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2022-05-26 00:51:28

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中国株 ココがPOINT!  〜「2度目の相場支援表明」と人民元安〜

2022/4/28
投資情報部 李 燕

4/21-4/27の香港市場は調整しました。米利上げ加速や北京のロックダウンに対する懸念、および人民元安が売りを誘いました。ただ4/26以降は、中国当局の相場支援(経済支援やネット大手に対する締め付けの「早期終了」)表明を好感し、持ち直しました。

今回は、4/26以降の反発要因となった「2度目の相場支援表明」と足元の人民元安を「今週のトピックス」にしたいと思います。なお、詳細に関しては外国株式特集レポート「中国のロックダウンと人民元安元安の背景と中国当局の動き、株式市場への影響」をご確認願います。

図表1 ハンセン指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

注:4/27(水)までのチャートです。
※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成。

図表2 香港市場の業種別指数騰落率(4/27(水)までの騰落率)

注:業種別騰落率はハンセン総合指数が母集団です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成。

図表3 香港市場の個別銘柄の騰落率と関連ニュース等(4/27(水)までの騰落率)

ハンセン指数

騰落率上位
(5日)
銘柄名 騰落率
(4/21-4/27)
騰落率
(1ヵ月)
騰落率
(3ヵ月)
関連ニュース等
03690 美団(Meituan) 7.3% 9.6% -29.4% 中国フードデリバリー最大手。中国当局が4/26に経済支援およびネット大手に対する締め付けの「早期終了」を表明し、買い手掛かりとなった。
09618 JDドットコム 6.5% -3.9% -20.0% EC大手。中国当局が4/26に経済支援およびネット大手に対する締め付けの「早期終了」を表明し、買い手掛かりとなった。
02382 舜宇光学 [サニーオプチカル] 4.2% -10.2% -45.6% 大手光学機器メーカー。中国当局が4/26に経済支援を表明したことを受け、買い戻された。4/25までは中国の景気鈍化によるスマートフォンの需要減退を懸念し、調整が続いていた。
02018 瑞声科技 [AACテクノロジーズ] 3.8% -7.6% -28.0% 音響部品メーカー。中国当局が4/26に経済支援を表明したことを受け、買い戻された。4/25までは中国の景気鈍化によるスマートフォンの需要減退を懸念し、調整が続いていた。
09999 網易 [ネットイース] 1.7% -0.3% -6.3% ゲーム大手。中国当局が4/26に経済支援およびネット大手に対する締め付けの「早期終了」を表明し、買い手掛かりとなった。
騰落率下位
(5日)
銘柄名 騰落率
(4/21-4/27)
騰落率
(1ヵ月)
騰落率
(3ヵ月)
関連ニュース等
00992 聯想集団 [レノボ・グループ] -7.5% -13.7% -14.5% パソコン大手。大手証券会社がパソコンの販売減を懸念し、同社の目標株価を引き下げた。同証券会社は中国のロックダウンによる影響を反映し、2022年の世界パソコン出荷台数の予想を下方修正した。
02318 平安保険 [ピンアン・インシュアランス] -8.8% -11.7% -19.9% 大手保険会社。現地報道によると、中国東方航空5735便墜落事故に関連する同社への保険金請求の申し込みが24件あったとされる。
00011 恒生銀行[ハンセン・バンク] -9.0% -7.2% -10.9% 香港の大手銀行。1-3月期の決算と同時に発表した配当金額が前年同期を下回り、売り材料となった。
00005 HSBC (匯豊控股) -12.6% -8.9% -12.0% 英金融大手。1-3月期の決算時に、2022年はさらなる自社株買いを実施する可能性は低いと示し、売り材料となった。
03968 招商銀行(CMB) -12.6% -26.1% -34.1% 大手商業銀行。長年同社を率いてきた田CEO(元CEO、既に辞任)に対する中国当局の調査が事実だと判明され、売りが膨らんだ。

ハンセンテック指数

騰落率上位
(5日)
銘柄名 騰落率
(4/21-4/27)
騰落率
(1ヵ月)
騰落率
(3ヵ月)
関連ニュース等
03690 美団(Meituan) 7.3% 9.6% -29.4% 中国フードデリバリー最大手。中国当局が4/26に経済支援およびネット大手に対する締め付けの「早期終了」を表明し、買い手掛かりとなった。
09618 JDドットコム 6.5% -3.9% -20.0% EC大手。中国当局が4/26に経済支援およびネット大手に対する締め付けの「早期終了」を表明し、買い手掛かりとなった。
00285 比亜迪電子 [BYDエレクトロニック] 5.7% -10.1% -35.0% BYD(01211)傘下のスマートフォン部品・受託製造メーカー。1-3月期の純利益は前年同期比77%減となったが、大手証券会社2社が下期は業績回復が見込まれると予想した。北米のタブレットとAndroid携帯の需要回復が業績を支える見通しだと指摘した。
06060 衆安在線財産保険 5.4% -6.9% -11.0% オンライン保険大手。需給要因のもよう。中国当局が経済支援を表明した4/26に大手投資ファンドによる買い増しがみられた。
02382 舜宇光学 [サニーオプチカル] 4.2% -10.2% -45.6% 大手光学機器メーカー。中国当局が4/26に経済支援を表明したことを受け、買い戻された。4/25までは中国の景気鈍化によるスマートフォンの需要減退を懸念し、調整が続いていた。
騰落率下位
(5日)
銘柄名 騰落率
(4/21-4/27)
騰落率
(1ヵ月)
騰落率
(3ヵ月)
関連ニュース等
09868 小鵬汽車 -6.3% -12.6% -33.4% 新興EVメーカー。ロックダウンによるサプライチェーン問題および販売への影響が懸念され、電気自動車(EV)関連銘柄が売られた。
01833 平安健康医療 [ピンアン・ヘルスケア] -7.0% -6.2% -28.3% 平安保険(02318)傘下のインターネットヘルス大手。米利上げ加速懸念を受けたグロース株(特に赤字企業)への売りが影響したもよう。
00020 SenseTime Group Inc -7.1% -27.3% -29.8% AIソフトウェア大手。米利上げ加速懸念を受けたグロース株(特に赤字企業)への売りが影響したもよう。
09698 万国数拠服務 -7.2% -27.5% -25.8% データセンターを運営。米利上げ加速懸念を受けたグロース株(特に赤字企業)への売りが影響したもよう。
00992 聯想集団 [レノボ・グループ] -7.5% -13.7% -14.5% パソコン大手。大手証券会社がパソコンの販売減を懸念し、同社の目標株価を引き下げた。同証券会社は中国のロックダウンによる影響を反映し、2022年の世界パソコン出荷台数の予想を下方修正した。

