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2022-06-28 06:39:25

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中国株 ココがPOINT!  〜EUの「脱ロシア」加速で注目される再生エネルギー関連銘柄〜

2022/5/20
投資情報部 李 燕

5/12-5/19の香港市場は反発しました。上海市が6月中旬から下旬をめどにロックダウンの解除を表明したほか、中国当局が住宅ローン金利を引き下げたことが好材料となりました。

今回は、EUの「脱ロシア」加速で再び注目を集めている再生エネルギー関連銘柄をご紹介します。

図表1 ハンセン指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

注:5/19(木)までのチャートです。
※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成。

図表2 香港市場の業種別指数騰落率(5/19(木)までの騰落率)

注:業種別騰落率はハンセン総合指数が母集団です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成。

図表3 香港市場の個別銘柄の騰落率と関連ニュース等(5/19(木)までの騰落率)

ハンセン指数

騰落率上位
(5日)
銘柄名 騰落率
(5日)
騰落率
(1ヵ月)
騰落率
(3ヵ月)
関連ニュース等
06098 CG SERVICES 22.0% -15.1% -39.8% 不動産大手カントリーガーデン(02007)傘下の不動産サービス会社。中国当局が住宅ローン金利を引き下げたことを好感し、不動産関連株が買われた。(SBI証券取り扱いなし)
02007 碧桂園 [カントリー・ガーデン] 18.8% -17.9% -26.5% 中国不動産大手。中国当局が住宅ローン金利を引き下げたことを好感し、不動産関連株が買われた。
01211 比亜迪 [BYD] 15.0% 8.2% 5.4% 中国EV最大手。中国当局が間もなく自動車の販売促進策を打ち出すと報じられ、買い材料となった。年末までに終了予定の新エネルギー車(NEV)向け補助金政策も延長される可能性があると報じられた。
02382 舜宇光学 [サニーオプチカル] 14.8% 4.0% -43.0% 大手光学機器メーカー。同社経営陣が主要製品の出荷ガイダンスを維持すると表明し、買い手掛かりとなった。中国本土の投資家による買いがみられた。
00175 吉利汽車 [ジーリー・オートモービル] 13.9% 14.1% -19.3% 大手自動車メーカー。中国当局が間もなく自動車の販売促進策を打ち出すと報じられ、買い材料となった。
騰落率下位
(5日)
銘柄名 騰落率
(5日)
騰落率
(1ヵ月)
騰落率
(3ヵ月)
関連ニュース等
00700 騰訊 [テンセント・ホールディングス] -0.7% -6.1% -27.3% ゲーム・フィンテック大手。好悪材料まちまちのなか、小幅に下落した。好材料:劉鶴副首相がプラットフォーム企業への支援を表明し、ネット大手に対する締め付けの緩和を示唆した。悪材料:1-3月期の業績がさえず、経営陣は4-6期の見通しについても慎重な見方を示した。(本文をご参照願います)
00992 聯想集団 [レノボ・グループ] -1.8% 2.2% -8.2% パソコン大手。大手証券会社が投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」へ引き下げた。世界のパソコン出荷台数が今年鈍化する見込みだとし、同社の予想出荷台数も引き下げた。
01928 金沙中国 [サンズ・チャイナ] -2.0% -17.6% -37.3% カジノ大手。大手証券会社が5月のマカオの予想カジノ収入を引き下げたことを受け、カジノ関連銘柄が総じて冴えなかった。
02020 安踏体育用品 [アンタ・スポーツ] -2.4% -5.5% -32.9% スポーツ用品大手。同業他社のアディダスがロックダウンの影響により中国での販売減は4-6月期も続くと見込みだと示し、売り材料となった。大手投資ファンドによる持ち株比率の引き下げがみられた。
01876 百威亜太[バドワイザーAPAC] -3.3% -3.8% -17.1% ビール大手バドワイザーのアジア子会社。テクニカル要因のもよう。50日移動平均線が200日移動平均線を下回るデッドクロスがみられた。大手投資ファンドによる売り買いは交錯した。

