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2019-07-22 12:15:57

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新型iPhoneの予約好調!!アップルとその関連銘柄の投資チャンスか!?

2015/9/16

アップルが9/9(水)に新型iPhoneを含む新製品発表会を開催しました。この発表会に向けて株価が上昇してくるのが通例ですが、今回は中国懸念や世界同時株安を受けて期待感のないまま迎えました。しかし、新型iPhoneの予約状況は好調と伝えられ、同社株への投資チャンスを迎えている可能性がありそうです。そこで今回は、アップル株の今後の見通しとともに、同社の業績好調が続くと恩恵が期待される関連銘柄をピックアップしています。

銘柄 株価(9/15) 52週高値 52週安値
アップル(AAPL) 116.28ドル 134.54ドル 92.00ドル
スカイワークス ソリューションズ(SWKS) 91.66ドル 112.88ドル 44.06ドル
アバゴ テクノロジーズ(AVGO) 134.38ドル 150.50ドル 68.75ドル
ARM ホールディングス ADR(ARMH) 45.04ドル 54.82ドル 37.75ドル
Tモバイル US(TMUS) 41.31ドル 42.56ドル 24.26ドル

※ブルームバーグのデータをもとにSBI証券が作成

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期待感なく迎えた新製品発表会、今後の株価にはプラスか!?

アップルが9/9(水)に恒例の新製品発表会を開催しました。当日の株価は110.15ドルへ1.9%下落といまひとつの反応でしたが、翌10日から15日まで株価は4日続伸しています。新製品iPhone6sの発売を9/25に控えて同社株価動向に注目できるでしょう。

図表1は、iPhoneの発売日とアップル株価の動向を見たものです。過去3回はいずれも発売日に向けて株価が上昇していたのに対して、今回は中国経済への懸念や世界同時株安を受けて株価が下げた後に発売日を迎えます。新型iPhoneに対する期待を織り込む余裕がなかった分、今後の株価には期待できるかもしれません。

iPhone発売後の株価を見ると、2012年は発売を機に下落に転じましたが、2013年と2014年は発売直後に押し目を入れたものの、その後上昇に転じています。新製品に対する評価や売れ行きに沿って株価が動いたと見られます。

アップルは9/14のリリースで、12日から開始した「予約の受付状況は極めて好調だ」としています。昨年のiPhone6は発売後3日間で1,000万台を売り上げていますが、これを上回るペースとの観測も出ています。

予約受付に昨年入ってなかった中国分が入っていることも要因ですが、出だしが好調なことは確かなようで、今後の推移に期待できそうです。

図表1:iPhoneの発売日とアップルの株価

  • ※ブルームバーグデータ、各種報道よりSBI証券が作成

今回発表された新製品の概要は以下の通りです。例年になく新製品が多く、意欲的な発表会だったと評価されています。

●iPhone6s ・・・押した強さによって動作が変化する「3D タッチ」、1,200万画素のカメラ(iPhone6は800万画素)が主な新機能です。プロセッサー「A9」は、iPhone6の「A8」に比べてCPU機能が70%向上、グラフィックは90%速くなったとされます。

●iPad プロ・・・iPadの新製品で、12.9インチのスクリーンの大きさ(従来は9.7インチ)が話題となっています。キーボードと手入力できる「Apple Pencil」が新たにオプションとして追加されました。画面を分割して複数のアプリを使えるマルチタスクに対応しています。

●アップル ウォッチ・・・この春に導入されたばかりですが、今回は高級ブランドのエルメスとのコラボレーションが話題になっています。

●アップル TV・・・アップルのセットトップボックスです。今回の製品から音声操作ソフトウェアの「Siri」が搭載され、会話形式で見たい番組を探す機能が話題となっています。アップ・ストアも利用可能になりました。

アップル製品に詳しいフリージャーナリストの林信行氏は新型iPhoneについて、「これは“羊の皮をかぶった狼”である 」、つまり、「一番見た目の変化がないiPhone 6sとiPhone 6s Plusをマイナーチェンジだと思っている人も、まだいるかもしれない。だが、それはまったくの誤解だ。iPhone 6sとiPhone 6s Plusは、実はそのカタチ以外のすべてが新しくなっている。」として高く評価しています。

今後判明してくる、一般消費者の評価にも期待が持てそうです。

2

業績動向は?中国懸念をどう考えるか?

