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2024-04-24 08:21:25

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜先週のビッグ・ウィナー:決算を受けて最高値を更新した大型株〜

2019/7/29
投資情報部 榮 聡

先週の米国株式市場は、米中通商協議再開に加え、半導体市場回復への期待が相場を押し上げて最高値を更新しました。今週は引き続き高水準の決算発表に加え、7/30(火)、7/31(水)に中国で開催される米中通商協議、日本時間8/1(木)早朝に発表されるFOMCの結果などが注目されます。

今回は先週に4-6月期決算を発表した大型株で決算発表後に上場来高値を更新した、ビザ A(V)コカ-コーラ(KO)マクドナルド(MCD)テキサス インスツルメンツ(TXN)スターバックス(SBUX)を選んで今週の5銘柄といたします。

主要企業の決算概要:マクドナルド(MCD)とアッヴィ(ABBV)をご報告いたします。

図表1 S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

https://sbisec.akamaized.net/sbisec/images/base/g_market_report_fo_america_190729_14445_01.gif

※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成

図表2 業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
通信サービス 4.6% 5.4% 0.7%
金融 2.7% 3.7% 2.6%
情報技術 2.4% 5.6% 5.1%
S&P500 1.7% 2.9% 2.8%
資本財・サービス 1.4% 1.5% 1.0%
素材 1.0% 0.8% 3.8%
一般消費財・サービス 0.9% 3.4% 2.5%
不動産 0.7% 0.6% 4.0%
生活必需品 0.6% 4.0% 5.9%
ヘルスケア 0.4% -0.7% 3.6%
エネルギー -0.5% -2.1% -5.7%
公益事業 -0.6% 0.4% 3.9%
騰落率上位(1週) 騰落率
ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS) 16.7%
アルファベット 10.0%
スターバックス 9.8%
テキサス・インスツルメンツ 9.3%
キャピタル・ワン・ファイナンシャル 8.2%
騰落率下位(1週) 騰落率
ボーイング -8.6%
フォード・モーター -6.2%
ダウ -4.7%
オラクル -3.8%
エクセロン -3.7%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週は米中通商協議の再開が決まったことに加え、半導体市場の回復への期待から反発基調となりました。全体として市場予想を上回る決算発表を受けて7/24(水)に最高値を更新しました。7/25(木)は一転して景気鈍化が業績に与えている影響が気にされて反落したものの、7/26(金)に発表の米4-6月期実質GDPが市場予想を上回ったことが好感されて再び最高値を更新しています。S&P500指数は週間で1.7%の上昇でした。

業種指数騰落率では、決算発表を受けて大幅に上昇したアルファベット、ツイッターが牽引した「通信サービス」がトップで、米10年国債利回りの堅調を受けた「金融」、半導体株が牽引した「情報技術」も上位となりました。一方、ディフェンシブ業種はいずれも市場平均に対して劣後しました。

経済指標では、米国の4-6月期実質GDPが前期比年率2.1%増で、1-3月期の同3.1%増から鈍化も、市場予想の同1.8%増を上回りました。設備投資など固定資産投資(前期比年率5.5%減)と輸出(同5.2%減)の落ち込みを個人消費支出(同4.3%増)と政府支出および投資(同5.0%増)で補う形でした。市場予想を上回ったものの、FRBの政策判断を変えるほどではないというのが大方の見方のようです。

今週の米国株式市場

今週も企業決算の発表が高水準となります。また、7/30(火)、7/31(水)に中国で開催される米中通商協議、8/1(木)早朝に発表されるFOMCの結果、などが注目されます。

米企業の4-6月期決算は、S&P500指数採用企業の219社が発表を終わった段階で、EPSが前年同期比2.6%減の見込みです(FactSet社の7/26(金)時点の集計)。6/30(日)時点の予想は同2.7%減でしたので、ここまでの発表はやや市場予想を上回っていることになります。全体としては、サプライズのない進捗と言えそうです。