ハンセンテック指数

騰落率上位
(5日)
銘柄名 騰落率
(5日)
騰落率
(1ヵ月)
騰落率
(3ヵ月)
関連ニュース等
01347 華虹半導体 [フアホン・セミコンダクター] 18.5% -1.9% -25.1% 半導体受託生産(ファウンドリー)大手。1-3月期の純利益が前年同期比211%増となり、好調だった。経営陣は車載など半導体の不足が今年続いており、平均販売価格を押し上げているとコメントした。中国本土の科創板への上場による資金調達を計画していることも買い手掛かりとなった。
01833 平安健康医療 [ピンアン・ヘルスケア] 17.3% -12.3% -26.0% 平安保険(02318)傘下のインターネットヘルス大手。上海ロックダウンの影響で上海市のネット診療の申し込みは4月から5月中旬まで前年同期の5倍に拡大した。ネット診療分野で同業他社をリードしていることを手掛かりに大幅に買われた。
09868 小鵬汽車 [シャオペン] 15.6% -13.3% -41.4% 新興EVメーカー。中国当局が間もなく自動車の販売促進策を打ち出すと報じられ、買い材料となった。年末までに終了予定の新エネルギー車(NEV)向け補助金政策も延長される可能性があると報じられた。
02015 理想汽車 [リーオート] 15.4% -7.3% -19.4% 新興EVメーカー。中国当局が間もなく自動車の販売促進策を打ち出すと報じられ、買い材料となった。年末までに終了予定の新エネルギー車(NEV)向け補助金政策も延長される可能性があると報じられた。(SBI証券取り扱いなし。リンク先は米国上場のLIとなっています。)
02382 舜宇光学 [サニーオプチカル] 14.8% 4.0% -43.0% 大手光学機器メーカー。同社経営陣が主要製品の出荷ガイダンスを維持すると表明し、買い手掛かりとなった。中国本土の投資家による買いがみられた。
騰落率下位
(5日)
銘柄名 騰落率
(5日)
騰落率
(1ヵ月)
騰落率
(3ヵ月)
関連ニュース等
00522 ASMパシフィック・テクノロジー(ASMPT) 1.1% -2.1% -7.3% 半導体装置メーカー。特段材料はなく需給要因のもよう。
00981 中芯国際 [SMIC] 0.8% -2.7% -21.4% 半導体受託生産(ファウンドリー)大手。上海ロックダウンの影響で4-6月期の生産量は5%減少する可能性があると経営陣がコメントした。また、スマートフォンメーカーから注文のキャンセルがあったと明かした。
06690 海爾智家 [ハイアールスマートホーム] -0.2% 0.6% -9.6% 大手家電メーカー。特段材料はなかったもよう。大手投資ファンドによる売り買いが交錯した。
00700 騰訊 [テンセント・ホールディングス] -0.7% -6.1% -27.3% ゲーム・フィンテック大手。好悪材料まちまちのなか、小幅に下落した。好材料:劉鶴副首相がプラットフォーム企業への支援を表明し、ネット大手に対する締め付けの緩和を示唆した。悪材料:1-3月期の業績がさえず、経営陣は4-6期の見通しについても慎重な見方を示した。(本文をご参照願います)
00992 聯想集団 [レノボ・グループ] -1.8% 2.2% -8.2% パソコン大手。大手証券会社が投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」へ引き下げた。世界のパソコン出荷台数が今年鈍化する見込みだとし、同社の予想出荷台数も引き下げた。

注:銘柄名はBloombergの表記により、当社WEBサイト・本文中の表記と異なる場合があります。
※BloombergをもとにSBI証券が作成。

今週の中国株市況

5/5-5/12の香港市場は、ハンセン指数が3.8%上昇、ハンセンテック指数は5.8%上昇しました。米国上場のADRで構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数は、13.9%上昇しました。

