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2018-10-21 23:07:30

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  “米欧金融政策でリスクオンの展開か?”

“米欧金融政策でリスクオンの展開か?”

2018/6/12
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、増渕 透吾

“米欧金融政策でリスクオンの展開か?”

  • 米朝首脳会談に向かうためG7首脳会議を途中退席したトランプ大統領は共同宣言について、「自動車への関税を検討するため、米国の代表団に首脳宣言を承認しないよう指示した」とツイート。議長国カナダのトルドー首相がG7会議閉幕後の記者会見で、「米国の関税は侮辱的だ」と発言したことに対して同大統領は不誠実と批判。G7は、再び協調体制を構築することができなかった。
    共同宣言には貿易について、「ルールに基づく国際貿易体制の重要性を強調し、引き続き保護主義と闘う。できる限り早くWTOをより公平な組織に近代化することを確認。関税・非関税障壁と補助金の削減に努める。」との文言が盛り込まれていた。トランプ大統領が示唆した自動車の輸入関税については、日本やドイツなどに多大な影響を及ぼす可能性があり、米国に対する報復関税などによる米国の企業や消費などへの影響も懸念されるため、動向を注視したい。
  • 6/1より鉄鋼とアルミニウムの輸入関税を適用したEU、カナダ、メキシコのうち、メキシコは米国からの鉄鋼、バーボン、豚肉やリンゴ、ジャガイモなど30億ドル(約3,300億円)規模の輸入品に税率15-25%の報復関税導入を発表。EUはハーレーダビッドソン(HOG)の大型二輪車やリーバイスなど総額64億ユーロ(約8,200億円)、6/20からはこのうち最大28億ユーロ(約3,600億円)、カナダは7/1から最大166億カナダドル(約1.4兆円)の輸入品に報復関税を課すとしている。中長期的には、強まる貿易摩擦への懸念がマーケットの重しとなりそうだ。
    短期的には、米欧金融政策が相場を押し上げる展開もありそうだ。6/12-13のFOMCでは追加利上げがほぼ確実視され、GDP成長率やインフレなど経済見通しや利上げペースに変更があるか注目される。6/14のECBの金融政策委員会では、量的緩和の終了時期や2019年の利上げに関する言及があるか注目が集まっている。FOMCで年3回の利上げペース維持となれば、ECBの金融政策出口模索の観測の強まりも相俟って、一旦金利は低下しドル安が進む可能性もあろう。緩やかな米金利上昇、ドル高への警戒が後退し、原油価格の落ち着いた動きが続けば、市場で企業収益への期待が高まることも想定される。5月のインフレ指標(CPIやPPI)や小売売上高の市場予想は、前月から改善が見込まれており、幅広いセクターに資金が流入する展開も想定されよう。(庵原)
  • 6/12号ではコティ(COTY)DowDuPont(DWDP)ゼネラル・モーターズ(GM)マイクロソフト(MSFT)モンスター・ビバレッジ(MNST)ツイッター(TWTR)取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(6/8現在)

主要企業の決算発表予定

6月14日(木)アドビシステムズ

主要イベントの予定

12日(火)
  • 朝首脳会談(シンガポール)
  • FOMC(13日まで)
  • ゲーム見本市「E3」(ロサンゼルス、14日まで)
  • 5月のCPI
  • 5月の財政収支
13日(水)
  • FOMC政策発表、経済予測、パウエルFRB議長記者会見
  • 5月のPPI
  • IEA月報
14日(木)
  • 欧州中央銀行(ECB)金融政策会合・ドラギ総裁が記者会見
  • 5月の小売売上高
  • 5月の輸入物価指数
  • 9日終了週の新規失業保険申請件数
  • 4月の企業在庫
15日(金)
  • 5月の鉱工業生産
  • 6月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)
  • 4月の対米証券投資
17日(日)
  • ダドリー総裁、ニューヨーク連銀での最終日
  • コロンビア大統領選挙(決選投票)
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

コティ(COTY) ・・・2018/8/21に2018/6期4Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1904年設立。世界最大の美容企業の1つで、香水のグローバル・リーダー。2017/6期には、P&Gの香水、サロン・プロフェッショナル、化粧品、リテール・ヘアカラーなどの事業を買収した。香水の「CALVIN KLEIN」「MARK JACOBS」、サロン向け「SEBASTIAN」などのブランドを扱う。
  • 2018/6期3Q(1-3月)は、売上高が前年同期比9.4%増の22.22億USD、純利益が▲0.77億USDと前年同期の▲1.64億USDから赤字幅縮小。調整後EPSは0.13USDと市場予想の0.12USDを上回った。サロン向けや高級ラインが好調。シナジー強化の取り組みも寄与した。
  • 2018/12通期の市場予想は、売上高が前期比23.1%増の94.23億USD、当期利益は0.23億USDと前期の▲4.22億USDから黒字転換する見通し。S&P500種24業種別株価指数の家庭・パーソナル用品は年初来で1割以上下げており、相対的な出遅れ感が意識されよう。(増渕)