7月FOMCでは利下げが確実と市場では見込んでおり、0.25%の利下げとなる確率が84%、0.50%の利下げの確率が16%で、年内の利下げ回数については、3回が38%、2回が34%、4回が16%などとなっています(7/26(金)時点)。

FOMCで予想通り0.25%の利下げが実施された場合の相場見通しですが、利下げへの転換をややポジティブに受け止めると見られます。ただし、長期金利は既に低下しているため、ファンダメンタルズ面で大きな変化をもたらすものではなく、市場の注目は景気動向や米中通商協議にシフトしていくと見られます。

ちなみに、過去のケースを検証したのが図表3です。1980年代以降でFRBが利下げに転じた後のS&P500指数の動きを調べました。30営業日後ではいずれのケースでも利下げ前日との比較でプラスとなっています。さらに、利下げ後3年以内に景気後退とならなかった場合(景気の山を迎えていない場合)には、その後も上昇傾向が続いています。

一方、景気の山を迎えて景気後退となった場合には、時間が経過するに伴ってパフォーマンスが低下していることが確認できます。米国経済が20年に景気後退に陥るとの見方はコンセンサスではありませんが、景気拡大期間は19年7月に11年目と過去最長となっているため、今後の動きを注視していく必要があるでしょう。

経済指標では、7/31(水)に中国の7月製造業・非製造業PMI(製造業は49.6へ前月の49.4から改善の予想、非製造業は54.0へ前月の54.2から悪化の予想)、8/1(木)に7月のISM製造業景気指数(52.0へ前月の51.7から改善の予想)、8/2(金)に7月の米雇用統計(非農業部門雇用者数は前月比16.9万人増の予想)などの発表が予定されています。

企業決算は4-6月期決算発表のピークが続き、P&G、ファイザー、アルトリアグループ、アップル、ゼネラルエレクトリック、サザン、ブリティッシュアメリカンタバコ、ベライゾンコミュニケーションズ、スクエア、エクソンモービルなど当社の保有人数上位銘柄も多く含まれます。

今週の5銘柄

今回はS&P500指数採用企業で先週に4-6月期決算を発表した大型株(当社WEBサイトの米国株スクリーナーの定義で時価総額上位100)で、決算発表後に上場来高値を更新した銘柄群をご紹介いたします。

この条件を満たすのは時価総額順に、フェイスブック A(FB)、ビザ A(V)、コカ-コーラ(KO)、マクドナルド(MCD)、テキサス インスツルメンツ(TXN)、スターバックス(SBUX)の6銘柄ですが、司法省による独占禁止法違反の調査で先行きに不透明感があるフェイスブックを除く5銘柄をご紹介いたします。

図表3 FRBが利下げに転じた後のS&P500指数の動き(利下げ前日の終値を100として指数化)

利下げ時期 30
営業日後
60
営業日後
90
営業日後
120
営業日後
利下げ後の
景気の山
(3年以内)
84年10月 101 101 110 109 -
89年6月 102 108 111 104 90年7月
95年7月 102 107 108 112 -
98年7月 108 115 120 125 -
01年1月 103 90 98 95 01年3月
07年9月 104 100 89 90 07年12月

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(7/26)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートビザ A(V)183.69ドル29.4

【電子決済市場拡大の恩恵をフルに受ける】
・クレジットカード・デビットカードの決済ネットワークを世界でマスターカードと2分することから、安定した高成長を遂げています。現金決済から電子決済へのシフト、新興国での中間所得層の増加(カード所有者の増加)、eコマースの拡大などが成長のドライバーとなっています。

・4-6月期は国際取引の伸びが回復して売上が前年同期比11%増、EPSが同14%増と市場予想を上回る好調で、19年9月期のEPSガイダンスも引き上げられました。

買付チャートコカ-コーラ(KO)54.17ドル25.7

【オーガニック売上成長率が6%と好調持続】
・オーガニック売上成長率は18年4-6月期から回復が顕著となりましたが、1年を経た19年4-6月期も高水準となったことで回復トレンドは本物との見方が強まっていると見られます。ビッグデータの分析によって売れ筋商品への絞り込みの精度が上がっていることが背景にあると見られます。

