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アメリカNOW!今週の5銘柄 〜相場のピークに備えて!?52週高値更新銘柄に注目〜

2019/2/25
投資情報部 榮 聡

先週の米国株式市場は、米経済指標の悪化が目立ったものの、米中通商協議の進展に対する期待が高まって続伸となりました。今週は3/1(金)に交渉期限を迎える米中通商協議が中心的な材料となるでしょう。

今回は52週高値を更新した銘柄に注目してボーイング(BA)シスコ システムズ(CSCO)リンデ(LIN)ネクステラ エナジー(NEE)の4銘柄を選び、先週5G関連で好決算を発表したキーサイト テクノロジー(KEYS)を加えて、今週の5銘柄といたします。

主要企業の決算概要:先週発表のウォルマート インク(WMT)、クラフトハインツ(KHC)、百度(バイドゥ)(BIDU)、バークシャー ハサウェイ B(BRKB)をご報告しています。

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図表1:S&P500指数のローソク足(日足、6ヵ月)

※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成

図表2:業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
素材 3.7% 4.9% 4.8%
公益事業 2.6% 6.5% 5.5%
情報技術 2.2% 6.8% 10.3%
金融 2.1% 1.5% 1.8%
資本財・サービス 2.0% 8.5% 9.5%
S&P500 1.7% 4.8% 6.1%
一般消費財・サービス 1.5% 3.1% 8.9%
生活必需品 1.4% 5.7% 0.1%
ヘルスケア 1.1% 4.0% 3.3%
エネルギー 1.1% 4.0% 2.9%
通信サービス 1.1% 3.7% 8.6%
不動産 0.7% 5.6% 6.8%
騰落率上位(1週) 騰落率
アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG) 6.7%
フィリップ・モリス・インターナショナル 6.5%
ベライゾン・コミュニケーションズ 5.3%
アルトリア・グループ 4.8%
ロウズ 4.7%
騰落率下位(1週) 騰落率
クラフト・ハインツ -26.2%
CVSヘルス -8.5%
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス -2.3%
フェデックス -1.9%
セルジーン -1.7%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、2/20(水)にFOMC議事要旨でFRBのハト派姿勢を確認して3日続伸、2/21(木)には米中で構造問題に関する覚書を準備との報道が好感される一方、フィラデルフィア連銀製造業景気指数など米国の経済指標の悪化が嫌気されて反落となりました。しかし、2/22(金)には米中通商協議への楽観論が浮上して再び上昇となりました。S&P500指数は週間で0.6%の上昇でした。

業種指数騰落率では、騰落率トップの「素材」は大手のダウデュポンのほか、金鉱株、建設骨材株が上昇を牽引しています。「公益事業」は長期金利の落ち着きが好感されて幅広い銘柄が上昇し、「情報技術」はソフトウェア・サービスと半導体関連を中心に上昇しています。

経済指標では、2月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数が-4.1と1月の17、市場予想の14を大幅に下回りました。同指数自体の注目度はさほど高くないものの、3/1(金)発表のISM製造業景気指数との連動性が高いとされるため、警戒感が高まりました。

1月の中古住宅販売件数は前月比1.2%減と前月の同4.0%減からさらに低下した一方、先行指標とされるNAHB住宅市場指数が2月分は2ヵ月連続で改善となりました。長期金利が低下した効果で、住宅市場には底入れの兆しがあるようです。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、3/1(金)に交渉期限を迎える米中通商協議が中心的な材料となるほか、パウエルFRB議長の議会証言、米朝首脳会談、携帯電話見本市の「モバイルワールドコングレス2019」なども相場を動かしうる材料となりそうです。

米中通商協議については、中国による技術移転の強制問題などを巡って交渉にはなお時間が必要となる公算です。しかし、トランプ大統領が、米中は貿易戦争終結に向け合意に至る公算が極めて高いとの認識を示し、3/1(金)に設定している交渉期限を延長する意向であるとして明確な成果に対する期待が高まっています。

パウエルFRB議長は2/26(火)に上院の銀行委員会、2/27(水)に下院の金融委員会で議会証言を行う予定です。下振れが目立つ米国の経済指標を受けて米国経済の現状にどのような認識が示されるか、また、先週公表のFOMC議事要旨(1/30、31分)で明確とならなかった今年の利上げの有無を探ることになるでしょう。

