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決算速報（現地1/26引け後発表）
●決算発表後の時間外取引（日本時間10:00時点）：93.78ドル（-0.98%）
●売上高：32.4億ドル（予想30.3億ドル）〇市場予想を上回った
●調整後EPS：0.52ドル（予想0.47ドル）〇市場予想を上回った
●1-3月期売上高見通し：約31億〜33億ドル（予想27.3億ドル）〇市場予想を上回った
●2021/12期通期売上高見通し：前年比約+37%（予想+25%）〇市場予想を上回った
10-12月期の売上高や1-3月期の売上高見通しは市場予想を大きく上回る良好なものとなりましたが、市場の「実際の期待値」はさらに高かったようで株価は売りに押されました。
決算発表直前までの、過去半年間のチャート
※出所：トムソン・ロイター（現地1/26までの過去半年間、移動平均線は200日）
決算のポイント
●10-12月期の売上高と1-3月期の売上高見通しが市場予想を大きく上回りました。
●経営陣は2021年上半期について、やや供給不足に陥るとの見方を示しています。
経営陣の主なコメント
●通期業績見通しは2021年上半期の供給不足を織り込んだものとなっている。
●供給不足はローエンドのPC向けや、ゲーム関連製品に痛手となる。
●下半期には供給能力が追加される。
●PC市場は2021年を通して堅調なものになるだろう。
決算を受けたマーケットの反応
決算発表直後は上昇したものの、徐々に売りに押され、間もなくマイナス圏に転じました。
1-3月期の売上高について、市場予想の27.3億ドルに対し約31億〜33億ドルになるとの見通しを示すなど非常に堅調な決算内容となりましたが、昨年1年間で株価がほぼ倍増したことなどもあり、市場の「実際の期待値」はアナリストの予想をBloombergなどが集計し算出している「市場予想」よりも高かったようです。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均：93.64ドル（1/26時点）
