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2019-12-11 10:12:17

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜再び最高値更新の米国株!牽引が期待される銘柄はコレ!?〜

2019/11/18
投資情報部 榮 聡

先週はトランプ政権のクドロー国家経済会議委員長が「米中は毎日連絡を取り合っており、(米中通商協議に関する)合意は近い」と述べたことが好感されて再び最高値を更新しました。今週も米中通商協議の進展を見守ることになりそうです。

今回は業績修正の動きとともに、アナリストの目標株価平均値との乖離を重視してスクリーニングを行い、 メルク(MRK)マスターカード A(MA)マイクロソフト(MSFT)ユナイテッド テクノロジーズ(UTX)プロクター & ギャンブル(PG)を選んで今週の5銘柄といたします。

図表1 S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成

図表2 業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
ヘルスケア 2.4% 6.1% 7.7%
不動産 1.9% -3.6% -0.3%
公益事業 1.5% -1.9% 2.6%
通信サービス 1.3% 4.2% 8.1%
情報技術 1.3% 7.7% 11.6%
S&P500 0.9% 4.5% 8.0%
生活必需品 0.8% 0.9% 1.7%
資本財・サービス 0.6% 6.8% 10.9%
素材 0.2% 4.9% 6.8%
一般消費財・サービス -0.2% -0.7% 4.0%
金融 -0.3% 5.7% 12.0%
エネルギー -1.3% 4.7% 5.1%
騰落率上位(1週) 騰落率
ボーイング 5.9%
ダナハー 5.7%
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス 4.9%
ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー 4.9%
ユナイテッドヘルス・グループ 4.8%
騰落率下位(1週) 騰落率
シスコシステムズ -7.7%
デュポン・ド・ヌムール -4.9%
クラフト・ハインツ -4.7%
ゼネラル・モーターズ(GM) -4.6%
バイオジェン -3.7%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。銘柄名はBloombergの表記により、当社WEBサイトの表記と異なる場合があります。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

トランプ米大統領の演説で関税の巻き戻しについて米中の隔たりが明らかとなり、中国の10月月次経済指標が予想を下回りました。また、香港のデモが深刻化して米中対立の火種となることが連想されるなど、先週の投資環境は必ずしも良くなかったと考えられます。しかし、S&P500指数は5営業日とも陽線(始値よりも終値が高い)を示現、押し目にはすかさず買いが入った形跡があります。

11/15(金)にはクドロー国家経済会議委員長が米中通商協議に関して「米中は毎日連絡を取り合っており、合意は近い」と前日に述べたことが好感され、また、ヘルスケアセクターが大幅高となってもみ合いを上抜けました。注目されたパウエルFRB議長の議会証言、弾劾調査の公聴会の影響は限定的でした。S&P500指数は週間で0.9%上昇、6週連騰です。

業種指数騰落率では、トランプ米大統領が価格の透明性についてコメントした「ヘルスケア」が政策リスクの限定と捉えられてトップとなっています。また、米10年国債利回りの反落を受けて、「不動産」「公益事業」が上昇、「金融」が下落しました。

個別では、「737MAX」の納入を12月に再開する可能性があるとしたボーイング(BA)、先週開始した動画サービスの加入者数が1,000万人に達したとして、19年末に800万人との市場予想を上回ったウォルト ディズニー(DIS)が上昇、11-1月期の売上ガイダンスを前年同期比3〜5%減としたシスコ システムズ(CSCO)がネガティブサプライズとなって下落しています。

経済指標では、中国の10月鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資の前年比伸び率はいずれも前月から低下、中国経済のハードデータは回復というよりは底這いとなっていることが確認されました。一方、米国の10月小売売上高は前月比0.3%増と市場予想の同0.2%増を上回りました。前年比では3.1%増にとどまったものの、かろうじて改善トレンドとみることはできそうです。

今週の米国株式市場

引き続き米中通商協議の進展を見守ることになりそうです。経済指標に相場全体を動かしそうなものは見当たらない一方、ホームデポ、ターゲット、メーシーズなど小売の8-10月期決算は、米国の消費動向をみるうえで注目されそうです。

先週は株価材料面からみて調整でもおかしくない状況でした。実際に米国を除く多くの株式市場は調整となっています。しかし、米国市場ではこれまでの上昇についていけなかったむきの買いが入っているとみられ、さらに上値を試しにいく可能性が強そうです。

景気敏感銘柄が下げる一方で、長期金利の反落をみて配当利回り銘柄に買いが入ったり、これまで政策の不透明感から物色が抑制されてきた「ヘルスケア」が買われるなど、業種物色の循環が効いていることも相場の腰の強さにつながっているようです。