2/25(月)〜2/28(木)に開催のモバイルワールドコングレスでは、5G関連の進捗状況に関するニュースに加え、「フォールダブル」(折り畳み式)のスマホでサムスン電子に追随するところがあるか(ファーウェイが発表したようです)が注目されています。

仮に米中通商協議が期待通りに進展して追加関税が回避される場合の上値の目途として、19年12月期予想EPSの169.53ポイント(Factset社の集計ベース)に、経済見通しが楽観的なときの予想PER17倍をかけて2,882.01が計算できます。

相場は往々にして“行き過ぎる”ことを考えると昨年高値近辺まで到達する可能性もあるでしょう。ただ、経済の減速、企業業績の下方修正が続いている中では、この水準を維持するのは難しいと見られます。安定感があるのは、予想PER16倍の2,700ポイント前後と考えられるでしょう。

経済指標では、2/26(火)に12月の住宅着工・建設許可件数(着工件数は前月比0.4%減、建設許可件数は同2.6%減の予想)、コンファレンスボード消費者信頼感(124.0へ1月の120.2から改善の予想)、2/28(木)に中国の2月製造業・非製造業PMI(製造業は49.5で1月と変わらず、非製造業は54.5へ1月の54.7から低下の予想)、米国の10-12月期実質GDP(前期比年率2.4%増の予想)、3/1(金)に2月ISM製造業景気指数(55.6へ1月の56.6から低下の予想)などの発表が予定されています。

企業決算では、メーシーズ、ホームデポ、ロウズ、ベストバイ、TJXなど小売企業のほか、スクエア、ブリティッシュアメリカンタバコ、ブッキングホールディングス、スプランクなどが発表を予定しています。

今週の5銘柄

今回は、52週高値を更新している銘柄を中心にご紹介いたします。

今後米中通商協議が合意に達するとして株式市場が好感するとしても、これを織り込んで株価が上昇してきたため、相場は既に8〜9合目まできていると考えられるでしょう。そこで仮に相場が上昇から保ち合い、または、調整に移行した場合でも、押し目を買えると考えられる銘柄というのが、52週高値更新銘柄に着目する趣旨です。

米国株スクリーナーで、(1)2/22(金)までの過去5営業日に52週高値を更新した、(2)S&P500指数の大型株(66銘柄)の条件で、図表3の11銘柄を抽出しました。

ここから直近決算の状況や事業の性質を考慮して、ボーイング(BA)シスコ システムズ(CSCO)リンデ(LIN)ネクステラ エナジー(NEE)の4銘柄を選び、先週5G関連で好決算を発表したキーサイト テクノロジー(KEYS)を加えて、今週の5銘柄といたします。

図表3:52週高値更新の大型株(S&P500指数採用銘柄)

コード 銘柄名 株価
(2/22)
(ドル)
予想
PER
(倍)
予想売上高
変化率
(%)
時価総額
(億ドル)
ABT アボットラボラトリーズ 76.1 39.72 4.1 1,337
AVGO ブロードコム 276.5 29.27 17.1 1,095
BA ボーイング 424.1 19.16 10.2 2,396
CSCO シスコ・システムズ 50.1 18.06 4.8 2,206
FOX 21世紀フォックス B 50.8 8.25 3.4 947
FOXA 21世紀フォックス A 51.2 8.25 3.4 947
LIN リンデ 173.5 49.18 150.4 956
LLY イーライ・リリー 124 26.75 3.1 1,284
NEE ネクステラ・エナジー 188.1 22.33 13.6 900
PG プロクター・アンド・ギャンブル 100.2 22.41 0.5 2,508
UNP ユニオン・パシフィック 170.1 18.72 3.9 1,229

※当社WEBサイトの「米国株スクリーナー」をもとにSBI証券が作成

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今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(2/22)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートボーイング(BA)424.05ドル21.0 【今年も25%の増益ガイダンス】
・中国による米国からの輸入品の最大項目が航空機であることから、昨年来米中貿易摩擦の動向を敏感に反映して株価が動いてきました。株価は1/30(〇)発表の10-12月期決算を受けて動き始め、2/4(月)に昨年10月の高値を更新、米中通商協議進展への期待とともに高値を更新し続けています。

・19年12月期の業績見通しは、ガイダンス中央値で、売上が前年比12%増、調整後EPSが同25%増、民間航空機の納入が同12%増と文句のないものとなりました。狭胴の737型機の構成比率が高まることで生産効率が上昇傾向にあることから利益率も上昇する見通しです。