上海市が6月中旬から下旬をめどにロックダウンを解除すると表明したほか、中国当局が住宅ローン金利を引き下げたことが好材料となりました。また、劉鶴副首相がプラットフォーム企業への支援を表明し、ネット大手に対する締め付けの緩和を示唆したことも買い安心感につながりました。中国当局の金融緩和に対する期待も投資家のセンチメントを下支えました。中国人民銀行は5/20に、市場の期待通り、5年物LPR(ローンプライムレート)を引き下げました。

業種別では、工業や素材、不動産が堅調でした。工業は上海市で企業の操業再開が進んでいるほか、上海市が6月中にロックダウンの解除を目指すと表明したことが好感されました。スマートフォン部品大手の舜宇光学(02382)は現時点で製品の出荷ガイダンスを変更する予定がないと表明したこともあり、大きく反発しました。上海港の港湾混雑が最悪期を脱したことを受け、海運大手のコスコシッピング(01919)も買われました。EUが住宅を含む新築の建物に太陽光パネルの設置を義務づける方針を示し、太陽光発電ガラスを手掛ける信義光能(00968)や福菜特玻璃(06865)なども反発しました。

素材と不動産は、主に住宅ローン金利の引き下げを好感しました。中国人民銀行は5/15に、「不動産市場の安定的かつ健全な発展を促進する」と表明し、1軒目購入者の住宅ローン金利の下限を従来の4.6%から4.4%へ引き下げました。それを受け、不動産大手のカントリガーデン(02007)や龍湖集団(00960)、中国海外発展(00688)が反発しました。建設資材の中国アルミ(02600)やコウセイコパー(00358)も買われました。

リチウム大手のガンフォン(01772)も反発しました。中国当局が年末までに終了予定の新エネルギー車(NEV)向け補助金政策を延長する可能性があると報じられ、買い手掛かりとなりました。中国NEV最大手の比亜迪 (Byd)(01211)のほか、新興EV(電気自動車)3社のシャオペン(09868、ADRはXPEV)、ニオ(09866、ADRはNIO)、リーオートADR(LI)もそろって上昇しました。(各EVメーカーの直近の販売動向については、「中国株 ココがPOINT!  〜新車販売が急減・BYDは堅調・広東省が補助金、上海は5月中旬を「ゼロコロナ」目標に〜」をご参照願います)

情報テクノロジーも上昇しましたが、上昇率は限定的でした。劉鶴副首相がプラットフォーム企業への支援を表明したことは好材料ですが、具体策が伴っていなかったこともあり、買い一巡後は利益確定売りの動きがみられました。また、ネット大手のJDドットコム(09618)とテンセント(00700)がともに4-6月期の見通しについて慎重姿勢を示したことも重石となりました。JDドットコムは上海ロックダウンの影響が個人消費に影響を与えるとし、テンセントはオンライン広告が影響を受ける見込みだとコメントしました。その理由につていテンセントは、多くの大企業の本社が上海にあるため、ロックダウンは広告を含む企業活動に影響を与えていると説明しました。

したがって、上海ロックダウンの早期解除は製造業だけでなく、ネット大手の業績見通しにとっても注目ポイントとなりそうです。また、中国当局が「口約束」だけでなくネット大手に対し具体的な支援措置を打ち出すかどうかも注目されます。これまでの流れを確認しますと、上海ロックダウンの影響で景気減速が鮮明になるなか、中国当局がネット大手に対する締め付け緩和を示す回数が増えています。ネット大手が多くの雇用を創出しており、消費分野とも強く関連しているからです。よって今後、中国当局はネット大手に対する締め付け緩和を景気支援策の一環として利用すると想定されます。

