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決算速報（現地9/1引け後発表）
●決算発表後の時間外取引（日本時間9:00時点）：258.00ドル（-2.55%）
●売上高：3.16億ドル（予想2.96億ドル）〇市場予想を上回った
●調整後EPS：-0.11ドル（予想-0.35ドル）〇市場予想よりも良好な結果
●8-10月期売上高見通し：3.25億〜3.27億ドル（予想3.22億ドル）〇市場予想を上回った
●8-10月期調整後EPS見通し：-0.25〜-0.24ドル（予想-0.34ドル）〇市場予想よりも良好な結果
●2022/1期通期売上高見通し：従来予想の12.2億〜12.3億ドルから12.4億〜12.5億ドルへと引き上げた（予想12.2億ドル）〇市場予想を上回った
●2022/1期通期調整後EPS見通し：従来予想の-1.16〜-1.13ドルから-0.77〜-0.74ドルへと上方修正した（予想-1.11ドル）〇市場予想よりも良好な結果
5-7月期の業績や今後の業績見通しは市場予想を上回ったものの、先週1週間で約14%上昇していたこともあり、株価は時間外取引で売りに押されました。
引け後の時間外取引のチャート
決算のポイント
●5-7月期の業績は市場予想を上回りました。
●前回の決算発表では2022/1期通期の調整後EPS見通しが下方修正され赤字が拡大する見通しが示されたものの、今回の決算発表では上方修正され、赤字幅がやや縮小する見通しが示されました。
経営陣の主なコメント
●買収した「Auth0」と統合されてから最初の四半期となったが、素晴らしいスタートを切ることができた。
●様々な団体が顧客のデジタル体験を向上させ、「ゼロトラスト」のセキュリティ環境に適応し、さらに多くのクラウドベースのアプリを導入するようになるなか、それら団体は問題を解決するために当社のソリューションに目を向け続けている。
決算を受けたマーケットの反応
決算発表直後から時間外取引で株価は売りに押され、一時は5%を超える下落となったものの、その後はやや値を戻しました。
マーケット関係者からは「5-7月期の業績や今後の業績見通しは市場予想を上回ったものの、先週1週間で約14%も上がっていたことから、この業績は投資家を満足させることができなかったようだ」といったコメントも出ていましたが、ズーム ビデオ コミュニケーションズ（ZM）の決算やクラウド ストライク ホールディングス A（CRWD）の決算がそうであったように、こうしたクラウドベースのサービスについては「市場予想」を多少上回った程度では投資家を満足させることができないようです。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均：282.59ドル（9/1時点）
