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2017-10-19 23:48:29

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  “紆余曲折?10月相場を展望!”

“紆余曲折?10月相場を展望!”

2017/10/03
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、袁 鳴

“紆余曲折?10月相場を展望!”

  • 10月相場は下値を切り上げるが、紆余曲折の展開を予想する。実質減税策の「税制改革」、7-9月期決算発表への期待、堅調な原油価格によるエネルギー及び関連セクターへの資金流入など期待が高まるイベントや材料も多い。
    一方、足元では水面下では話し合いが持たれているとされる米朝関係、月内の発表も見込まれるFRBの人事、引き続きインフレ率低迷を示す経済指標など、先行き不透明な材料もある。10月は相次ぎ上陸したハリケーン被害の影響を受けた経済指標が発表され、市場の反応も想定しづらいという点も挙げられよう。まずは9月の相場を振り返り、10月相場の見通しを展望したい。
  • 9月の月間上昇率は、NYダウで2.1%と5ヵ月連続のプラス。昨年11月以来のトランプ相場では、月間騰落率は過去11ヵ月分のうち今年3月の▲0.7%を除き10ヵ月でプラスとなった。NYダウ構成銘柄では順に、シェブロン(CVX)ホーム・デポ(HD)インテル(INTC)エクソンモービル(XOM)キャタピラー(CAT)が6-9%程度の上昇。S&P500は月末9/29時点で連日の最高値更新となり月間で1.9%上昇し、24業種分類ではエネルギー(9.8%高)、自動車・自動車部品(7.9%高)、運輸(6.6%高)、銀行(6.6%高)、半導体・同製造装置(5.8%高)となった。ナスダックは1.1%上昇に留まったが、SOX指数は好決算を発表したマイクロン・テクノロジー(MU)が23.0%高、良好な収益見通しを示したアプライド・マテリアルズ(AMAT)が15.5%高となるなど5.2%の上昇。また、小型株の代表的な指数ラッセル2000は6.1%高と大幅に上昇。国内展開が主軸の同指数構成企業は税制改革の恩恵を大きく受けると期待されたことが背景と見られる。
    10月も良好な地合いが期待される一方、予想PERがS&P500で19倍台、NYダウで18倍台半ばとヒストリカルに見て高く、利益確定売りも想定される。ドル高や長期金利上昇のピッチが強まれば、業績期待が後退する可能性もある。10/1にはスペインのカタルーニャ州(州都・バルセロナ)での住民投票で、投票者の約9割(約200万人)が独立賛成に票を投じた模様。ユーロ安が進行、ドル高の動きには注意を向けたい。一方、中国では9/30、中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を2018年から引き下げると発表。10/18から始まる共産党大会後の成長率鈍化懸念を後退させるアナウンスとなるか期待したい。(庵原)
  • 10/3号ではオートマチック・データ・プロセシング(ADP)アプライド・マテリアルズ(AMAT)フェデックス(FDX)マイクロン・テクノロジー(MU)タイソン・フーズ(TSN)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(9/29現在)

主要企業の決算発表予定

10月4日(水)モンサント

主要イベントの予定

10月3日(火)
  • 9月の自動車販売
  • パウエルFRB理事が規制改革イベントに参加
  • ノーベル物理学賞発表
4日(水)
  • 9月のADP雇用統計
  • 9月のISM非製造業景況指数
  • イエレンFRB議長講演
  • グーグルがイベント開催
  • ノーベル化学賞発表
  • 9月のユーロ圏総合PMI(改定値)
5日(木)
  • 新規失業保険申請件数(30日終了週)
  • 8月の貿易収支
  • 8月の製造業受注
  • パウエルFRB理事、サンフランシスコ連銀、フィラデルフィア連銀、カンザスシティー連銀総裁の講演
  • ECB議事要旨
  • 香港株式市場は休場
6日(金)
  • 9月の雇用統計
  • アトランタ連銀、NY連銀、ダラス連銀、セントルイス連銀総裁の講演
  • ムーディーズ、米格付け発表
  • ノーベル平和賞発表
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

オートマチック・データ・プロセシング(ADP) ・・・11/2に2018/6期1Q(7-9月)決算発表の予定

  • 1961年設立の業務委託ソリューションの世界的なプロバイダー。人事、給与支払い、税、福利厚生などの管理ソリューション・サービスを手掛ける。自動車、トラック、オートバイ、娯楽用の船や車などのディーラーにもソリューションを提供する。
  • 2017/6期4Q(4-6月)は、売上高が前年同期比5.7%増の30.64億USD、純利益は同5.7%減の2.65億USD、調整後EPSは0.66USDと市場予想の0.67USDを下回った。通期は売上高が前期比6.1%増の123.79億USD、当期利益が同16.1%増の17.33億USDとなった。
  • 2018/6通期会社計画は、為替の大きな影響を見込まず、2Hに増収ペースが加速し売上高で前期比5-6%増。新規受注は同5-7%増を見込み、調整後EPSは同2-4%増の計画。通期市場予想は売上高が前期比5.5%増の130.58億USD、当期利益が同0.5%減の17.24億USD。税制改革でフィンテック関連企業は利益拡大との見方もあり動向に注目したい。(庵原)

