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2019-06-18 10:33:57

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“業種トレンドから探る!注目銘柄”

2015/7/1

今回は、業種指数のトレンドから注目業種として、「ヘルスケア」「一般消費財・サービス」「金融」をピックアップ、その中から以下の注目銘柄を選びました。業種トレンドを見るためには、「相対株価チャート」を使っています。

「相対株価チャート」は物色トレンドを見るために便利なもので、市場平均を上回る運用を目指す機関投資家がよく使用しています。同時に、株式市場が何をドライバーとして動いているのか、つまり、“相場の中身”を視覚的に確認できるため、実は、一般の投資家にもメリットが大きいチャートです。相対株価の見方を解説していますので、ご参考にしていただければ幸いです。

銘柄

株価(6/26)

52週高値

52週安値

119.50ドル

123.37ドル

80.90ドル

90.85ドル

92.46ドル

65.08ドル

114.99ドル

115.27ドル

78.54ドル

61.27ドル

61.46ドル

49.33ドル

57.44ドル

58.26ドル

46.44ドル

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  相対株価チャートとは?

「相対株価チャート」とは、市場平均を基準として、業種指数や個別株価の値動きの相対的な強さ・弱さを見るものです。

図表1の模式図で説明しますと、局面(1)では、市場平均が横ばいに対して業種指数は上昇しています。業種指数は市場平均よりも強く、相対株価は上昇となります。局面(2)では、市場平均が上昇しているのに対して業種指数は横ばいです。業種指数は市場平均よりも弱いので、相対株価は下落となります。局面(3)では、市場平均と業種指数は同様に下落しています。この場合、相対株価は横ばいとなります。つまり、指数の絶対値での上昇・下落でなく、対市場平均の相対的な強さ・弱さのみを抽出したチャートです。

図表1: 相対株価の模式図

このチャートを使うメリットは、物色の持続、勢いの変化、転換点などが視覚的によくわかることです。業種の物色を見るとき、過去1ヵ月間、過去3ヵ月間といった2時点間の騰落率を比較することがよくありますが、そのような情報を得ることは難しいのです。

そして、もう一つのメリットは、株式市場が何をテーマに動いているか、“相場の中身”が見えてくることです。例えば、景気敏感業種とディフェンシブ業種(景気敏感でない業種)の相対株価を見ることで、株式市場が成長率の加速を織り込んできたのか、減速を織り込んできたのかが、視覚的にわかります。また、金利に影響を受ける業種の相対株価を見ると、金利に対して市場がどのような織り込みをして、今後何を想定して動こうとしているのかが見えてきます。

では、実際に相対株価チャートを見て、米国市場の業種トレンドを確認してみましょう。今あげた「相対株価チャート」を使うメリットが実感できるはずです。

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  業種トレンドを相対株価チャートで確認

S&P500業種指数(10業種)のS&P500指数に対する相対株価チャートです。個々の業種の物色トレンドを検討することによって、注目できる業種をピックアップします。

図表2: S&P500業種指数の相対株価チャート

  • ※原油価格の下落を受けて昨年夏より大幅アンダーパフォームしました。原油価格底入れを受けて横ばい圏に転じました。
  • ※どちらかというとアンダーパフォーム傾向です。世界景気や中国景気の影響を受けやすい業種です。
  • ※ゆるやかなアンダーパフォームです。景気敏感の業種ですので、世界経済が一貫して停滞気味できたことがわかります。
  • ※昨年末よりアウトパフォームの傾向に転じました。景気全般は停滞気味ながら、消費は相対的に好調です。
  • ※ドル高と新興国減速の影響を受けやすい業種で、やや停滞気味です。
  • ※ここ1年、力強いアウトパフォームの傾向が続いています。相対株価の高値(レラティブ・ハイ)を更新し続けています。
  • ※大勢横ばい圏ですが、足もと動意がみられます。先行きの金利上昇を睨んだ動きの可能性があります。
  • ※ゆるやかなアウトパフォーム傾向が続いています。
  • ※今年に入ってアンダーパフォームがきつくなっています。原油価格底入れに加え、金利上昇を織り込みつつあるようです。
  • ※アンダーパフォーム傾向です。業界内の競争激化が影響してきたようです。
  • ※ブルームバーグよりSBI証券作成

相対株価チャートから、ヘルスケア、一般消費財・サービス、金融の3業種に着目しました。

ヘルスケアは、ディフェンシブ(景気敏感でない)という性質もありますが、他のディフェンシブ業種(生活必需品、公益事業、電気通信サービス)がアンダーパフォーム傾向であることから、成長性が評価されている面があると考えられます。オバマケアによる医療需要の拡大、バイオ医薬品市場の拡大、高齢化による医療需要の増大などが背景となっている可能性があるでしょう。

一般消費財・サービスは、景気がやや停滞気味の中、個人消費は相対的に堅調なため、物色されていると考えられます。金融はアウトパフォームのトレンドが十分には出ていませんが、金利の上昇が中長期的にプラスに効く業種のため、物色が続く可能性があるでしょう。

注目業種は基本的にこれまでのトレンドをフォローする形で選びました。マクロ経済の環境が変わると、トレンドも変わります。しかし、やや停滞気味の世界経済、米国の政策金利引き上げを控えたドル強含み、消費の相対的な堅調さなどの傾向は維持されると考えられますので、足もとの物色傾向は当面継続する可能性が高いと考えます。29日現在、ギリシャの実質的なデフォルトの可能性が高まり、ユーロ離脱の可能性も出てきましたが、上記のトレンドを大きく変えることはないと見られます。

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  注目業種を牽引している銘柄は?