・同社の投資テーマは、世界的な中所得層の増加や格安航空の広がりによって中長期的に航空機需要が拡大していくと見込まれることです。同社の民間航空機の受注残は5,800機、4,130億ドル相当にのぼり、18年12月期の納入機数806機に対して7年分以上が確保されています。
買付チャートシスコ システムズ(CSCO)50.11ドル16.3 【堅調な決算に大規模な自社株買い】
・IPベースのネットワーク製品と関連通信製品を世界的に展開する米国大手です。主要製品はLANスイッチ、サービス統合型ルータ、WANルータ、セキュリティーアプライアンス・ソフトウエア、ワイヤレスを含むネットワーク製品、クラウド化製品、オンデマンドコンテンツの視聴可能なソフトウエア「Videoscape」などを含みます。

・2/13(水)発表の11-1月期決算は、売上が前年同期比5%増、EPSが同16%増でした。売上のモメンタムは8-10月期の同8%増から鈍化していますが、売却事業を調整すると同7%増で堅調との評価です。売上の回復が幅広い製品分野、地域に広がり、安定感が増していることが好感されます。2-4月期のガイダンスは売上が129〜132億ドル、EPSが0.76〜0.78ドルで、市場予想の128.5億ドル、0.76ドルを上回っています。

・株価は決算発表を受けて2/14(木)に昨年10月の高値を更新、その後もジリジリと高値を更新しています。堅調な決算に加え150億ドルの自社株買いを発表してプログラムを240億ドルまで引き上げたことも株価の追い風になっていると見られます。
買付チャートリンデ(LIN)173.50ドル24.5 【世界的に寡占化が進む産業ガス業界の世界最大手】
・18年10月末にドイツのリンデと米プラクセアが合併してできた会社で、産業ガス市場ではフランスのエア・リキードと米エアガスの統合会社と並ぶ、世界最大手です。世界的に寡占化が進みつつある業界のトップとして注目されます。

・株価は2/15(金)に昨年10月の高値を更新、2/20(水)〜2/22(金)まで連続で上場来高値の更新が続いています。1/22(火)に21年2月を期限とする60億ドル(時価総額は2/22(金)に956億ドル)の自社株買いプログラムがスタートしていることも堅調な株価の要因と見られます。

・合併前の18年1-9月期決算は、売上が前年同期比2%増、営業利益は同4%増です。為替相場(ユーロ建)と会計基準の影響を除いたベースでは、売上が同5%増、営業利益が同9%増と堅調でした。18年12月期決算は、3/1(金)に発表の予想(Bloomberg予想)です。産業景気に影響を受けますが、生産数量に即して売上が変動するため、景気敏感業種の中では比較的ディフェンシブな性格があると考えられます。
買付チャートネクステラ エナジー(NEE)188.13ドル22.4 【時価総額が世界最大の公益事業】
・米国の公益事業の会社で、主要子会社「フロリダ・パワー・アンド・ライト」は、フロリダ州で発電、送電、配電、小売事業を手掛け、「ネクストエラ・エナジー・リソーシズ」は、卸売電力市場向けに天然ガス、水力、風力、太陽、地熱、バイオマス燃料などの無公害・再生可能燃料を利用した独立系発電施設を所有、開発、建設、運営、管理しています。

・時価総額が800億ドルを超える、世界最大の公益事業で、17年の売上が172億ドル、純利益が54億ドル、同年末の発電能力が46,790メガワット、1.4万人を雇用しています。

・世界的に産業景気に陰りが見られ、株式市場も不安定さが残る中、ディフェンシブへの物色が強まる傾向があります。ただ、同社は再生可能エネルギーに成長要素をもつことから、予想PERが21倍、予想配利回りが2.5%など典型的な公益事業の会社とは異なっていることにはご留意ください。
買付チャートキーサイト テクノロジー(KEYS)82.46ドル20.9 【5Gの展開で恩恵を受けている電子計測器メーカー】
・電子計測器メーカーです。無線通信、航空、宇宙、防衛、半導体の幅広い市場に、電子計測機やシステム及び、関連ソフトウエア、ソフトウェア設計ツール、電子機器を提供しています。分野別の売上は、コミュニケーション・ソリューションが52%、エレクトロニック・インダストリアル・ソリューションが25%、サービス・ソリューションが12%、イクシア・ソリューション(買収したネットワークの可視化、セキュリティ技術をもつ会社の事業)が11%と、通信向けが主力です。

