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2019-06-17 12:06:18

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業績上方修正の「株価出遅れ株」はコレ!?

2015/8/19

米国の企業業績は足元停滞気味ですが、業種や企業によっては上方修正が続いている銘柄があり、全般が低調な中では、いつにも増して注目できるでしょう。その中で今回は、株価動向が出遅れているものをピックアップしています。ジェネリック医薬品の使用増加から恩恵を受けているマイラン、カーディナル ヘルス、ピックアップトラックが好調のフォード、トラック需要が北米・欧州ともに拡大しているパッカー、業績の安定度の高まりで配当利回りに魅力があるベライゾン コミュニケーションズをご紹介します。

銘柄

株価(8/17)

52週高値

52週安値

55.49ドル

76.68ドル

44.80ドル

14.68ドル

17.87ドル

13.26ドル

63.03ドル

70.27ドル

54.52ドル

47.52ドル

51.73ドル

45.09ドル

84.34ドル

91.91ドル

71.43ドル

1

  市場全体の業績予想が停滞する中、業績予想上方修正銘柄に注目

米国の企業業績は、年末にかけて回復モメンタムが強まると見込まれますが、足元ではドル高に加えて世界経済の成長鈍化を受けて停滞気味です。このような環境下、業績見通しが上方修正されてきた個別企業には、いつにも増して注目できるでしょう。

まず、前提となる市場全体の動向を確認しておきましょう。図表1は、S&P500構成銘柄の今期予想EPSの推移です。

ドル高や低調な経済指標の発表を受けて年初は下方修正が続きましたが、4月以降は概ね横ばい圏での推移となっています。4-6月期決算では、EPSは事前の市場予想を約4%上回りましたが、いまのところ通期EPSの明確な上方修正にはつながっていません。

次に、業種別の動向を見たのが図表2です。赤い棒が前年同期と比べたEPSの成長率、青い棒が市場予想からの乖離率を示します。

全銘柄ではマイナス成長ですが、それはエネルギーの下押しが効いたもので、10業種中8業種がプラス成長であることがわかります。全体的に悪いわけではないため、業種や企業によっては積極的に物色できる環境と言えるでしょう。

成長率、乖離率ともに高い、ヘルスケア、通信サービス、一般消費財・サービスなどが株式の物色先として注目できるでしょう。一方、エネルギー、資本財・サービスは世界景気の鈍化を受けて低調となっています。

図表1: S&P500構成銘柄の予想EPS推移

  • 注:予想EPSはブルームバーグ集計の市場コンセンサス。
  • ※ブルームバーグのデータをもとにSBI証券が作成

図表2: S&P500構成銘柄の業種別EPS成長率と乖離率

  • 注:予想EPSはブルームバーグ集計の市場コンセンサス。8/14時点。
  • ※ブルームバーグのデータをもとにSBI証券が作成
2

  業績上方修正の出遅れ株をスクリーニング

過去3ヵ月で今期予想EPSが上方修正された銘柄で、株価動向が出遅れている銘柄をスクリーニングしています。

スクリーニングの条件

a.S&P500指数の構成銘柄で時価総額150億ドル以上
(8/17時点で302銘柄が該当)

株式市場でよくフォローされている銘柄に絞るため

b.今期の売上・EPSが前期比増加予想

業績が堅調に推移している銘柄を選ぶため

c.予想EPSの修正率が2%以上

アナリストによる業績修正が明確なものを選ぶため

d.予想EPSの修正率>株価騰落率

株価動向が出遅れているものを選ぶため

以上の条件でスクリーニングを行い、「予想EPSの修正率 − 株価騰落率 」の高い順にランキングしたのが図表3です。この指標は株価評価の改善を示します。たとえば、予想EPSが5%上方修正された銘柄の株価が5%下がると、「5%−(−5%)」で株価評価は10%改善します。反対に予想EPSが5%上方修正された銘柄の株価が10%上がると、「5%−10%」で株価評価は5%の悪化となります。

ランキングの上位5銘柄について、ポイントをご紹介します。

スクリーニングの条件

企業名 事業内容 予想EPS
修正率
(過去3ヶ月)
株価騰落率
(過去3ヶ月)
予想EPS-
株価騰落率
(過去3ヵ月)
株価
(8/17)
(ドル)
予想PER
(倍)
マイラン(MYL) ジェネリック医薬品 2.8% -22.3% 25.1% 54.36 13.1
フォード モーター(F) 自動車 6.1% -5.8% 11.9% 14.78 8.7
パッカー(PCAR) トラック 4.1% -4.2% 8.2% 62.92 13.4
ベライゾン コミュニケーションズ(VZ) 通信サービス 2.9% -4.2% 7.1% 47.49 12.1
カーディナル ヘルス(CAH) 医療サービス 2.3% -4.0% 6.3% 84.27 16.9
アバゴ テクノロジーズ(AVGO) 半導体 2.3% -3.6% 5.9% 121.96 14.5
AT&T(T) 通信サービス 3.9% -1.8% 5.7% 34.05 13.0
バンク オブ ニューヨーク メロン(BK) 銀行 3.9% 1.4% 2.5% 44.07 15.7
ギリアド サイエンス(GILD) バイオ医薬品 6.6% 4.9% 1.7% 115.60 10.1
  • 注:不動産投資信託(REIT)を除いています。業績予想は、ブルームバーグ集計によるコンセンサス予想によります。
  • ※ブルームバーグ、会社資料などよりSBI証券が作成
3