DowDuPont(DWDP) ・・・2018/8/2に2018/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 2017年にダウ・ケミカルとデュポンの経営統合により設立。両社の事業を農業関連、素材化学および特殊化学品の3部門に集約し、それぞれを独立会社化することを目的としている。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、プロフォルマ・ベースで売上高が同5.1%増の215.10億USD、純利益が同41.4%減の11.09億USD。調整後EPSは1.12USDと市場予想の1.09USDを上回った。
  • 2018/12期2Q(4-6月)会社計画は、売上高が中央値ベースで前年同期比14%増の233-240億USD、EBITDAが同23%増の53-55億USD。通期市場予想は、売上高が前期比7.4%増の854.53億USD、当期利益が同3.1倍の85.92億USD。5/31公表の中期計画では、2019/12期1Q末までに素材化学部門、2019/6までに農業部門のスピンオフが完了する見通し。(増渕)

ゼネラル・モーターズ(GM) ・・・2018/7/24に2018/12期2Q(4-6月)決算発表の予定

  • 1908年設立。自動車、自動車部品の設計・製造・販売のほか金融サービスも提供する。EVから大型フルサイズトラックまで手掛けており、「シボレー」「ビュイック」などのブランドを展開。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比3.1%減の360.99億USD、純利益は同59.9%減の10.46億USDだった。調整後EPSは1.43USDと市場予想の1.23USDを上回った。
  • 2018/12通期の会社計画は、EPSが5.52‐5.82USD、調整後EPSが6.30‐6.60USD。通期市場予想は売上高が前期比0.2%増の1,459.41億USD、当期利益が85.30億USDと前期の▲38.64億USDから黒字転換。トランプ政権が検討している乗用車の輸入関税を2.5%から最大25%へ引き上げる案は同社事業には追い風となり、同社株式も物色の対象となろう。(増渕)

マイクロソフト(MSFT) ・・・2018/7/20に2018/6期4Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1975年にビル・ゲイツとポール・アレンが設立したPCソフトウェア会社。個人・企業向けに基本ソフトウェア(OS)をはじめ、サーバー用アプリケーション、ソフト開発ツールなど提供する。
  • 2018/6期3Q(1-3月)は、売上高が前年同期比15.5%増の268.19億USD、純利益は同35.3%増の74.24億USDであった。EPSは0.95USDと、市場予想の0.84USDを上回った。
  • 2018/6期4Q(4-6月)会社計画は、プロダクティビティ&ビジネスプロセス部門の売上高が95.5-97.5億USD、インテリジェントクラウド部門の売上高が89.5-91.5億USD、モアパーソナルコンピューティング部門の売上高が103-106億USD。2018/6通期の市場予想は、売上高が前期比13.4%増の1,095.22億USD、当期利益が同34.6%減の166.77億USD。同社は、ソフトウェア開発者向けサイトを運営するギットハブを、75億USDの株式交換で買収する。(増渕)

モンスター・ビバレッジ(MNST) ・・・2018/7/24に2018/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1969年設立の持株会社。子会社を通じ、「Monster Energy」「Burn」「NOS」「Full Throttle」「Relentless」「Mutant」「Mother」などのブランドでエナジードリンク等の清涼飲料を提供する。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は売上高が前年同期比14.7%増の8.50億USD、純利益が同21.4%増の2.16億USD。EPSは0.38USDと市場予想の0.39USDを下回った。会計基準の変更に伴うコカ・コーラとの出資契約に基づく手数料計上により、売上高が990万USDの負の影響を受けた。
  • 2018/12通期市場予想は、売上高が前期比11.6%増の37.49億USD、当期利益が同18.93%増の9.75億USDである。5/30に同社は、5億USDを上限とする自社株買いを発表。(増渕)

ツイッター(TWTR) ・・・2018/7/27に2018/12期2Q(4-6月)決算発表の予定

  • 2007年設立。リアルタイムで会話や自己表現ができるグローバルプラットフォーム「Twitter」や、ライブ配信アプリ「Periscope」を提供する。Twitterの投稿は会員以外にも公開されており、情報配信のプラットフォームとしてBBCやCNNをはじめ世界の報道機関に利用される。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比21.3%増の6.64億USD、純利益が6,099万USDと前年同期の▲6,155万USDから黒字転換。調整後EPSは0.16USDと市場予想の0.11USDを上回った。平均日中アクティブユーザー数(DAU)は前年同期から10%伸びた。
  • 2018/12期2Q(4-6月)の会社計画は、調整後EBITDAが2.45-2.65億USD、調整後EBITDAマージンが37-38%。通期市場予想は、売上高が前期比18.7%増の29.01億USD、当期利益が2.18億USDと黒字転換の見通し。同社は6/7よりS&P500種構成銘柄に採用された。(増渕)
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