注目業種の指数を牽引している銘柄をリストアップしたのが図表3です。過去3ヵ月で各業種指数へのプラス寄与が大きい5銘柄を、業種ごとに寄与度が大きい順に並べています。

この中から、過去3ヵ月の株価上昇率、予想PERが極端に高いものを外して、オレンジ色でハイライトした注目銘柄を選びました。ギリアド サイエンシズの株価はスピード調整が見込まれますが、依然としてPERが低水準です。エクスプレス スクリプツ ホールディングスは、オバマケアの恩恵を受けているようです。ウォルト ディズニーは「アベンジャーズ2」、コムキャストは「ジュラシック・ワールド」と直近公開の映画がヒットしています。ウェルズ ファーゴは銀行の出遅れとして注目しました。

図表3: 各業種の過去3ヵ月プラス寄与上位銘柄

業種

銘柄

事業内容

株価(6/25)
(ドル)

予想PER(倍)

3ヵ月株価
騰落率(%)

ヘルスケア

バイオ医薬品

120.23

11.2

19.0

バイオ医薬品

69.82

16.5

21.9

医薬品

84.8

26.8

15.5

医療保険

132.6

17.9

25.2

医療サービス

91.18

16.8

9.9

一般消費財・
サービス

ネット通販

440.1

104.1

19.8

放送・映画・遊園地

114.45

22.6

8.8

オンデマンド放送

664.24

283.7

58.8

ケーブルテレビ

60.88

18.4

8.9

レストラン

54.07

34.4

13.7

金融

銀行

68.65

11.7

15.3

銀行

17.37

12.8

12.6

銀行

56.19

10.2

9.8

銀行

57.17

13.7

4.9

保険

62.43

12.7

15.2

  • 注:金融セクターでは、買収提案のあったシグナ(CI)を除いています。
  • ※ブルームバーグよりSBI証券作成
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  注目銘柄のポイント

銘柄名 業種 ヘルスケア
ポイント
  • C型肝炎治療薬を主力とする米国のバイオ医薬品大手です。15年1-3月期が市場予想を上回る大幅な増収増益となり、日本での薬価が市場予想以上となったことから、株価上昇に繋がりました。
  • 4〜6月の米国での処方箋枚数は堅調に推移している模様で、4-6月期の決算も好調となる期待があります。
  • 株価は過去3ヵ月で2割近く上昇したため、若干のスピード調整は見込まれますが、PERは11倍台と割安感があります。
銘柄名 業種 ヘルスケア
ポイント
  • 北米最大の薬剤給付管理(PBM、Pharmacy Benefit Management)サービス会社です。患者と医師・保険会社・薬局に介在して薬剤費用の請求や関連サービスを行います。
  • 15年1-3月期決算は、売上が前年同期比5%増、営業利益が同17%増と好調でした。15年12月期のEPSは前年比10〜12%増にあたる5.37〜5.47ドルを見込んでいます。
銘柄名 業種 一般消費財・サービス
ポイント
  • 当社は、以下のポジティブ材料があります。
    (1)上海ディズニーリゾートが16年春に開業予定。
    (2)「スターウォーズ/フォースの覚醒」(エピソード7)が15年12月18日に公開予定。
    (3)大ヒットとなった「アナと雪の女王」の続編が決定。
  • 15年1-3月期決算は、前年同期比7%増収、純利益は同10%で、堅調でした。
  • 5月1日公開の「アベンジャーズ2」(日本公開は7月1日)がヒットしており、4-6月期決算も好調が期待されます。
銘柄名 業種 一般消費財・サービス
ポイント
  • 米国のケーブルテレビ最大手です。地上波のNBC、ケーブル局のCNBC、映画会社のユニバーサル・ピクチャーズ、テーマパークのユニバーサル・スタジオなどを傘下にもちます。ユニバーサルスタジオジャパンにはライセンスを行っています。
  • 15年1-3月期は、売上が前年同期比3%増(イベントを除くと同8%増)、営業利益は同9%増と好調でした。
  • 6月12日公開の「ジュラシック・ワールド」(日本公開は8月5日)は、世界興行収入10億ドル到達の最速記録を更新するヒットとなっています。
銘柄名 業種 金融
ポイント
  • 米国で時価総額最大の銀行です。カリフォルニア、ミネソタ、ノースカロライナをそれぞれ拠点とする地方銀行が統合した銀行で、リテール業務で高いシェアをもちます。
  • 15年1-3月期決算は、貸出業務の利鞘縮小が続き、証券・投資銀行業務の構成比が大きい他の大手銀行に劣後しました。しかし、今後金利が上昇する局面では、貸出業務の利鞘拡大が期待されます。
  • 当社は、住宅ローン組成のシェアがトップで、新築住宅市場の回復の恩恵を受けることも期待されます。

*株価日足チャートは、2015/6/26時点のものです。

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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