中国市場の動向を含めてアップルの業績動向を確認しておきましょう。

アップルの業績は売上の6割超を占めるiPhoneの動向がすう勢を決めますが、14年9月発売のiPhone6が非常によく売れたため、前年比較のハードルが高くなっています。前年同期比伸び率は10-12月期以降、2-5%増まで鈍化することが予想されています。

しかし、既述のようにiPhone6sの予約が好調であること、日米の通信事業者がiPhoneのアップグレードを積極的に促進するプランを提示していることから、10-12月期以降の市場コンセンサスが今後上方修正されることも期待できるでしょう。

アップルのクックCEOは春以降、「アンドロイドからのスイッチの比率が過去になく高まっている」「iPhone6の発売からスイッチした人はまだわずかだ」とiPhoneへの乗り換えが今後も続くことを示唆する強気のコメントを繰り返しています。アナリストの販売予想が控えめとなっている可能性は十分あると見られます。

図表2:アップルの四半期売上推移(白抜きは予想)

  • 注:予想はブルームバーグ集計によるコンセンサス予想です。
  • ※ブルームバーグデータをもとにSBI証券が作成

一方、懸念が大きくなっている中国市場についてはどうでしょうか?

15年4-6月期にアップル売上の3割弱が中国を含む中国圏からなります。売上の増加額で見ると、全体の売上増加額が112億ドルに対して、中国圏は70億ドルと6割超の貢献となっています。株式市場が中国経済への懸念を強めるときに同社業績に対して不安が出るのはやむを得ないことと考えられます。

ただし、図表3の通り中国圏売上の前年同期比は15年4-6月期まで加速しています。4-6月期の中国圏のスマホ販売台数が前年同期比5%増へ鈍化するなか同社の販売台数は同87%伸びているため、同社の伸びは他社からの乗り換えによる貢献が大きいと見られます。

このため中国の消費が減速してスマホ市場が鈍化する場合にも、同社は乗り換えで伸びている部分があるため影響はよりマイルドなものになると考えられるでしょう。

図表4では中国の小売売上高と固定資産投資の前年比推移を示しています。小売売上高の伸びは長期にわたって徐々に減速しており、14年は前年比11-12%増であったのが、足元では10-11%増へ鈍化しています。しかし、消費動向に急激なブレーキがかかるといった状況でないことが確認できます。

図表3:アップルの中国圏売上

  • ※会社資料をもとにSBI証券が作成

図表4:中国の小売売上と固定資産投資

  • 注:中国の月次統計は、春節の関係で1月、2月の数字が公表されないケースがあります。
  • ※会社資料をもとにSBI証券が作成
5

アップルの関連銘柄をピックアップ

仮にアップルのiPhone6sが順調に売上を伸ばし、年末にかけて株価が好調となる場合、関連銘柄にも物色が広がる可能性があるでしょう。そこで、アップルの関連銘柄をピックアップしています。

米国株式市場でアップルへのサプライヤーとして知られている銘柄群を以下にリストアップしています。

・スカイワークス ソリューションズ(SWKS)・・・無線通信用半導体
・アバゴ テクノロジーズ(AVGO)・・・無線通信用半導体
・クォルボ(QRVO)・・・無線通信用半導体
・シーラス ロジック(CRUS)・・・オーディオ半導体
・インベンセンス(INVN)・・・モーションセンサー
・シナプティクス(SYNA)・・・LCDドライバー
・アムコー テクノロジー(AMKR)・・・パッケージングおよびテスト

この中から時価総額が大きく、比較的名前の通っているスカイワークスソリューションズ(SWKS)とアバゴテクノロジーズ(AVGO)を取り上げます。また、英国企業で米国に上場しているアームホールディングス(ARMH)も、アップルへの関連度が高いため取り上げています。

通信サービス業界からはTモバイルを取り上げました。魅力的なスマホが出ることで通信事業者間の加入者の取り合いが激化する面もあり、必ずしもプラスばかりとは言えませんが、Tモバイルはここ2年新規加入者数の獲得に成功してきていることから、iPhoneのアップグレード商戦を機にこの動きが加速できる可能性があると考えられます。