・2/21(木)に発表の11-1月期決算は、売上が前年同期比18%増、EPSが同82%増、それぞれ市場予想を2%、16%上回って好調でした。コマーシャルコミュニケーションズ分野が5Gの研究開発向けが牽引して前年同期比25%増加、エレクトリックインダストリアルソリューションズ分野が自動車およびIoTのアプリケーション向けが伸びて同13%増となっています。一方、受注は前年同期比5%増に伸び率が鈍化しています。2-4月期の売上ガイダンスは、売上が大幅に伸び始めたのが18年2-4月期のため、前年同期比7〜9%増へ伸び率の低下が見込まれています。

・研究開発用途が伸びているため、売上も1〜2年中にはピークを迎えます。ただ、5G、IoT、自動運転など新技術を控え、当面は高水準が続く見通しです。

注:予想PERはBloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。シスコシステムズは19年7月期、キーサイトテクノロジーは19年10月期、その他は19年12月期です。

※会社資料、BloombergのデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要

銘柄名(コード)  決算発表日、株価反応日
株価、前日比、今期予想EPS、アナリスト目標株価
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
ウォル マート ストアーズ(WMT)  2/19、2/19 売上(億ドル) 1,388 2% 0% 1%
102.20ドル、+2.2%、4.78ドル、108.88ドル EPS(ドル) 1.41 6% 6% 8%

【11-1月期は米国の既存店売上が前年同期比4.2%増と好調】

  • 11-1月期は、米国ウォルマートの既存店売上が前年同期比4.2%増(客数が同0.9%増、客単価が同3.3%増)で、8-10月期の同3.4%増、市場予想の同3.3%増を上回って好調でした。米国ウォルマートのeコマース売上は「食品ピックアップ」の貢献で、8-10月期と同じ同43%増と好調が維持されました。
  • 一方、ウォルマートの海外部門売上はドル高の影響を受けて売上が同2.3%減(為替の影響を除いて同2.7%増)、営業利益は同9.9%減と低調でした。サムズ・クラブの既存店売上は前年同期比3.3%増と堅調でした。20年1月期のガイダンスは、18年10月の投資家説明会で提示されたものが維持され、既存店売上(ガソリン販売を除く)は前年比2.5〜3.0%増、為替の影響を除いた売上は少なくとも前年比3%増としました。
  • 株価の上昇率は過去1年、6ヵ月、3ヵ月ともS&P500指数を上回って比較的堅調です。アマゾンに対抗できる可能性のある大手小売企業としての期待が続いていると見られます。
クラフト ハインツ(KHC) 2/21、2/22 売上(億ドル) 68.9 0% -1% 1%
34.95ドル、-27.5%、3.05ドル、44.38ドル EPS(ドル) 0.84 -7% -11% -6%

【EPSの大幅ショート、154億ドルの減損、SECからの召喚状で株価が急落】

  • 世界で5番目に大きい米国の食品・飲料企業です。バークシャーハサウェイの持ち分法適用会社で、株式の27%を保有しています。
  • 2/21(木)に発表された10-12月期決算では、(1)上表のように、EPSが市場予想を大幅に下回ったこと、(2)GAAPベース(上表では一時的損失として除いている)では、過去の買収案件に関して154億ドルの減損損失を計上して126億ドルの純損失に転落したこと、(3)昨年10月にSEC(米証券取引委員会)から同社の調達の会計基準に関する調査で召喚状(subpoena)を受け取っていたことが開示されたこと、などから大幅な株価下落となっています。減損損失の計上については、米国の冷凍食品とカナダの小売事業、ブランドではクラフトとオスカー・マイヤーが主因としてます。
  • 10-12月期決算は、米国事業で価格がプロモーションの増加などで前年同期比2.8%低下したことに加え、コスト削減が想定を下回ったことを受けて調整後EBITDA(利払い、税金、償却前利益)が同16.3%減と不振でした。7-9月期の決算リリースでCEOは、「今四半期は様々な一時的要因が重なって利益が抑制されたが、持続的かつ利益を伴った成長に向けた体制の構築に自信をもっている」としていましたが、状況は改善していませんでした。
バイドゥ(BIDU) 2/21、2/21 売上(億人民元) 272 15% - -
171.81ドル、+0.4%、64.22人民元、224.25ドル EPS(人民元) 13.18 -17% - -