S&P500指数は、来期予想EPS181.52ポイント(Bloomberg集計値)をベースに、予想PERは17.2倍まで上昇してきました。米中協議、製造業の景況など環境が揃えば、18倍前後まで買われる可能性があるとみられます。

経済指標では、11/19(火)に米国の10月住宅着工・建設許可件数(着工件数は前月比5.1%増、建設許可件数は同0.8%減の予想)、11/21(木)に10月の中古住宅販売件数(前月比2.0%増の予想)、11/22(金)に米国の11月マークイット製造業PMI(前月の51.3から51.5に改善の予想)などの発表が予定されています。

住宅関連指標は、米長期金利の変化を受けて動いているとみられますので、景気動向を測るうえでの指標性はやや低下しているとみられます。マークイットは10月まで3ヵ月連続で改善して、景気底入れ期待の背景にある中心的指標として注目を集めています。

企業決算では、ホームセンターのホームデポ、ロウズ、百貨店のコールズ、メーシーズ、アパレル小売のTJX、ロスストアーズなどの発表が予定されています。

今週の5銘柄

S&P500指数は6週連続の上昇で最高値を更新して、短期的には高値警戒も生じやすい局面とみられます。そこで今回は、業績修正の動きとともに、アナリストの目標株価平均値との乖離を重視してスクリーニングを行いました。条件は以下の通りです。

(1)過去4週のEPS修正率が+1.0%以上
(2)過去3ヵ月の目標株価修正率が+1.0%以上
(3)来期EPS増加率が5.0%以上

抽出された銘柄を目標株価との乖離が大きい順に並べたものが、図表3になります。ここから、 メルク(MRK)、マスターカード A(MA)、マイクロソフト(MSFT)、ユナイテッド テクノロジーズ(UTX)、プロクター & ギャンブル(PG)を選んでご紹介いたします。

図表3 好業績銘柄のスクリーニング(S&P100指数採用銘柄対象)

コード 銘柄 EPS
修正率
(4週)
(%)
来期
増益率
(%)
目標株価
乖離率
(%)
株価
(11/14)
(ドル)
MRK メルク 3.5 9.6 14.8 84.55
LLY イーライリリー 1.4 14.3 14.2 111.39
MA マスターカード 1.0 17.6 11.5 279.63
MSFT マイクロソフト 3.4 12.3 8.7 148.06
UTX ユナイテッド・テクノロジーズ 1.2 7.5 7.9 148.11
RTN レイセオン 1.8 9.2 5.6 216.70
PG プロクター・アンド・ギャンブル 1.7 5.8 5.0 120.50
LMT ロッキード・マーチン 1.8 13.0 2.9 390.16
CHTR チャーター・コミュニケーションズ 5.1 95.5 2.6 479.97
AAPL アップル 2.2 13.6 -3.1 262.64
CELG セルジーン 2.4 12.5 -4.5 110.02

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成 

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(11/15)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートメルク(MRK)84.90ドル15.1

【がん免疫治療薬キイトルーダの好調が続く】

・7-9月期決算は、前年同期比15%増収、同27%増益、売上は市場予想を6%、EPSは市場予想を22%と大幅に上回りました。主力のがん免疫治療薬キイトルーダが前年同期比62%増となったほか、子宮頸がん予防ワクチンのガーダシルが同27%増となって売上を牽引しています。通期業績ガイダンスの中央値は売上で2%、調整後EPSで5%引き上げられています。

・キイトルーダの売上は7-9月期に30.7億ドル、売上構成比で25%に達しています。売上拡大の背景として、非小細胞肺がん(NSCLC)への適応拡大による売上モメンタムが強かったほか、腎細胞がんやメラノーマ治療の補助剤としての適応拡大が牽引したとしています。ガーダシルの伸びを主因に中国売上が前年同期比84%増となっていることも注目できるでしょう。

買付チャートマスターカード A(MA)280.78ドル31.0

【12〜13%のオーガニック売上成長が続く見通し】

・7-9月期決算は、前年同期比15%増収、同21%増益、市場予想比では売上が1%、EPSが7%上回って好調でした。カードの決済総額は前年同期比14%増(米国が同12%増、海外が同16%増)と強く、データ、サービスおよびサイバー・インテリジェンスソリューション分野の牽引でその他収入が同33%増となって売上の伸びを押し上げています。

・19年から22年のオーガニック売上成長率は12〜13%に達すると見込まれ、買収効果も加えると売上成長は13〜15%となり、EPSはさらに高い伸びが続くと見込まれています。決済手段のデジタル化が進むことに加え、企業間の決済分野への進出が伸びを高めると考えられます。グローバルの電子決済ネットワークをビザとともに寡占していくと見込まれます。