・4-6月期のオーガニック売上成長率6%は、原液販売数量の前年同期比4%増、価格および製品ミックスの同2%プラスに分解され、数量増の貢献が大きくなっているのがポジティブです。コカ・コーラゼロシュガーが2桁増を続けているほか、コカ・コーラ プラスコーヒー(コーヒーテイストのコカ・コーラ)などが貢献しています。

買付チャートマクドナルド(MCD)215.58ドル26.8

【既存店売上の加速が続いている】
・4-6月期の世界既存店売上は前年同期比6.5%増で、1-3期の同5.4%増から加速して好調を持続しています。既存店売上の伸びには、店舗の改装、メニューの強化のほか、宅配やモバイルオーダーの拡張も背景にあるとみられ、好調は持続する可能性が高いと見られます。

・4-6月期の売上は前年同期比横ばいにとどまっていますが、ドル高による目減りが3%ポイントあるほか、自社運営店舗のフランチャイズ化による売上減の影響を含みます。米国の既存店売上は店舗の改装や「2 for $5 Mix and Match」のキャンペーンが奏功して同5.7%増、海外の自社運営部門は英国、フランス、ドイツなどが牽引して前年同期比6.6%増、海外のフランチャイズ部門も全地域で増加して前年同期比7.9%増と好調です。

買付チャートテキサス インスツルメンツ(TXN)128.16ドル23.6

【IoTによる成長期待が持続】
・幅広い産業向けにアナログ半導体と組み込み半導体を供給するため、産業景気の減速を受けて足もとは減収減益です。しかし、主力事業がIoT(モノのインターネット)に欠かせない半導体であるため、中期的な成長に対する期待が維持されていると見られます。

・4-6月期は、売上が前年同期比9%減、EPSが同3%減となるも、市場予想に対してはそれぞれ2%、12%上回り、7-9月期のガイダンスは市場予想並みとなったことが好感されました。20年12月期のEPSは5.92ドルへ、19年12月期予想の5.44ドルから9%増への回復が見込まれています。

買付チャートスターバックス(SBUX)99.11ドル32.0

【CEOの交代が劇的な変化をもたらした】
・同社を推奨するジム・クレイマー氏は、17年4月にCEOがケビン・ジョンソンに交替したことが好調の背景としています。彼が同社にもたらしたのは、(1)パッケージ商品事業を売却して得た72億ドルによる自社株買い、(2)IT企業を経営した経験から数々の問題をITを使って解決してロイヤリティプログラムも改善した、(3)重要な中国市場に近いアリババのジャック・マー氏と友人であることも重要、としています。

・4-6月期は売上が前年同期比8%増、EPSが同26%増で、市場予想をそれぞれ2%、7%上回りました。既存店売上も同6%増と市場予想の同4%を上回っています。また、「スターバックスリワード」の会員数は17.2百万人と前年同期比14%増加しています。

注:予想PERはBloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。ビザとスターバックスは20年9月期、その他は19年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要

銘柄名(コード)  決算発表日、株価反応日
株価、前日比、今期予想EPS、アナリスト目標株価
  直近
実績
前年
同期比
予想
乖離
前四半期の
前年同期比
マクドナルド(MCD)  7/26、7/26 売上(億ドル) 53.4 0% 0% -4%
215.58ドル、+0.5%、8.04ドル、223.82ドル EPS(ドル) 2.05 3% 0% 0%
【既存店売上の加速が続いている】
・4-6月期の世界既存店売上は前年同期比6.5%増で、1-3期の同5.4%増から加速して好調を持続しています。売上が前年同期比横ばいとなっているのは、ドル高による目減りが3%ポイントあるほか、自社運営店舗のフランチャイズ化による売上減の影響を含みます。フランチャイズ先を含む全システムの売上は同8%増えています。営業利益は同1%増(為替の影響を除いて同4%増)でした。