アプライド・マテリアルズ(AMAT) ・・・11/16に2017/10期4Q(8-10月)決算発表の予定

  • 1967年に設立した半導体製造装置のトップメーカー。半導体ウエハー製造装置と関連部品の製造・販売を行っているほか、太陽電池の製造装置分野の事業も展開している。
  • 2017/10期3Q(5-7月)は、売上高が前年同期比32.7%増の37.44億USDと四半期ベースとして過去最高を更新。純利益は同83.2%増の9.25億USD、調整後EPSが0.86 USD と市場予想の0.84 USDを上回った。スマホ向けなど主力の半導体関連事業が好調で、3事業は何れも2桁の増収増益。主力の半導体システム事業は同41.8%増収、同71.0%営業増益となった。
  • 2017/10期4Q(8-10月)会社計画は、売上高が38.5-40.0億USD(中央値で前年同期比約19%増)、調整後EPSで0.86-0.94USD(同36%増)と市場予想の0.82USDを上回った。通期市場予想は売上高が前期比34.2%増の145.25億USD、当期利益が同93.1%増の33.23億USD。2020/10期に売上高196億USD、EPS5.08USD、粗利益率47.0%を目指す。(庵原)

フェデックス(FDX) ・・・12/20に2018/5期2Q(9-11月)決算発表の予定

  • 1971年創業の総合航空貨物輸送会社。世界の法人・個人顧客向け輸送サービスを全米ならびに世界220以上の国と地域で提供。従業員は40万人超。フェデックスエクスプレスは空と陸のグローバルネットワーク活用で通常1-2営業日以内で貨物の輸送を行っている。
  • 2018/5期1Q(6-8月)は、売上高が前年同期比4.3%増の152.97億USD(市場予想153.50億USD)、純利益は同16.6%減の5.96億USD、調整後EPSは2.51USD(同3.00USD)と売上、利益とも市場予想を下回った。サイバー攻撃による大規模な集荷・配送の遅れやハリケーンの影響が業績の足かせとなった一方、ネット通販の拡大に伴い米国での陸上輸送は好調だった。
  • 2018/5通期会社計画は、TNTの統合費用等特別項目を除くベースのEPSが12.00-12.80 USDと市場予想の13.10USDを下回った。サイバー攻撃などによる収益への影響抑制を図り、年末商戦を控える中、ネット通販拡大、国際小包の輸送量増など動向が期待される。(庵原)

マイクロン・テクノロジー(MU) ・・・12/20に2017/8期1Q(9-11月)決算発表の予定

  • 1978年創業の半導体業界の世界トップ企業の一角。世界最先端のDRAM、フラッシュメモリーなどを設計、構築しパテントは2.6万件超。世界18ヵ国、従業員は3万人を超える。自動車、VRメガネ、4KTVなど家電及びコネクテッドホーム、産業用機械向けなどサービスを提供。
  • 2017/8期4Q(6-8月)は、売上高が前年同期比90.8%増の61.38億USD(市場予想は59.7億USD)、純利益は23.68億USD(前年同期は1.70億USDの赤字)と黒字転換。売上高、純利益ともに過去最高を更新した。調整後EPS は2.02 USDと市場予想の1.84 USDを上回った。
  • 2018/8期1Q(9-11月)会社計画は、売上高が61-65億USD(市場予想61億USD)、調整後EPSは2.09-2.23 USD(同1.84USD)と売上、EPSとも市場予想を上回った。半導体メモリやストレージ用チップなどは今後も供給不足が継続すると予想され、1Qも好調な業績が続く見通しである。通期市場予想は売上高が前期比19.4%増の242.70億USD、当期利益が同61.4%増の82.11 億USDである。(庵原)

タイソン・フーズ(TSN) ・・・11/13に2017/9期4Q(7-9月)決算発表の予定

  • 1978年設立の肉食品メーカー。牛・豚・鶏の加工品及び関連製品を製造・販売する。製品は、全国及び地域の食料小売店、地域食料卸売り、肉流通業者、倉庫型会員制店舗、軍用スーパーストア、食品加工業者に販売される。
  • 2017/9期3Q(4-6月)は、売上高が前年同期比4.8%増の98.50億USD(市場予想94.6億USD)、純利益は同7.6%減の4.47億USD、調整後EPSは1.28USD(同1.19USD)と売上、EPSはともに市場予想を上回った。コスト低下により牛肉・豚肉事業の利益率が改善した。
  • 9/28に同社は2017/9通期会社計画の調整後EPSを従来の4.95‐5.05 USDから5.20‐5.30 USDに引き上げた。主力の牛肉事業が好調であることが背景となっている。また、従業員450人の削減などリストラ策を実施する計画である。通期市場予想は、売上高が前期比3.1%増の380.11億USD、当期利益は同6.0%増の18.74 億USDである。(庵原)
フィリップ証券株式会社

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