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2020-03-30 13:13:50

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜押し目買いに適する!?10-12月期の好決算銘柄はコレ!?〜

2020/2/3
投資情報部 榮 聡

先週は新型コロナウィルスの感染が広がる中、経済・企業業績への影響が大きくなることが警戒されて大幅な下落となりました。今週も新型コロナウィルスの行方を見守るほか、アイオワ州の党員集会、トランプ米大統領の予算教書演説なども注目されます。

10-12月期決算が好調な銘柄として、マイクロソフト(MSFT)アマゾン ドットコム(AMZN)JPモルガン チェース(JPM)インテル(INTC)ロッキード マーチン(LMT)を選んで今週の5銘柄といたします。

図表1 S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成

図表2 業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
公益事業 0.8% 8.0% 7.7%
一般消費財・サービス 0.1% 0.2% 3.7%
生活必需品 -0.8% 1.2% 3.3%
金融 -1.4% -2.6% 3.0%
不動産 -1.8% 1.9% 0.5%
S&P500 -2.1% -0.3% 5.2%
情報技術 -2.2% 3.2% 12.7%
資本財・サービス -2.9% -2.2% 1.2%
通信サービス -3.0% -0.1% 5.5%
ヘルスケア -3.3% -2.2% 5.2%
素材 -3.5% -3.4% -2.2%
エネルギー -5.6% -11.6% -7.3%
騰落率上位(1週) 騰落率
アマゾン・ドット・コム 7.9%
ゼネラル・エレクトリック(GE) 6.3%
コルゲート・パルモリーブ 5.0%
モンデリーズ・インターナショナル 4.2%
マイクロソフト 3.1%
騰落率下位(1週) 騰落率
デュポン・ド・ヌムール -13.8%
ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS) -11.3%
3M -10.9%
サイモン・プロパティー・グループ -8.1%
スターバックス -7.8%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。銘柄名はBloombergの表記により、当社WEBサイト・本文中の表記と異なる場合があります。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

新型コロナウィルスへの警戒が高まる中でも、アップルやマイクロソフトなどIT大手の好決算が下支えとなってもみ合いとなりました。しかし、1/30(木)に世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの感染拡大に対する「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。

さらに、1/31(金)には米国が緊急事態を宣言して、中国・湖北省に渡航した米国民の強制隔離、過去2週間で中国に滞在した外国人の入国拒否、中国への渡航の自粛勧告などを発表しました。経済への悪影響が懸念されてS&P500指数は1.8%の大幅な下落となりました。S&P500指数は週間で2.1%の下落で、年初来の株価上昇を打ち消しています。

業種指数騰落率では、米10年国債利回りが1.5%前半まで急落したことを受けて配当利回りが高い「公益事業」が上昇したほか、アマゾンドットコムの株価上昇を受けて「一般消費財・サービス」もプラスを確保しました。

個別では、年末商戦が好調で10-12月期決算が市場予想を上回ったアマゾン ドットコム(AMZN)、業績の足を引っ張っていた電力部門の安定化の兆しに加え、今年度のキャッシュフローのガイダンスが市場予想を大幅に上回ったゼネラル エレクトリック(GE)が上昇しています。

経済指標では、米国の12月耐久財受注はヘッドラインの数字は前月比2.1%増と市場予想に一致したものの、防衛関連を除く指数が同2.5%減と落ち込み、産業景気の低迷が確認されました。一方、米国の10-12月期実質GDPは前期比年率2.1%増で市場予想と一致、中国の1月製造業PMIは50.0(前月は50.2)、非製造業PMIは54.1(前月は53.5)と新型コロナウィルスの影響はいまのことろ出ていないとみられます。

今週の米国株式市場

10-12月期の決算発表は主要企業に関しては先週でピークを過ぎ、市場の関心は「新型コロナウィルスの感染拡大の行方」、「アイオワ州の党員集会」、「トランプ大統領の一般教書演説」などに向かいそうです。また、米国の企業景況感や雇用統計、中国の貿易統計なども注目されます。