今回のトピックス

今回は、EUの「脱ロシア」加速で再び注目を集めている再生エネルギー関連銘柄をご紹介したいと思います。

再生エネルギー関連銘柄が再び注目を集めたきっかけは、欧州連合(EU)が5/18に「REPowerEU計画」の詳細を発表したからです。ウクライナ危機を受け、EUはロシア産エネルギーからの脱却を進めており、「REPowerEU計画」では再生可能エネルギーの導入加速が示されました。また、再生可能エネルギーの大規模普及に向け、2027年までに官民合わせて2,100億ユーロ(約29兆円)を投資する予定です。

そのうち、太陽光発電をめぐっては太陽光発電能力を2025年までに倍増させる計画を掲げ、住宅を含む新築の建物に太陽光パネルの設置を義務づける方針も打ち出しました。太陽光パネル業界は中国企業が圧倒的なシェアを持ち(上位10社のうち7社が中国企業)、かつEUは中国最大の太陽光パネルの輸出先でもあることから、EUの動きは中国企業にとって大きなプラス材料となるでしょう。その恩恵は既に現れ始めているようです。1-3月の貿易統計を確認してみると、EUが中国から輸入した太陽光パネルは前年同期比145%増加しました。世界最大級の太陽光パネルメーカーであるLONGi (中国本土上場、SBI証券取り扱いなし)も「REPowerEU計画」は同社の欧州拡販にとってプラスとコメントしました。

なお、リスク要因の一つとして、米国によるソーラー発電関連の輸入関税調査が挙げられます。ブルームバーグ報道によると、米政府は3/28に「中国の太陽光発電装置メーカーが米国に完成品を出荷する前に他のアジア諸国に部品を送り製品を組み立てていることについて、これが関税逃れに相当するか調査を始める」と発表しました。同報道によると、「今回の調査は1年程度を要し、輸入関税の強化につながる可能性があります」。したがって、輸入関税をめぐる米国の動きには留意が必要です。ただ、太陽光パネル業界における中国企業の高いシェア(代替先確保の難しさ)を考えると、EUの動きは中長期的に中国企業にとって大きな支えになると考えられます。

図表4 中国の主要再生エネルギー・脱炭素関連銘柄(株価は香港上場株:香港ドル、米国上場株:米ドル)

太陽光発電関連銘柄 事業内容 株価(5/19) 52週高値 52週安値
ジンコソーラー ADR(JKS) 太陽光製品メーカー。シリコ ンウエハー、太陽電池、ソーラーモ ジュールを製造する。 53.85 66.37 29.75
信義光能(00968) 再生エネルギー製品メーカ ー。さまざまな種類の太陽光発電ガラスやその他関連製品を提供する。 13.40 19.36 10.84
福菜特玻璃(06865) ガラス製品メーカー。主に太陽光発電用ガラス、フロートガラス、建築用ガラス、住宅用ガラスなどを製造・販売する。 31.60 45.40 19.58
風力発電関連銘柄 事業内容 株価(5/19) 52週高値 52週安値
龍源電力(00916) 風力発電会社。風力発電所の設計、開発、管理、運営に従事する。 15.88 20.25 9.80
金風科技(02208) 風力発電機メーカー。風力タービン、風力タービン部品、風力発電機器、その他の機器を製造する。 12.00 19.82 10.12
EV発電関連銘柄 事業内容 株価(5/19) 52週高値 52週安値
比亜迪 (Byd)(01211) 自動車メーカー。EVを含む新エネルギー車の設計・開発・販売を行うほか、電子部品も手掛ける。 259.60 324.60 144.10
ニオ(09866) 自動車メーカー。EVの設計・開発・販売を行うほか、充電サービスを提供する。 123.60 196.00 100.80
シャオペン(09868) 自動車メーカー。EVの設計・開発・製造・販売を行う。 90.85 220.00 71.85
リーオート ADR(LI) 自動車メーカー。EVの設計・開発・製造・販売を行う。 23.41 37.45 16.86

※BloombergをもとにSBI証券が作成。

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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