【事業の分散を進めるための先行投資が嵩んでいる】

  • 10-12月期の決算は、売上が前年同期比15%増と伸びていますが、先行投資が嵩んで調整後営業利益は同54%減となっています。動画事業の「QIYI」(アイチーイー)のためのコンテンツ費用が同96%増、トラフィック獲得費用が同34%増、販管費が同64%増などが売上の伸びを上回って利益減の主因となっています。
  • ネット検索を中心とするバイドゥ・コアの売上は同14%増(事業売却の影響を除いて同20%増)、調整後営業利益は同17%減です。オンラインマーケティングの顧客数は52.9万で前年同期比15%増えている一方、顧客当たり収入は4万元で同4%減となっています。
  • CEOは「モバイル・インターネットから、スマート・ホーム、スマート・トランスポテーション、クラウド、自動運転などへ事業範囲を広げるために高水準の投資が必要となっている。」として、増収ながら利益は伸びない傾向が続くと見られます。
バークシャー ハサウェイB(BRKB) 2/23、2/25 売上(億ドル) 637 8% - 8%
−ドル、−%、10.41ドル、238.67ドル EPS(ドル) -10.31 赤字転換 - 191%

【年末の株価下落による投資関係収支の悪化で赤字決算】

  • 10-12月期の営業利益(同社のEPSは営業利益をベースに計算されています)は、前年同期比71%増でした。「保険の引き受け」部門は赤字が縮小したほか、「鉄道・公益・エネルギー」部門が前年同期比43%増、製造業などを含む「その他事業」部門も同28%増でした。
  • 投資関係収支は昨年末の株価下落を受けてマイナスの281億ドルを計上、さらに関係会社クラフトハインツで減損損失30億ドルを計上したため、57億ドルの営業黒字を相殺して純利益は254億ドルの赤字に転落しています。B株の1株当たり純資産は141.67ドルです。
  • 主力投資先のウェルズファーゴが不正営業の影響で低迷が続いていること、IBMから入れ替えたアップルの株価が下落していること、関係会社としたクラフトハインツの株価が暴落していることなど、ここ数年投資に関してはあまりうまくいっていない印象です。

※会社資料、BloombergのデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算・イベント
25(月)・シカゴ連銀全米活動指数(1月)
・米小売売上高(1月、3/1(金)までに発表)
モバイルワールドコングレス(28日まで、バルセロナ)
26(火)・住宅着工・建設許可件数(12月)
・S&Pコアロジック住宅価格指数(12月)
・コンファレンスボード消費者信頼感(2月)
メーシーズ、ホームデポ、モザイク
27(水)・米朝首脳会談(ハノイ、28日まで)
・ユーロ圏業況判断指数(2月)
・米中古住宅販売仮契約(1月)
・米製造業受注(12月)
ロウズ、ベストバイ、TJX、アメリカンタワー
28(木)・日本鉱工業生産(1月)
・中国製造業・非製造業PMI(2月)
・米実質GDP(10-12月期)
・シカゴ購買部協会景気指数(2月)
スクエアブリティッシュアメリカンタバコ
ブッキングホールディングス
1(金)・ISM製造業景気指数(2月)
・米個人所得(1月)・個人支出(12月)
・米PCEコアデフレータ(12月)
・ミシガン大学消費者マインド(2月、確報値)
・米自動車販売台数(2月)
スプランク、マリオットインターナショナル、ギャップ
4(月)・ユーロ圏生産者物価指数(1月)
・米住宅着工・建設許可件数(1月、9日までに発表)
・米耐久財受注(1月、9日までに発表)
・米建設支出(12月)
5(火)・中国全国人民代表大会
・ユーロ圏小売売上高(1月)
・ISM非製造業景気指数(2月)
・米新築住宅販売件数(12月)
セールスフォースドットコム、ターゲット、コールズ
6(水)・ADP雇用統計(2月)
・米貿易収支(12月)
・米製造業受注(1月)
ロスストアーズ、ダラーツリー
7(木)・米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・ユーロ圏実質GDP(10-12月期、確報値)
・OECD経済見通し
・ECB主要政策金利
8(金)・米家計純資産変化(10-12月期)
・米消費者信用残高(1月)
・日本実質GDP(10-12月期、確報値)
・米雇用統計(2月)
コストコホールセール

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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