市場参加者は新型コロナウィルスによる経済への影響は一時的であることを知っていますし、SARSの経験から感染拡大が止まる兆しが出れば、相場が早期に回復したことを知っています(当レポートの先週号をご参照ください)。

しかし、新型コロナウィルスの影響で弱い経済指標が出たときに、感染拡大の阻止が見えていれば無視することもできるでしょうが、感染拡大が続いている場合には、相場はネガティブに反応せざるを得ないでしょう。

まず、2/7(金)の中国1月貿易統計が注目されます。一方、鉱工業生産、小売売上高は春節の影響を排除する目的で1-2月分がまとめられるため、3/16(月)まで発表がないのは不幸中の幸いと言えるかもしれません。

大統領選挙の皮切りとなる2/3(月)のアイオワ州党員集会では、経済政策として「ウォール街の投機取引などへの増税」「相続増税」「大企業の一部国有化」などを掲げるサンダース氏の支持率が上昇している点は留意が必要でしょう。民主党の大統領選候補に急進左派の可能性が高まると、それだけで相場は動揺する可能性があります。

10-12月期決算は、1/31(金)までにS&P500指数採用企業の45%が発表を終え、EPSは前年同期比0.3%減(発表済と今後の予想を混合)と前週の同1.8%減から改善しています。

経済指標では、2/3(月)に米国の1月ISM製造業景気指数(前月の47.2から48.5に改善の予想)、2/5(水)に米国の1月ISM非製造業景気指数(前月の55.0から55.1に改善の予想)、2/7(金)に中国の1月貿易統計(輸出は前年比4.5%減へ前月の同7.6%増から悪化、輸入は同2.0%増へ前月の同16.3%増から悪化の予想)、米国の1月雇用統計(非農業部門雇用者数は前月比16.0万人増)、などの発表が予定されています。

企業決算では、アルファベット、ウォルトディズニー、クアルコム、メルク、フィリップモリスインターナショナル、ウーバーテクノロジーズ、アッヴィなどの発表が予定されています。

今週の5銘柄

今回はS&P500指数採用企業について、10-12月期決算が好調な銘柄をご紹介いたします。1/30(木)までに決算発表した銘柄について、以下の条件を満たすものを図表4に抽出しています。

【スクリーニング条件】
(1)10-12月期決算で売上が市場予想を1%、EPSが市場予想を5%以上上回った。
(2)10-12月期決算が前年同期比増収増益であった。
(3)アナリストの目標株価平均が過去4週に上方修正されている。
(4)S&P500指数採用企業で時価総額が500億ドル以上。

ここからマイクロソフト(MSFT)、アマゾン ドットコム(AMZN)、JPモルガン チェース(JPM)、インテル(INTC)、ロッキード マーチン(LMT)を選んでご紹介いたします。リストのトップにあるアップルに関しては、中国での製品製造への影響を考慮して今回は避けました。

図表3 民主党の大統領候補支持率(Real Clear Politics集計の各種世論調査平均)

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表4 10-12月期決算の好調銘柄(S&P500指数採用企業、時価総額500億ドル以上)

コード 銘柄 株価
(1/30)
(ドル)
予想PER
(1/30)
(倍)
目標株価
(ドル)
目標株価
修正率
(4週)
(%)
目標株価
乖離率
(%)
時価総額
(億ドル)
AAPL アップル 323.87 23.4 334.1 23.4 3.2 14,171
MSFT マイクロソフト 172.78 30.8 195.3 18.2 13.1 13,142
AMZN アマゾン・ドット・コム 1870.68 48.7 2228.1 2.3 19.1 9,275
JPM JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 135.89 12.6 139.4 8.1 2.6 4,262
INTC インテル 66.47 13.4 67.5 16.7 1.6 2,843
LMT ロッキード・マーチン 435.9 18.0 455.1 12.9 4.4 1,230
MS モルガン・スタンレー 53.82 9.0 61.7 12.6 14.7 871
BLK ブラックロック 539.69 16.9 589.5 9.1 9.2 838
NOW サービスナウ 341.62 80.7 362.5 20.3 6.1 644
VRTX バーテックス・ファーマシューティカルズ 230.31 33.9 247.3 5.3 7.4 592
AMD アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD) 48.78 31.1 45.5 23.9 -6.7 543

