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2019-06-19 14:37:50

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株安を止める決算となるか!10-12月の米決算で注目できるのはコレ!?

2016/01/13

米国企業の10-12月期決算発表が始まりました。米国株式市場は様々なマクロ関係の不安材料を背景に年初から大幅な下落となっていますが、この流れを止められるか注目度の高い決算発表と言えるでしょう。S&P500指数採用企業のEPSは、1/12時点で前年同期比0.7%減の予想となっています。ドル高による業績へのマイナスの影響が緩和するか、16年1-3月期に見込まれている増益転換への確度が高まるかなどが見所となるでしょう。

今回は7-9月期から10-12月期にかけて業績モメンタムの改善が見込まれている銘柄をスクリーニングで抽出しました(図表1)。市場全体の業績動向には依然として停滞感が強いため、注目が集まると考えられます。

図表1:注目銘柄リスト

銘柄 株価(1/12) 52週高値 52週安値
ジョンソン&ジョンソン(JNJ) 98.24ドル 106.33ドル 81.79ドル
ユナイテッド パーセル サービス (UPS) 93.00ドル 114.40ドル 90.71ドル
サザン(SO) 46.45ドル 53.16ドル 41.40ドル
マクドナルド(MCD) 117.44ドル 120.23ドル 87.50ドル
アルファベット(GOOG) 726.07ドル 779.98ドル 486.22ドル

※ブルームバーグデータをもとにSBI証券が作成

1

株安を止める決算となるか!

米国企業の10-12月期決算発表が始まりました。11日(月)アルコアを皮切りに、14日(木)のJPモルガン チェース、インテルから発表が本格化します。米国株式市場は様々なマクロ関係の不安材料を背景に年初から大幅な下落となっており、この流れを止められるか注目度の高い決算発表と言えるでしょう。

図表2はS&P500指数採用企業のEPSの推移です。米国企業の四半期EPSは14年7-9月期にピークを付けた後、ドル高や新興国経済の減速を受けて停滞した状態が続いています。前年比増加率では15年7-9月期の-3.4%で底入れして、10-12月期には同-0.7%へ改善する見通しとなっています。

ただし、昨年10月初では10-12月期は前年同期比7%の増益に転じるとの予想になっていました。しかし、実際には7-9月期の実績が事前予想を若干下回って着地、また、その後原油価格が一段安となり、ドルに対して新興国通貨が下落したことなどを受けて10-12月期の予想EPSは下方修正されてきたと見られます。

結局、増益への転換見込みは16年1-3月期に先延ばしとなりましたが、また逃げ水のように遠のいていかないか、注意して見ていく必要がありそうです。

米企業業績が今後改善すると見込まれる重要な要因は、ドル高によるマイナスの影響が緩和することです。図表3はドル指数の前年同期比を四半期ごとに計算しています。これによると米国ドル高による企業業績の押し下げは、15年7-9月期がピークであったはずであり、10-12月期には若干マイナスの影響が緩和されていると見込まれています。

今回の決算発表で業績動向にそのような動きが見られるか、経営者からそのような発言が出てくるか注目されるでしょう。

図表2:S&P500指数企業のEPS(白抜きは予想です)

  • 注:予想はブルームバーグ集計によるコンセンサス予想です。
  • ※ブルームバーグデータをもとにSBI証券が作成

図表3:ドル高による業績の押し下げは15年7-9月期がピークのはずです

  • 注:米連邦制度準備理事会(FRB)が発表している貿易加重のドル指数の月次終値を四半期で平均して、前年同期比の変化率を計算しています。16年1Qと2Qは16年1/8の124.8711を使って計算しています。
  • ※ブルームバーグデータをもとにSBI証券が作成
2

決算で注目の業績モメンタム改善銘柄はコレ!?

市場全体として7-9月期から10-12月期にかけて減益率は縮小が見込まれているものの停滞感は残るため、引き続き業績モメンタムが改善する企業に注目できると考えます。

そこで、S&P100指数の採用銘柄について、7-9月期実績と10-12月期予想の業績に関して以下の条件でスクリーニングを行いました。

【スクリーニング条件】
1. 10-12月期予想の増収率が7-9月期実績よりも高い
2. 10-12月期予想のEPS増加率が7-9月期実績よりも高い
3. 過去3ヵ月間に15年12月期の予想EPSが下方修正されていない
4. S&P100指数採用銘柄

抽出された銘柄を「EPS増加率の差」によってランキングしたものが図表4です。この中から10-12月期予想のEPS増加率が前年同期比プラスである、5銘柄(赤字でハイライト)を注目銘柄として取り上げました。

ドル高による業績へのマイナスの影響緩和が期待されるジョンソン & ジョンソン、景気敏感と捉えられて株価が下落しているものの業績は改善が見込まれているユナイテッド パーセル サービス、買収で成長する公益事業のサザン、既存店売上の回復傾向が続いているマクドナルド、YouTubeの成長と費用管理強化が注目されるアルファベット(旧グーグル)です。

図表4:7-9月期から10-12月期にかけて業績モメンタム改善が予想されている企業



銘柄(コード)

10-12月期予想 (A)

7-9月期実績 (B)

(A)−(B)

