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2017-10-19 14:24:19

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“ハイテクなど選別物色の好機?”

2017/08/01
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、袁 鳴

“ハイテクなど選別物色の好機?”

  • S&P500オプションの価格に基づき算出されるボラティリティー指数(VIX)が7/26に一時8.94%と1993年の公表開始以来で過去最低をマークしたが、7/27の午後に突如上昇し、高値圏で推移していた主要指数が変調を来した。米系大手銀行のクオンツ・ストラテジストがレポートで過去最低水準にあるボラティリティーは「転機が非常に近い可能性を示唆している」と指摘したためである。
    同レポートによりナスダックは2%強、SOXに至っては約3%ものそれぞれ急落となった。過去5営業日の下落率は、S&P500のハイテク構成銘柄でシーゲイト・テクノロジー(STX)が17.61%、ウエスタンデジタル(WDC)が10.39%、マイクロン・テクノロジー(MU)が8.53%、コーニング(GLW)KLAテンコール(KLAC)が5.50%となった。市場の急変で利益確定売りが出やすいハイテクは動向に注意が必要であるが、個別に業績動向やPER水準などを確認したい。
  • ハードディスクドライブ(HDD)製造のシーゲイトやハードディスク駆動装置メーカーのウエスタンデジタルは、四半期の実績や見通しが市場予想を下回り株価が下落。当面、株価動向に注意が必要であろう。マイクロンは、韓国半導体大手SKハイニックスがDRAMの設備投資拡大を検討する見通しが明らかとなり株価が下落した。ただ、DRAM需要の拡大で、需給逼迫が続く見通しであることなどからマイクロンへの多くのアナリスト評価は高い。今期の会社見通しも良好であり、予想PER6倍台の株価評価余地は十分あると見ている。
    液晶ディスプレイ用ガラスパネル大手のコーニングは、7-9月期見通しについて、新型iPhoneの発売遅延の影響を受けるとの一部アナリストの見方から株価が急落したが、調整は一巡した可能性もあろう。半導体生産管理・工程監視システム製造のKLAテンコールは、4-6月期の売上高、EPSとも市場予想を上回ったが株価が急落。DRAM市況悪化を懸念し利益確定売りが広がったようだが、NAND中心に中国向け受注が拡大している模様で、今後も業績の拡大が期待できそうだ。予想PER約14倍の株価動向に注目したい。トランプ政権の混乱、北朝鮮問題など波乱要因もあるが、VIXは落ち着きを取り戻しつつある。好業績ながら下落した銘柄などを選別し、投資の好機と捉えたい。(庵原)
  • 8/1号ではキャタピラー(CAT)イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール(DD)フェイスブック(FB)AT&T(T)テキサス・インスツルメンツ(TXN)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(7/28現在)

主要企業の決算発表予定

8月1日(火)ファイザー、スプリント、アップル、モザイク
2日(水)メットライフ、テスラ、AIG、シマンテック、タイム・ワーナー
3日(木)バイアコム、アディダス、AMC ネットワーク、アパッチ、アクティビジョン ブリザード、アラガン、ケロッグ

主要イベントの予定

8月1日(火)
  • 7月のISM製造業景況指数
  • 7月の自動車販売
  • 6月個人所得・支出
  • 中国7月の財新製造業PMI
2日(水)
  • 7月のADP民間雇用統計
  • MBA住宅ローン申請指数
  • 6月の生産者物価指数
3日(木)
  • 6月の製造業受注
  • ECB経済報告
  • 6月の耐久財受注
4日(金)
  • 7月の雇用統計、失業率
  • 6月の貿易収支
7日(月)
  • 7月の労働市場情勢指数(LMCI)
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