・米国の既存店売上は店舗の改装や「2 for $5 Mix and Match」のキャンペーンが奏功して同5.7%増と1-3月期の同4.5%を上回りました。海外の自社運営部門は英国、フランス、ドイツなどが牽引して前年同期比6.6%増、海外のフランチャイズ部門も全地域で増加して前年同期比7.9%増と好調です。

・既存店売上の伸びには、店舗の改装、メニューの強化のほか、宅配やモバイルオーダーの拡張も背景にあるとみられ、好調は持続する可能性が高いと見られます。
アッヴィ(ABBV)  7/26、7/26 売上(億ドル) 83 0% 2% -1%
67.76ドル、+1.7%、8.82ドル、83.80ドル EPS(ドル) 2.26 13% 3% 14%
【売上横ばいながらコスト削減と株式数の減少でEPSは増加】
 ・4-6月期は主力薬「ヒュミラ」の減収を「インブルビカ」などの増収で補って売上は前年同期比横ばいを確保、調整後純利益はコスト削減などで同6%増として、さらに発行済株式数を6%減らした効果で、調整後EPSは同13%増となっています。

・売上の6割近くを占めるリウマチ治療薬の「ヒュミラ」は米国売上が前年同期比8%増の一方、欧州でバイオシミラー(バイオ医薬品のジェネリック薬)が発売された海外売上が同35%減となって、全体で同6%減少しています。がん治療薬の「インブルビカ」が同29%と増えてカバーしています。

・6月末にアイルランドの製薬企業アラガンを630億ドルで買収しています。アラガンは「ボトックス」など美容関連の医薬品に特徴のある会社で、会社は「スケールの拡大とともにビジネスの幅を広げることにより、長期的な成長に向けたポジションを築くことができる」としています。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

  経済指標・イベント 企業決算・イベント
29(月)    
30(火) ・日本鉱工業生産(6月)
・日銀政策金利
・ユーロ圏業況判断指数(7月)
・米個人所得・個人支出(6月)
・米PCEコアデフレーター(6月)
・S&Pコアロジック住宅価格指数(5月)
・米中古住宅販売仮契約(6月)
・コンファレンスボード消費者信頼感(7月)
P&G、ファイザーアルトリアグループ
マスターカードワブテック、アンダーアーマー
31(水) ・中国製造業・非製造業PMI(7月)
・ユーロ圏実質GDP(4-6月期、速報値)

・ユーロ圏消費者物価指数(7月)
・ADP雇用統計(7月)
アップルゼネラルエレクトリックサザン
アドバンストマイクロデバイシズ、エレクトロニックアーツ
ギリアドサイエンス
8月
1(木)
・FOMC政策金利
・財新中国製造業PMI(7月)
・ISM製造業景気指数(7月)
・米自動車販売台数(7月)
ブリティッシュアメリカンタバコベライゾンコミュニケーションズ
クラフトハインツ(E)ボール
2(金) ・ユーロ圏生産者物価指数(6月)
・ユーロ圏小売売上高(6月)
・米雇用統計(7月)
・米貿易統計(6月)
・米製造業受注(6月)
・ミシガン大学消費者信頼感(6月、確報値)
スクエアエクソンモービル、シェブロン、ヤム!ブランズ
デンツプライシロナ
3(土)   バークシャーハサウェイ
5(月) ・ISM非製造業景気指数(7月) ブッキングホールディングス(E)、タイソンフーズ(E)
6(火) ・JOLT求人(6月) マリオットインターナショナル、エマソンエレクトリック
7(水)   ウォルトディズニー、マイクロチップテクノロジー
8(木) ・米消費者信用残高(6月)
・中国貿易統計(7月)
リフト、ウーバーテクノロジーズ(E)、AIG、アルベマール
9(金) ・日本実質GDP(4-6月期、速報値)
・中国生産者・消費者物価指数(7月)
・中国資金調達総額(7月、15日までに発表)
・米生産者物価指数(7月)
 

注:日付は日本時間によります。企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有人数の1〜30位、青字のハイライトは31〜50位を示します。(E)はBloombergによる予想を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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