EPS
修正率

増収率

EPS
増加率

増収率

EPS
増加率

増収率
の差

EPS増加率
の差

過去
3ヵ月

E.Iデュポン(DD)
-26.6%
-62.5%
-35.1%
-75.9%
8.5%
13.4%
0.1%
ジョンソン &ジョンソン(JNJ)
-2.1%
11.9%
-7.4%
-0.7%
5.3%
12.5%
0.0%
ユナイテッド パーセルサービス (UPS)
2.1%
13.5%
-0.4%
5.3%
2.5%
8.2%
0.2%
サザン(SO)
13.3%
14.8%
1.2%
7.3%
12.2%
7.5%
0.4%
マクドナルド(MCD)
-5.1%
8.9%
-5.3%
3.7%
0.2%
5.2%
3.5%
ウォルマートストアーズ(WMT)
-0.4%
-9.1%
-1.3%
-13.9%
1.0%
4.8%
1.6%
ユナイテッドテクノロジーズ(UTX)
-10.4%
-6.0%
-14.7%
-8.2%
4.3%
2.2%
0.6%
アルファベットC(GOOG)
18.0%
17.7%
14.7%
15.8%
3.2%
2.0%
0.6%
ハネウェルインターナショナル(HON)
-2.7%
10.8%
-4.9%
8.8%
2.2%
1.9%
0.0%
テキサスインスツルメンツ(TXN)
-1.9%
0.4%
-2.1%
0.0%
0.1%
0.4%
1.8%
  • ※ブルームバーグデータをもとにSBI証券が作成
2

注目銘柄のポイント

銘柄名 株価
(1/12)
98.24ドル 予想PER
(倍)
15.4
  • 医薬品、医療機器、消費者向け製品を広く手がける総合ヘルスケア企業です。広くグローバルに展開しているため(7-9月期の海外売上は49%)、ドル高の影響を最も大きく受けている米企業の一つで、ドル高の影響が緩和する局面では業績の回復が期待できます。
  • 7-9月期の売上は報告ベースで前年同期比7.4%減ですが、為替換算の影響を除くと同0.8%増、さらに事業売却等の影響を除いたベースでは同5.6%増と事業の実態は堅調と言えます。
  • 決算発表は1/26の予定です。

※株価チャートは週足、2年で16年1/12時点です(当社のチャートツールを用いて作成)。

銘柄名 株価
(1/12)
93.00ドル 予想PER
(倍)
16.1
  • 世界首位の小口貨物輸送会社です。米国内の郵便物・文書・小包等の配送から、航空機による国際輸送、サプライチェーンの管理など幅広く展開しています。
  • 株価は景気敏感と捉えられて同業のフェデックスとともに売り込まれたと見られますが、四半期業績は改善が見込まれており、足元で予想EPSも下方修正されていません。
  • 当社はeコマースの成長による小口貨物の増加から恩恵が期待されます。株価下落で予想PERは16.1倍に下がり、実績配当利回りも3.1%まで上昇しており、投資チャンスと考えられます。
銘柄名 株価
(1/12)
46.45ドル 予想PER
(倍)
15.7
  • ジョージア州アトランタに拠点をおく米国最大手の電力持株会社です。米国南東部のジョージア州、フロリダ州、アラバマ州、ミシシッピ州で発電・送電事業を運営します。
  • 15年10-12月期に業績が加速するのは、買収した天然ガスの販売で全米2位級のAGLリソーシズの貢献によるものですが、サザン単体でも7-9月期業績は堅調でした。政策金利引き上げを巡って株価は乱高下しましたが、長期金利の上昇が抑えられる中、高い配当利回りに注目できるでしょう。
  • 今期の1株当たり予想配当額は2.17ドル(Bloomberg予想)で、予想配当利回りは4.7%です。決算発表は2/3の予定です。
銘柄名 株価
(1/12)
117.44ドル 予想PER
(倍)
21.9
  • イースターブルックCEOが進める再建策が奏功していると見られます。主力市場の米国では、サンドイッチの新商品や朝食メニューが貢献して既存店売上は4-6月期の2.0%減から7-9月期は0.9%増へ2年ぶりにプラスに改善しました。
  • グローバル既存店売上の前年同期比も4-6月期の0.7%減から7-9月期は4.0%増へ改善、会社は10-12月期も既存店売上のプラスは継続する見込みとして、利益増加の加速が予想されています。
  • 野村證券のアナリストは、15年10-12月期の既存店売上の伸びは前年同期比3.5%増に達したと推定、投資判断をBUYに引き上げ、目標株価を135ドルにしています(1/4 CNBC報道)。決算発表は1/25の予定です。
銘柄名 株価
(1/12)
726.07ドル 予想PER
(倍)
21.2
  • 検索連動型広告のグローバルトップで、グーグルが社名変更した会社です。
  • 昨年5月末に最高財務責任者(CFO)がウォール街出身のポラット氏に交替して「費用管理の強化」が打ち出され、業績動向への信頼感が高まっています。また、YouTubeの収益化が進んでいると見られ、売上の伸びにも期待ができる状況になってきました。
  • 2/1予定の決算発表では、持株会社のアルファベットの下、グーグル事業と新規事業の収支が始めて分別開示される予定です。 10%台半ばの売上・利益成長に対して今期予想PERが21倍と割安感が残っていると見られます。

※注目銘柄(5銘柄)の株価週足チャートは、当社のチャートツールを用いて作成(2016/1/12時点)。

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。

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