注:銘柄名はBloombergの表記により、当社WEBサイト・本文中の表記と異なる場合があります。
※BloombergをもとにSBI証券が作成。

今週の中国株市況

4/21-4/27の香港市場は、ハンセン指数が3.6%下落、ハンセンテック指数は0.2%下落しました。米国上場のADRで構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数は、2.9%上昇しました。

ハンセン指数とハンセンテック指数は、米利上げ加速や北京のロックダウンに対する懸念、および人民元安を警戒し、売り優勢の展開となりました。4/26以降は、中国当局の相場支援(経済支援やネット大手に対する締め付けの「早期終了」)表明を好感し、持ち直しました。ナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数は、主にネット大手に対する締め付けの「早期終了」期待が押し目買いにつながりました。

香港市場の業種別騰落率では、金融と素材が下落率上位に並びました。金融は主に招商銀行(03968)とHSBC(00005)が下げを主導しました。招商銀行は長年同社を率いてきた田CEO(元CEO、既に辞任)に対する中国当局の調査が事実だと判明し、売りが膨らみました。HSBCは2022年にさらなる自社株買いを実施する可能性は低いと発表し、売り材料となりました。

中国工商銀行(01398)を筆頭とした中国4大銀行も下落しました。中国当局の要請に応じて大手銀行がそろって預金金利を引き下げたことを嫌気しました。預金金利の引き下げは貸出金利の引き下げ圧力となり、銀行の収益を圧迫する恐れがあるためです。

素材は前週に続き、ロックダウン拡大による景気減速懸念が響きました。上海でロックダウンが続いているなか、北京の新型コロナ感染拡大と大規模検査が伝わり、「北京ロックダウン」に対する警戒が高まりました。主要都市のロックダウンが経済減速および資源の需要減少につながる恐れから、中国アルミ(02600)やコウセイコパー(00358)などの資源大手がそろって売られました。産金大手のツージンマイニン(02899)や招金砿業(01818)は、ドル高を背景とした金価格の下落が引き続き、重石となりました。

石炭大手のヤンクアン(01171)は4月中旬からの利益確定売りが続きました。石炭関連株はEUのロシア産石炭禁輸の動きを受けた供給懸念を手掛かりに年初から上昇傾向が続きました。しかし、4月中旬に中国最大の石炭産地である山西省が生産能力を超える石炭の生産を禁じ、合理的な生産を促すと発表して以降、4/27まで利益確定売りが優勢でした。足元で欧州石炭先物価格が下落していることも売りを誘ったもようです。

石炭にとどまらず素材・エネルギー関連株は当面、ウクライナ危機の情勢(供給要因)と中国ロックダウンの状況(需要要因)、および資源価格の行き過ぎを警戒する中国当局の動き(政策要因)などに左右される展開が続きそうです。なお、上海市当局は4/27に感染者数が4日連続で減少しており、一部地域についてロックダウン措置を緩和する可能性を示唆しました。

他方、業種別で公益と情報テクノロジーの下落率は限定的でした。公益は石炭価格の下落による電力株の上昇が寄与しました。発電大手ファネンパワー(00902)は1-3月期の赤字幅が前四半期より縮小したことも買い手掛かりとなりました。

情報テクノロジーは、中国当局がネット大手に対する締め付けの「早期終了」を再表明したことが支えとなりました。中国人民銀行は4/26に実体経済への支援を表明した際に、「主要インターネット企業に関する是正作業をできるだけ早期に完了させ、プラットフォーム経済の健全な成長を促す」方針も合わせて示しました。それを受け、美団(03690)やJDドットコム(09618)を筆頭にネット大手が持ち直しました。

今回のトピックス

今回は、4/26以降の反発要因となった「2度目の相場支援表明」と足元の人民元安を「今週のトピックス」にしたいと思います。なお、詳細に関しては外国株式特集レポート「中国のロックダウンと人民元安元安の背景と中国当局の動き、株式市場への影響」をご確認願います。

図表4 ハンセン指数とハンセンテック指数の推移(年初来、4/27まで)

※Bloombergおよび各種報道をもとにSBI証券が作成。

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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