  注目銘柄のポイント

銘柄名 株価
(8/17)
54.36ドル 予想PER
(倍)
13.1
ポイント
  • ジェネリック医薬品の世界的大手メーカーです。ここ3ヵ月で株価が大幅に下落しているのは、テバ ファーマシューティカルによる買収提案で上昇して、その後同提案が撤回されたことによります。株価は買収提案前の水準に戻ったため、今回取り上げています。
  • 4-6月期決算は、アボット ラボラトリーズから買収したジェネリック事業を含んだベースで売上は前年同期比29%増、営業利益は同31%増となりました。買収効果を除くベースでも、ドル高の影響を除いて同14%増と好調でした。会社は15年のEPSガイダンスを4.00〜4.30ドルから4.15〜4.35ドルへ引き上げ、市場予想もそれに沿った形で上方修正されています。
  • ジェネリック医薬品の分野はM&Aの動きが激しくなっています。同社の買収を諦めたテバはアラガンのジェネリック部門を買収し、マイラン自身も大衆薬大手ペリゴの買収を提案しています。
銘柄名 株価
(8/10)
14.78ドル 予想PER
(倍)
8.7
ポイント
  • 4-6月期決算は、EPSが47セントで前年同期比42%増となり、市場予想の37セントを大幅に上回りました。車体をアルミ製にした新型ピックアップトラック「F150」の堅調な需要が寄与しました。決算会見で同社CEOは、今年はF150がフル生産となるため税引き前利益は最大51%増えるとの見通しを発表、これに沿った形でアナリストの業績予想も上方修正されました。
  • 一方、株価は決算発表後に軟調となっていますが、要因としてF150の1モデルが衝突安全性に劣るとする報告が自動車保険業界団体から7/30に出たことが考えられます。しかし、鉄鋼で補強されたモデルの安全性は問題ないとされているため、大きな問題にはならないと見られます。
  • コンセンサス予想では、16年のEPSは1.93ドルが予想されています。現在の株価14.78ドルはPER7.7倍相当で、割安感が強いと言えるでしょう。
銘柄名 株価
(8/10)
62.92ドル 予想PER
(倍)
13.4
ポイント
  • 米国のトラック・トレーラーメーカーです。北米および欧州でのトラック需要が拡大していることから、4-6月期の売上は前年同期比12%増、税前利益は同45%増となりました。EPSも同40%増で市場予想を9%上回り、通期業績の上方修正につながりました。
  • 地域別には売上の約7割を占める北米が前年同期比26%増と好調です。約2割を占める欧州の売上は為替の目減りによって同8%減ですが、出荷台数は同26%増、受注台数は同6割増と、事業環境は非常に良好です。
  • 最近の株価の軟調は、北米のトラック月次受注台数が4〜6月にかけて低下したことが要因と見られます。米国の景気回復を背景にこれが安定してくれば評価されると考えられます。
銘柄名 株価
(8/10)
47.49ドル 予想PER
(倍)
12.1
ポイント
  • 通信サービスでAT&Tと並ぶ米国最大手です。4-6月期の決算は、売上・営業利益とも前年同期比2%増で、EPSは市場予想を3%上回りました。新規契約者数も110万人と市場予想の105万人を上回りました。競合下位による値下げに対応してタブレット端末の販売を促進したことが契約者数の増加につながりました。
  • 大手通信サービス銘柄は配当利回りが注目されることが多いため、市場金利の上昇を意識する局面では株価の大幅な上昇は期待できないと見られます。しかし、(1)の図表2に見る通り電気通信サービスセクター全体で業績動向が安定してきているため、高い配当利回りには魅力があります。同社の過去12ヵ月の配当利回りは4.6%となっています。
銘柄名 株価
(8/10)
207.38ドル 予想PER
(倍)
20.6
ポイント
  • 医薬品および医療機器の卸売大手です。4-6月期決算は、医薬品の取扱が伸びて売上が前年同期比20%増、調整後営業利益が同33%増と好調でした。市場予想に対してEPSは予想並でしたが売上は予想を6%上回りました。米国最大のドラッグストアCVSと合弁で設立したジェネリック医薬品の共同調達会社(Red Oak社)が業績伸長に貢献しています。
  • 会社は16年6月期のEPS予想を15年6月期実績の4.38ドルに対して4.85〜5.05ドルとしています。ここ2年の株価上昇から利食いも出ていると見られますが、足元の業績は好調に推移しており注目できるでしょう。

※株価日足チャートは、2015/8/17時点のものです。

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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