

1名

容量

2GB

1TB

1TB

チーム向け

プラン名

スタンダード

アドバンスト

エンタープライズ

月額利用料

15.00ドル

25.00ドル

交渉による

ユーザー数

3名以上

3名以上

多数

容量

2TB

必要なだけ

必要なだけ

  • 注:ユーザー数、保存容量だけでなく、様々な機能に違いがあります。
  • ※会社資料をもとにSBI証券が作成

業種:インターネット

決算期

売上高(百万人民元)

(前年比)

純利益(百万人民元)

(前年比)

EPS(人民元)

17.12

2,185

174%

-101

赤字縮小

-

18.12予

4,468

105%

299

黒字転換

1.94

19.12予

7,079

58%

801

168%

4.14

株価(8/13):32.88ドル

予想PER(18.12期): 116.6倍

【中国ゲーム市場拡大の恩恵を受ける中心的な銘柄】

  • 中国最大のゲーム・ストリーミング・プラットフォームを運営する企業で、親会社の歓聚時代(ワイワイ)の一事業として2014年に運営を始めています。eスポーツの主催者やゲーム製作企業と協力して、ゲームのライブ中継サイトを構築して2,600のゲームをカバーし、また、サイトの閲覧者が相互に交流できる場を提供しています。売上の95%はユーザーがサイトで利用できるバーチャル・アイテムの購入からなり、残り5%が広告収入です(17年)。
  • Frost & Sullivanのレポートによると、中国は17年に世界最大のゲーム市場(売上ベース)となっており、2017年のゲーマーは6.46億人から、2022年の9.17億人に拡大すると見込まれています。eスポーツでも、中国は17年に世界最大の2.29億人のゲーマーがおり、2022年までに5.37億人に拡大すると見込まれています。同社は中国のゲーム市場の拡大から恩恵を受ける代表的な企業として注目できるでしょう。
  • 8/13(月)に発表された4-6月期決算は、売上が前年同期比125%増、調整後EPSは0.37人民元へ同黒字転換しました。月間アクティブユーザー数は91.5百万人で前年同期比11%増、有料ユーザー数は3.4百万人で前年同期比41%増と順調に拡大しています。一方、7-9月期の売上ガイダンスが11.9〜12.2億人民元(前年同期比103〜109%増)と、市場予想の12.2億人民元を下回ったことから、8/14(火)の株価は16%下落しています。上場後の株価上昇が著しかったため、株価のボラティリティが高まっているようです。

図表6:6 中国のゲーム・ストリーミングの月間アクティブユーザー数

  • 注:予想は調査会社のFrost&Sullivanによります。
  • ※会社資料をもとにSBI証券が作成

業種:インターネット

決算期

売上高(百万人民元)

(前年比)

純利益(百万人民元)

(前年比)

EPS(人民元)

17.12

17,378

55%

973

黒字転換

2.84

18.12予

25,165

45%

-5,459

赤字転換

-9.47

19.12予

34,342

36%

-5,061

赤字縮小

-7.90

株価(8/13):28.47ドル

予想PER(18.12期): - 倍

【高成長が見込まれる中国動画ストリーミング市場で大手の一角】

  • 2009年に創業、2010年にサービスを開始した中国の動画ストーミング大手です。中国のネット検索大手のバイドゥが親会社で、創業当時から同社に資金を提供して運営に関わっており、上場後も議決権では90%以上を保有しています。
  • 中国のオンライン・エンターテイメントの市場は高成長が見込まれており、17年から22年にかけて市場規模は3倍に拡大すると予想されています(図表7)。この成長市場に、アリババ傘下の優酷土豆、テンセント傘下のテンセントビデオ(騰訊視頻)としのぎを削っています。コンテンツの獲得競争が激化してライセンス料が高騰しているとされ、売上が伸びても利益があがらない状況が想定以上に長く続く可能性には注意が必要でしょうか。
  • 17年末の有料会員数は50.8百万人で前年末比68%増と高い伸びが続いています。17年の売上は、メンバーフィーが38%、広告が47%、コンテンツ配信が7%、その他が9%を占めます。“中国版ネットフリックス”と言われますが、ネットフリックスの売上のほどんどは、加入者の会費によるため、ビジネスモデルにはやや違いがあります。

図表7:中国のオンライン・エンタテーメントの市場規模

  • 注:予想は調査会社のiResearchによります。
  • ※会社資料をもとにSBI証券が作成
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。

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