決算速報(現地3/16引け後発表)
●決算発表後の時間外取引(日本時間9:00時点):207.01ドル(+5.45%)
●売上高:2.65億ドル(予想2.50億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:0.13ドル(予想0.09ドル)〇市場予想を上回った
●2-4月期売上高見通し:2.878億〜2.921億ドル(予想2.68億ドル)〇市場予想を上回った
●2-4月期調整後EPS見通し:0.05〜0.06(予想0.04ドル)〇市場予想を上回った
●2022/1期通期売上高見通し:13.1億〜13.2億ドル(予想12.3億ドル)〇市場予想を上回った
●2022/1期通期調整後EPS見通し:0.27〜0.30ドル(予想0.34ドル)×市場予想を下回った
11-1月期の業績が市場予想を上回ったことなどを受け、株価は時間外取引で大幅高となりました。
決算発表直前までの、過去半年間のチャート
※出所:トムソン・ロイター(現地3/16までの過去半年間、移動平均線は200日)
決算のポイント
●11-1月期の売上高と調整後EPSの両方が市場予想を上回りました。
●2022/1月期の通期売上高見通しが市場予想を上回りました。
●年間経常収益(ARR)は前年同期比+75%の10.5億ドルとなり、 うち11-1月期に追加された新規ARRは1.43億ドルとなりました。
●サブスクリプション顧客数の合計は前年同期比+82%の9,896となり、うち11-1月期に追加された新規サブスクリプション顧客数は1,480となりました。
経営陣の主なコメント
●年間経常収益(ARR)は大台の10億ドルを超えることができた。
●新規顧客の獲得数は加速している。
●当社は「セキュリティクラウド」の分野で、今後もリーダーシップを発揮し続ける良い立ち位置にあると考える。
決算を受けたマーケットの反応
決算発表直後から時間外取引で株価はじわじわと上昇し、5%を超える大幅高となりました。
2022/1期の通期調整後EPS見通しは市場予想を下回ったものの、通期売上高見通しが市場予想を大きく上回ったことや、足元11-1月期の売上高・調整後EPSが共に市場予想を上回ったことが材料視されたようです。また、直近株価が大きく調整していたこともあり、決算を控え市場の期待値がそれほど高くなかったことも、決算発表のハードルを下げていたのかもしれません。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:237.84ドル(3/16時点)