5

注目銘柄のポイント

銘柄名 株価
(9/15)
116.28ドル 予想PER
(倍)
12.7
ポイント
  • 9/15の時価総額が6,631億ドル(約80兆円)で世界最大の企業です。15年4-6月期の売上構成は、iPhone63%、iPad9%、Mac12%、サービス10%、その他製品5%です。地域別には、米州41%、欧州21%、中国圏27%、日本6%、その他アジア太平洋6%となっています。
  • 15年4-6月期のiPhone販売台数は4,753万台で、市場予想の4,880万台を下回りましたが、前年同期比では35%増で好調と言える水準でした。米国の顧客満足度調査では、「同じブランドを買い換える」とした人がiPhoneでは86%に達し(2位メーカーの50%に対して)、市場の囲い込みが進んでいます。
  • 昨年発売のiPhone6の売上が非常に良好だったことから、今後売上の伸び鈍化が見込まれていますが、これを織り込んで予想PERは12倍台まで低下しており株価は割安と見られます。
銘柄名 株価
(9/15)
91.66ドル 予想PER
(倍)
21.5
ポイント
  • 米国の無線通信用半導体メーカーです。世界の携帯電話機メーカーとインフラ機器メーカーに向けて、フロントエンドモジュール、無線周波サブシステムなどを販売しています。
  • 通信ネットワークが3G、4Gへ移行して複数の周波数帯を使用するようになるなか、スマートフォン等に使用される当社の無線周波チップはより高性能品にシフトし、製品単価も上昇していることから恩恵を受けています。
  • アップルのiPhone向けだけでなく他の事業も好調に推移しており、15年4-6月期の売上は前年同期比38%増、営業利益は同74%と大幅に伸びています。7-9月期ガイダンスの売上875百万ドル、EPS1.51ドルは、市場予想のそれぞれ863百万ドル、1.42ドルを上回りました。
銘柄名 株価
(9/15)
134.38ドル 予想PER
(倍)
25.4
ポイント
  • アナログ半導体メーカーです。携帯電話端末、無線基地局、データネットワーク、ストレージ、テレコム機器などが主要なアプリケーションです。
  • 15年5月に半導体メーカーのブロードコムを370億ドルで買収することに合意しており、16年の1-3月期の合併完了予定です。合併予定の両社ともアップル向けの売上が比較的大きい会社と認識されています。
  • スマホでは、アバゴの無線周波半導体とブロードコムのコネクティビティ半導体(Wi-Fi、ブルートゥースなど向け)が補完し、データセンター向け半導体でも両社の事業を持ち寄ることで強いポジションを築くと見込まれています。
銘柄名 株価
(9/15)
45.04ドル 予想PER
(倍)
38.6
ポイント
  • 半導体の設計基本図を半導体メーカーに提供して、ライセンス料やロイヤリティを徴収する英国企業です。90年にアップルコンピュータもメンバーとして参加したジョイントベンチャーとして創業しています。
  • スマホCPUに占める当社のシェアは95%に達すると言われていますが、iPhoneのような高級機種が売れるとロイヤルティの単価上昇の恩恵を受けます。また、当社の設計コアによる半導体は低消費電力が特長で、モノのインターネットの半導体に使われやすい点も注目されます。
  • 世界のスマホ販売台数の伸び鈍化を理由としたレーティング引き下げをきっかけに株価が下がっていますが、15年4-6月期決算は売上が前年同期比15%増、EPSが同34%増と堅調でした。
銘柄名 株価
(9/15)
41.31ドル 予想PER
(倍)
41.6
ポイント
  • 米国3位の無線通信事業者で、ドイツテレコムの子会社です。2.8億以上の人をカバーする通信ネットワークを保有し、15年6月末時点で約5,900万の顧客にサービスを提供しています。
  • シンプルな料金プランの導入が消費者に受け入れられて、業界大手ではトップの新規加入者獲得と売上成長を続けています。15年4-6月期の新規加入者は2.1百万人、売上は前年同期比14%増となっています。
  • 定額払いで毎年最新のスマホへのアップグレードが可能になる「ジャンプ・オン・デマンド」のキャンペーンを展開中で、iPhone6sの発売にあたり顧客獲得競争でリードすると見られています。

注目銘柄(5銘柄)の株価週足チャートは、当社のチャートツールを用いて作成(2015/9/15時点)

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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