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2019-10-23 11:26:01

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中国:北京市で深刻な大気汚染が発生、環境規制の強化へ

2014/7/10 SBIサーチナ株式会社

中国メディア・大河網は6 日、北京市では7 月に入ってから高温多湿の天候によってスモッグが発生、再び深刻な大気汚染状況になっていると報じた。

記事は、7 月に入ってすぐに強い雨が降ったことでいったん改善された大気の状況が3 日に「急転直下」し、重度汚染レベルにまで達したと紹介。汚染物質を含むスモッグは6 日まで続いており、早朝は市内が真っ白になったと伝えた。

そのうえで、現地時間6 日正午現在に同市内の大半の地域でPM2.5 の濃度が1 立方メートルあたり200 マイクログラム以上を観測し、環境保護観測センターが市民に対して屋外運動を控えるよう呼びかけたという。

※高温多湿の天候が続く北京市、大気汚染が「重度汚染レベル」で深刻化=中国メディア(7 月7 日付サーチナ記事より引用)(写真提供:CNSPHOTO)

北京市がまた大気汚染に見舞われている。在中国米大使館サイトによると、3 日のPM2.5 を含む汚染指数は最悪レベルになったという。その後も深い霧が観測されている。

中国当局は、様々な大気汚染対策を打ち出しているが、規制違反が相次いでおり、必ずしも対策がうまくいっていないようである。中国の5 つの環境保護団体は、北京市や天津市、山東省、河北省など12 の都市で産業や家庭生活での石炭燃焼による影響を調査した。報告書は、火力発電の分野で二酸化硫黄の排出削減対策が普及している以外は、鉄鋼業、ガラス産業、セメント産業で二酸化硫黄の排出対策がまだ本格化していないと指摘している。特に鉄鋼業での排出状況は深刻で、華北地域にある鉄鋼企業の7 割以上が国の排出汚染基準に違反している状態。排煙から二酸化硫黄を除去する排煙脱硫装置の導入には大きなコストがかかるため、一部企業では全く汚染対策をとっていない実態が明らかになった。こうした企業による規制違反は、当局の主催する会議で度々議題に上っている。国家発展改革委員会(発改委)と環境保護部は5月下旬の会議で、低水準の技術や老朽化した設備がいまだ使用されているといった点が指摘されている。

こうした状況を踏まえ、当局は規制違反の罰則を強化している。中国新聞社が報じたところによると、中国政府・環境保護部は、脱硫措置を講じていなかったとして、中国五大電力グループなど計19 社に罰金など合計4 億1,000 万元を科することを決めた。対象となったのは、中国華能集団、中国国電集団、中国華電集団、中国大唐集団、中国電力投資集団(中電投)の中国の五大電力グループすべてと一部の鉄鋼、非鉄金属、化工会社19 社。環境保護部は対象企業に30 営業日以内に、脱硫についての改善方策を提出し、年内に改善を完了させるように命令した。実現できなかった場合には、さらに重い処罰を与えるという。

大気汚染問題は、上記のように企業の規制違反のほかにも、経済成長に付随する要因や技術的要因、最終消費者へのコスト転嫁の問題など、様々な問題が関連している。したがって、短期的な改善は期待しにくく、中長期的な取り組みが必要となる。裏を返せば、環境政策が中長期的に継続することを示している。また、規制強化は、該当する電力や鉄鋼など様々な産業に影響を及ぼすが、他方でイノベーションが促進され、環境関連銘柄は恩恵を受ける。例えば、当局が電力会社に対し、脱硫措置を講じるよう命令したことは、脱硫装置を製造するメーカーにとってはポジティブな要因となる。そのほかにも当局は、汚染物質排出量の多い車両を廃車にし、導入する公共車両については新エネルギー車を優先的に配置する政策を発表した。この政策は、新エネルギー自動車を製造するメーカーにとってはポジティブな材料となる。中国の大気汚染などの公害問題を商機ととらえ、この機に環境関連銘柄に注目してみるとよいだろう。今回は、クリーンエネルギー関連を取り上げた。上海電気(02727)、高速伝動設(00658)、東方電気(01072)、金風科技(02208)、哈爾浜電気(01133)

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