注:銘柄名はBloombergの表記により、当社WEBサイト・本文中の表記と異なる場合があります。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(1/31)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートマイクロソフト(MSFT)170.23ドル30.2

【クラウドのインフラサービスでアマゾンを急追】

・クラウドのインフラを提供する企業としてはアマゾンに次ぐ2位の位置にあり、急速に追い上げています。メールソフトの「Outlook」、ビジネスソフトの「Office」などで企業のIT部門に接点があるため、クラウドの新規開拓営業に有利と考えられます。また、19年10月に米国防総省の100億ドル規模の案件をアマゾンと競ってマイクロソフトが獲得したことも、同社のクラウドが加速するきっかけとなる可能性が注目されています。

・10-12月期決算は前年同期比14%増収、同37%増益と引き続き好調でした。全部門の売上が市場予想を上回って、売上は3%、EPSは14%それぞれ市場予想を上回りました。インテリジェント・クラウド部門が27%増収と成長をけん引、その中心である企業向けクラウドの「Azure」は前年同期比62%増と、7-9月期の同59%増を上回る伸びを記録しています。

買付チャートアマゾン ドットコム(AMZN)2008.72ドル50.1

【年末商戦の好調で北米の利益が予想を上回る】

・配送日数を短縮するための費用が嵩んで利益を圧迫していますが、顧客囲い込みを進めるための先行投資と捉えられ、中期的な利益成長を高める施策と考えられます。一方、クラウドサービスは業界トップして引き続き高い成長が期待されます。また、独占禁止法の調査に係るリスクも、フェイスブックやアルファベットに比べて小さいと考えられます。

・10-12月期決算は好調な年末商戦を受けて売上が前年同期比21%増、EPSも同7%増と7-9月期の減益から増益に転じて市場予想も大幅に上回りました。部門別の営業利益は、北米が19億ドル(市場予想は15億ドル)、海外が6億ドルの赤字(同9億ドルの赤字)、AWSが26億ドル(同25億ドル)でした。19年中は利益が伸び悩んだため株価は出遅れましたが、北米の通販事業の改善を受けて出遅れを縮める動きが想定できるでしょう。

買付チャートJPモルガン チェース(JPM)132.36ドル12.2

【消費者向けビジネスが好調】

・新型コロナウィルスによる経済の下押し圧力を受けて、20年1-3月期と期待されていた世界景気の底入れ確認は後ずれする可能性が高まっています。しかし、20年中には景気回復によって長期金利は上昇基調に戻ると期待されます。また、フィンテックの洗練度が競争力を左右しつつあり、大手銀行が優位な状況です。バリュエーションは10倍台前半にとどまり、割安感が強くなっているとみられます。

・10-12月期決算は、収入が前年同期比9%増、EPSが同30%増で、市場予想をそれぞれ5%、9%上回って好調でした。主力のコンシューマー&コミュニティバンキング部門はクレジットカードの好調などを受けて、前年同期比3%増収、同5%増益と堅調でした。コーポレート&インベストメントバンク部門は前年同期の水準が非常に低かったこともあって同31%増収、同48%増益となって全体を押し上げています。

買付チャートインテル(INTC)63.93ドル12.9

【データセンター投資の復調から恩恵】

・クラウドサービスの提供企業や通信キャリアがデータセンターへの投資を再び活発化したことを受けて業績が回復しており、このトレンドは20年に向けても継続すると期待されます。CPU分野で競合するアドバンストマイクロデバイセズが7ナノメートル技術によるCPUで攻勢をかけていることへの対応が課題となっていますが、一方で予想PERが低水準であることから投資妙味がありそうです。