買付チャートマイクロソフト(MSFT)149.97ドル27.8

【市場予想を上回る好決算、10-12月期もクラウドが牽引見込み】

・7-9月期決算は、前年同期比14%増収、同22%増益、市場予想比では売上が3%、EPSが11%上回る好調なものでした。インテリジェント・クラウド部門が27%増収と成長を牽引したほか、ビジネス・ソフトウェアの「Office」関連売上、ビジネスSNSの「リンクトイン」、パソコンOSの「Windows10」などが好調を維持しています。

・10-12月期の部門別売上ガイダンスは、モア・パーソナル・コンピューティング部門が予想を下回るも、プロダクティビティ・アンド・ビジネス・プロセス部門とインテリジェント・クラウド部門は市場予想を上回りました。20年6月期について売上・営業利益とも前年比10%台の増加と営業利益率の上昇を見込んでいます。

買付チャートユナイテッド テクノロジーズ(UTX)149.36ドル17.1

【レイセオンとの経営統合を控える】

・7-9月期決算は、前年同期比18%増収、同15%増益、売上は市場予想を1%、EPSは市場予想を9%と上回って好調でした。ロックウェルコリンズの買収効果に加え、軟調な空調事業を航空事業の好調がカバーしています。通期のガイダンスは、売上・調整後EPSとも引き上げられています。

・19年6月にレイセオンとの経営統合を発表しています。エレベーターのオーチス事業、空調機器のキャリア事業を分離した後、2020年上期に実行される見通しです。新会社「レイセオン・テクノロジーズ」は年間売上が740億ドルの巨大航空宇宙・防衛企業となる見通しで、ボーイングやエアバスといった顧客からのコスト削減要求に耐える力が強まると見られています。なお、レイセオンは、トマホーク、パトリオットを開発したミサイルの世界トップメーカーです。

買付チャートプロクター & ギャンブル(PG)120.54ドル24.4

【オーガニック売上成長が7%と好調】

・7-9月期決算は、前年同期比7%増収、同22%増益で、売上は市場予想を2%、EPSは市場予想を10%上回って好調でした。ビューティおよびヘルスケアの分野が牽引してオーガニック売上成長率が前年同期比7%増と市場予想の同5%増を上回りました。業績好調を受けて20年6月期の業績ガイダンスを売上は前年比3〜4%増から同3〜5%増へ、EPSは同4〜9%増から同5〜10%増へ引き上げています。

・同社にとって19年6月期は業績回復を確認する年でしたが、製品の競争力向上によって20年6月期にはさらにこれがはっきりする年になると期待されます。通年のオーガニック成長率の予想である前年比3〜5%増は、第1四半期(7-9月期)の同7%増に対して保守的であり、通期業績見通しの引き上げが続くと期待されます。

注:予想PERはBloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。マイクロソフトとプロクター&ギャンブルは20年6月期、その他は20年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

  経済指標・イベント 企業決算・イベント
18(月) ・米NAHB住宅市場指数(11月)  
19(火) ・EU27ヵ国新車登録台数(10月)
・米住宅着工・建設許可件数(10月)
ホームデポ、コールズ、メドトロニック、TJX
20(水) ・日本貿易統計(10月)
・米FOMC議事要旨(10月29日、30日分)
・米大統領選 民主党候補討論会
ロウズ、ターゲット
21(木) ・OECD経済見通し
・米フィラデルフィア連銀景気指数(11月)
・米景気先行指数(10月)
・米中古住宅販売件数(10月)
・テスラが新型EV「サイバートラック」を公開
メーシーズ
22(金) ・ラガルドECB総裁講演
・ユーロ圏消費者信頼感(11月)
・じぶん銀行日本製造業PMI(11月)
・マークイット米国製造業PMI(11月)
・米ミシガン大学消費者マインド(11月、確報値)
ロスストアーズ
24(日) ・香港区議会選挙  
25(月) ・ドイツIFO企業景況感指数(11月)
・米シカゴ連銀全米活動指数(10月)
 
26(火) ・S&Pコアロジック住宅価格指数(9月)
・新築住宅販売件数(10月)
・コンファレンスボード消費者信頼感(11月
キーサイトテクノロジーズ、アナログデバイセズ、HP
ベストバイ、ダラーツリー
27(水) ・中国工業部門利益(10月)
・米実質GDP(7-9月期、改定値)
・米耐久財受注(10月)

・米個人所得・個人支出(10月)
・中古住宅販売成約(10月)
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)
 
28(木) ・米国市場休場(サンクスギビングデー)
・ユーロ圏業況判断指数(11月)
 
29(金) ・米ブラックフライデー
・ユーロ圏失業率(10月)
・ユーロ圏消費者物価指数(11月)
 

注:日付は現地時間によります。企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有数の1〜30位、青字のハイライトは31〜50位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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