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決算速報(現地7/30寄り前発表)
●決算発表当日の株価:57.57ドル(-2.31%)
●売上高:677.4億ドル(予想650.0億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:1.10ドル(予想0.97ドル)〇市場予想を上回った
調整後EPSなどが市場予想を上回ったものの、マーケット全体が下落するなか売りに押されました。
決算発表当日のチャート
決算のポイント
●原油価格が上昇していたことや化学部門が好調となったことなどを背景に、調整後EPSが市場予想を上回りました。
●プラスチック包装材に対する需要の増加などを背景に、化学部門が過去最高のパフォーマンスとなりました。
●負債を27億ドル削減しました。
経営陣の主なコメント
●世界経済の回復により当社製品への需要が高まったことで、すべての事業について好調なモメンタムが続いた。
●コスト構造の改善などが実を結びつつあり、これまでの取り組みが強いキャッシュフローを創出し、配当の支払いや負債の削減につながっている。
決算を受けたマーケットの反応
決算内容は好調だったものの、マーケット全体の下げに連れ安し、通常取引時間では終日マイナス圏での推移となりました。
寄り前の時間外取引では1%程上昇する場面もみられたものの、通常取引時間が始まる30分ほど前からマイナス圏に転じ、そのまま売りが優勢となりました。同日決算発表を行った同業のシェブロン(CVX)もマイナスで引けていますが、「両社合わせて170億ドル近い営業キャッシュフローを創出し、コロナ禍から業界全体が回復していることが示唆された」といったコメントも一部ででており、決算内容自体は悪くなかったとも言えそうです。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:66.3ドル(8/1時点)