・10-12月期はデータセンター向けがけん引して売上は前年同期比8%増、EPSは同19%増と好調でした。データセントリックグループの売上は前年同期比19%増の72億ドルとなり、市場予想の64億ドルを大幅に上回りました。20年12月期のガイダンスは売上が約735億ドルで前年比2%増、EPSが約5ドルで同3%増と堅調が見込まれています。

買付チャートロッキード マーチン(LMT)428.12ドル17.6

【米国とイランの軍事的緊張から恩恵】

・軍事用航空機・宇宙関連機器の大手メーカーです。軍需関連の売上が世界最大であり、また、同売上構成比も88%に達することから、米国および世界の軍事費が増加する場合にその恩恵を受ける確度が高く、代表的な軍需銘柄です。特に同社売上の25〜30%を占めるF-35ステルス戦闘機は、米軍(空軍、海兵隊、海軍)が2,500機近くを調達する計画で、20年度の予算でも重点調達品としてあげられてます。

・10-12月期決算は前年同期比10%増収、同21%増益と引き続き好調でした。主力の航空機部門が前年同期比9%増収となったほか、他の3部門もすべて増収と安定した伸びを示し、期末の受注残は1,440億ドルで前年比11%増加しています。20年12月期のガイダンス中央値は、売上が前年比6%増、EPSが同8%増と好調が持続する見通しです。

注:予想PERはBloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。マイクロソフトは20年6月期、その他は20年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

  経済指標・イベント 企業決算・イベント
3(月) ・中国上海市場が再開
・中国工業部門利益(12月)
・中国財新製造業PMI(1月)
・米大統領選アイオワ州党員集会
・米ISM製造業景気指数(1月)
・米自動車販売台数(1月、4日までに発表)
アルファベット
4(火) ・ユーロ圏生産者物価指数(12月)
・米大統領一般教書演説
・米製造業受注(12月)
ウォルトディズニーBP、エマソンエレクトリック
ギリアドサイエンシズ(E)、シーゲートテクノロジー
L3ハリステクノロジーズ、チポトレメキシカングリル
5(水) ・ユーロ圏小売売上高(12月)
・米ADP雇用統計(1月)
・米ISM非製造業景気指数(1月)
・米貿易統計(12月)
グラクソスミスクライン、クアルコム、メルク
ボストンサイエンティフィック
6(木)   フィリップモリスインターナショナルウーバーテクノロジーズ(E)
ツイッター(E)Tモバイル、フォーティネット、エスティローダー
ブリストルマイヤーズスクイブ
7(金) ・中国貿易統計(1月)
・米雇用統計(1月)
アッヴィ
10(月) ・中国生産者物価指数(1月)
・中国消費者物価指数(1月)
・中国資金調達総額(1月)
 
11(火) ・米大統領選ニューハンプシャー州予備選
・米NFIB中小企業楽観指数(1月)
・米求人労働異動調査(12月)
リフト、アンダーアーマー
12(水) ・日本工作機械受注(1月)
・ユーロ圏鉱工業生産(12月)
・米月次財政収支(1月)
シスコシステムズ、アプライドマテリアルズ
インターナショナルフレーバー&フレグランス
13(木) ・米消費者物価指数(1月) アリババグループエヌビディア(E)クラフトハインツ
ロク、AIG、エクスペディアグループ
14(金) ・ユーロ圏実質GDP(10-12月期、速報値)
・米輸入物価指数(1月)
・米小売売上高(1月)
・米鉱工業生産(1月)
・米ミシガン大学消費者マインド(2月、速報値)
ビヨンドミート(E)、クラウドストライクホールディングス(E)

注:日付は現地時間によります。(E)はBloombergによる予想を示します。企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有人数の1〜30位、青字のハイライトは31〜50位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。

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