決算速報(現地8/11引け後発表)
●決算発表後の時間外取引(日本時間9:00時点):5.88ドル(+5.38%)
●売上高:-(市場予想なし)
●調整後EPS:-0.61ドル(予想-0.46ドル)×市場予想よりも悪い結果
開発中のEVピックアップトラック「Endurance」の限定的な生産を9月に予定しているといったコメントなどを受け、株価は時間外取引で大幅高となりました。
引け後の時間外取引のチャート
決算のポイント
●EVピックアップトラック「Endurance」の限定的な生産を9月に予定し、2022年1-3月期に限定された顧客に納車する計画であるなどと発表されました。
●7-9月期末の段階で2.25億〜2.75億ドルの現金及び現金同等物を保有する見通しであるとしました。
経営陣の主なコメント
●4-6月期には、革新的なEVピックアップトラックを提供するための大きな進捗があった。
●「ベータ・ビルドプログラム」を完了し、第三者機関による衝突テストも幾度となく行った。
●9月末に限定的な生産を行う計画は軌道に乗っている。
●12月から来年1月にかけて車両の検証を行い当局の承認などを得る予定だ。
●2022年1-3月期に一部の顧客に先行して納車を行い、同4-6月期にさらなる商業的な納車を行う予定。
●2022年下半期に生産は加速する見通し。
決算を受けたマーケットの反応
決算発表直後から上昇し、5%を超える大幅高で時間外取引を終えました。
今年6月に受注数を過大報告していたと認め、CEOやCFOが辞任する展開となるなど同社に対する信頼感が急速に低下するなか、EVピックアップトラックの開発が軌道に乗っているとの発表がマーケット関係者の間で好感されたようです。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:6.61ドル(8/11時点)