決算速報(現地8/19引け後発表)
●決算発表後の時間外取引(日本時間9:00時点):127.80ドル(-1.08%)
●売上高:62.0億ドル(予想59.4億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:1.90ドル(予想1.77ドル)〇市場予想を上回った
●8-10月期売上高見通し:60.8億〜65.8億ドル(予想60.4億ドル)〇市場予想を上回った
●8-10月期調整後EPS見通し:1.87〜2.01ドル(予想1.81ドル)〇市場予想を上回った
市場予想を上回る業績見通しなどが示されたものの、株価は時間外取引で売りに押されました。
引け後の時間外取引のチャート
決算のポイント
●5-7月期の売上高と調整後EPSが市場予想を上回りました。
●8-10月期の売上高と調整後EPSの見通しも市場予想を上回りました。
●経営陣は堅調な需要が継続するとの見方を示しました。
経営陣の主なコメント
●毎四半期に売上高が急増することはないだろうが、長期的な成長が続くとみている。
●我々は生涯でもっとも大きな変曲点にいる。
●年末にかけて、そして来年も堅調な状況が続くだろう。
●半導体業界は過去の(好況のあとに不況になる)パターンにはならないと考えている。
●そうした見方に沿う形で戦略を策定し、投資を行っている。
●2021年の半導体製造装置の市場規模は800億ドルを超え、2022年はさらに拡大するだろう。
決算を受けたマーケットの反応
決算発表直後は上昇する場面もありましたが、間もなく売りに押されました。
今後の業績見通しが市場予想を上回ったほか、経営陣が半導体業界についてこれまでのようにまた不況になることはないと予想するなど全体的に良好な決算発表であった印象ですが、株価が年初来で50%近く上昇していたこともあり、市場は一旦売りで反応したようです。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:159.62ドル(8/19時点)