  • 1925年に設立。産業用ガスタービンエンジン分野で世界最大手のメーカー。建設、鉱業、農業、林業向け機械の設計・製造・販売を行うほか、エンジンや部品も製造する。
  • 2017/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比10%増の113.30億USD、純利益が同46%増の8.02億USDとなった。ただ、調整後EPSは1.490USDと市場予想の1.248USDを上回った。中国でインフラ整備や住宅建設向けの建機販売がけん引し、主力の建機販売収入が同11%増だった。また、エネルギー・交通部門では天然ガスの圧縮機向けのエンジンが好調だった。
  • 2017/12通期会社計画は、売上高見通しが従来予想の380億-410億USDから420億-440億USDに上方修正された。調整後EPSの中心値を3.75USDから5.00USDへと大幅に引き上げた。また、通期の市場予想は、売上高が前期比11.1%増の428.32億USD、純利益が22.21億USDと前期の▲6,700万USDから黒字に転換する見通し。(袁)
  • 創業1802年の国際的な総合化学・ライフサイエンス大手会社。農業、食品関連、エレクトロニクス、通信、安全・防護、住宅・建設、輸送、衣料など多彩な市場で事業を展開している。
  • 2017/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比5.1%増の74.24億USDとなった。殺虫剤や殺菌剤、大豆の種子などの販売が好調で主力の農業が同7%増収となったほか、高機能素材、電子・通信などの事業が好調だった。一方、同業大手のダウ・ケミカル(DOW)との合併手続きに伴う費用などが収益を圧迫し、純利益が同15.5%減の8.62億USDとなった。ただ、好業績で調整後EPSが1.380USDと市場予想の1.291USDを上回った。
  • ダウ・ケミカルとの合併による事業効率の向上やコスト削減などの相乗効果への期待も高まっており、同社は約30億USDの相乗効果を目標に掲げている。2017/12通期の会社計画は、売上高が前期比3.9%増の255.63億USD、純利益が同25.9%増の31.66億円である。(袁)
  • 2004年にマーク・ザッカーバーグCEO ら当時ハーバード大学の学生がサービスを開始。無料の登録制SNSで、13歳以上が登録できる。ソーシャルネットワーク・ウェブサイトを運営し、スマホやPCによりユーザー間で情報、写真、ビデオなどを共有できるサービスを提供する。
  • 2017/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比44.8%増の93.20億USD、純利益が同70.6%増の38.90億USDと四半期として過去最高益を更新した。調整後EPSは1.320USDと市場予想の1.131USDを上回った。動画広告に注力する戦略が奏功し、モバイル広告収入が大きく伸びたことが寄与した。また、6月末の世界月間利用者数は初めて20億人を超えた。
  • 同社は米国とカナダの企業向けに企業ページ上に求人広告を掲載し、タイムラインに流せるサービスの導入を発表し、求人広告分野に参入する計画。2017/12通期の市場予想は売上高が前期比41.2%増の390.24億USD、純利益が同49.3%増の152.07億USDである。(袁)
  • 1983年設立の大手通信会社。子会社と関連会社を通じて地域及び長距離電話、無線、データ通信、インターネットアクセス、インターネットなどのサービス、通信機器販売などを行う。
  • 2017/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比1.7%減の398.37億USDとなったが、市場予想を上回った。スマホの普及を追い風に成長を続けた携帯事業が鈍化し、同事業の売上高は前年同期比で小幅に減少した。契約者数の減少で携帯電話事業の落ち込みが続いた。一方、買収した米衛星放送最大手ディレクTVが収益を押し上げた。純利益が同14.9%増の39.15億USD、調整後EPSが0.790USDと市場予想の0.736USDを上回った。
  • 同社は225億USD相当の7本立ての起債を実施し、起債額に対して約3倍の応募があった。今回の起債は同社にとって、854億USDでのタイム・ワーナー買収に必要な最後の資金調達となる可能性がある。今後の動向に注目したい。2017/12通期の市場予想は、売上高が前期比1.6%増の1,610.93億USD、純利益が同13.4%増の147.16億USDである。(袁)
  • 1930年設立、アナログ半導体を製造する世界最大手。主にアナログIC、マイクロコントローラを開発・製造している。また、電子機器、デジタル情報家電、ワイヤレスなどの製造も行う。
  • 2017/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比12.8%増の36.93億USD、純利益が同35.6%増の10.56億USDとなった。調整後EPSは1.030USDと市場予想の0.952USDを上回った。自動車業界からの安定した需要が業績に寄与した。また、工業分野で産業機械に電子機能を付加したり、単純な機器をスマート化したりする試みも半導体需要を押し上げた。
  • 2017/12期3Q(7-9月)の会社予想は、売上高が37.4億-40.6億USD、EPSが1.04-1.18USDと何れの中央値も市場予想を上回る見通し。通期の市場予想は、売上高が前期比9.5%増の146.65億USD、純利益が同16.7%増の41.96億USDである。(袁)
フィリップ証券株式会社

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