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2019-06-27 14:04:09

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アメリカNOW!今週の5銘柄 〜好調が見込まれる年末商戦で底入れ機運!?〜

2018/11/19
投資情報部 榮 聡

先週の米国株式市場は、アップルのiPhoneの販売不振が懸念されて反落となりました。今週は「感謝祭の週末」を迎え、好調が期待されている年末商戦の動向が注目されそうです。

今回は業績予想の動きにポジティブな裏付けがあって、株価の上昇余地が大きいと見られるとの観点から、ゼネラル モーターズ(GM)ブッキング ホールディングス(BKNG)マイクロソフト(MSFT)ユナイテッドヘルス グループ(UNH)ペイパル ホールディングス(PYPL)を選んで、今週の5銘柄といたします。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

図表2:業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
不動産 0.8% 4.8% -1.3%
素材 0.4% 3.7% -5.7%
公益事業 -0.3% 0.0% 0.7%
資本財・サービス -0.7% -1.9% -5.6%
ヘルスケア -1.0% 0.4% 1.0%
通信サービス -1.1% -3.4% -6.2%
金融 -1.3% 0.2% -4.9%
S&P500 -1.6% -1.1% -4.0%
生活必需品 -1.7% 2.1% 1.8%
エネルギー -2.1% -6.6% -7.3%
情報技術 -2.5% -2.8% -6.7%
一般消費財・サービス -3.8% -1.2% -6.3%
騰落率上位(1週) 騰落率
3M 3.9%
USバンコープ 3.3%
アッヴィ 3.1%
ベライゾン・コミュニケーションズ 3.0%
キャタピラー 2.4%
騰落率下位(1週) 騰落率
エヌビディア -20.1%
アルトリア・グループ -10.5%
ゴールドマン・サックス・グループ -9.2%
ボーイング -9.0%
ターゲット -8.4%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、11/12(月)にアップルに顔認証センサーを納入するルメンタムホールディングスが売上見通しを下方修正したことでiPhoneの販売動向が懸念されて、テクノロジー株を中心に大幅に下落しました。さらに、11/15(木)の引け後には、GPU大手のエヌビディアと半導体製造装置大手のアプライドマテリアルズが失望決算を発表しましたが、エヌビディアはGPU市場の不振と捉えられ、アプライドマテリアルズの株価はプラスで引けて、市場全体への波及は限定的となりました。S&P500指数は週間で1.6%の下落です。

業種指数騰落率では、全般相場が反落となったことからディフェンシブ業種が優位な傾向はありますが、「素材」「資本財・サービス」など景気敏感業種も上位となっているのは、相場の変化の兆しと捉えられるのではないでしょうか。最も下落率が大きい「一般消費財・サービス」は、アマゾンドットコムが7%下落したほか、百貨店株の下落が効いています。その次の「情報技術」では、アップルや半導体株の下落が大きくなっています。

経済指標では、米国の10月小売売上高が前月比0.8%増と市場予想の同0.5%増を大きく上回りました。大幅に増えた要因の一つは原油価格の上昇を受けたガソリンの購入増ですが、その後原油価格が下落しているため、今後の選択的消費にはポジティブなお膳立てができたと解釈できるでしょう。11月、12月の年末商戦への期待が高まりやすい内容だったと言えそうです。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、11/16(金)の相場がエヌビディア、アプライドマテリアルズの失望決算を受けても堅調となったことから、底入れの機運が出てくると期待できそうです。注目点は米国の消費動向で、11/20(火)に小売企業の決算発表が集中しているほか、週末には年末商戦の山場となる「感謝祭の週末」を迎えます。産業景気に陰りが見られ、米中通商交渉に不透明感が残る中、米株式市場を支える要因として消費動向は重要と考えられます。

11/22(木)は「感謝祭」の祝日で、11/23(金)は半日取引のため、年末商戦の山場となる「ブラックフライデー」は実質的に木曜日から始まると見込まれています。11/26(月)の「サイバーマンデー」を含む「感謝祭の週末」の売上動向について、11/27(火)午後1時(日本時間では11/28(水)午前3時)から全米小売業協会による電話会議が予定されており、注目されるでしょう。尚、全米小売業協会は11月と12月の小売売上高をそれぞれ前年比4.3%増、4.8%増と好調な推移を予測しています。

米中の通商交渉に関しては、11/30(金)〜12/1(土)のアルゼンチン・ブエノスアイレスでの「G20サミット」において米中首脳会談の実現が期待されています。ただ、ペンス副大統領が出席した週末のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)では、米中の対立が目立って懸念を高めたようです。米国側は首脳会談が不調の場合、中国からの残りの輸入品にも関税をかける意向と警告しています。

経済指標では、11/20(火)に米国の10月住宅着工・建設許可件数(着工件数は前月比1.6%増、建設許可件数は同0.8%減の予想)、11/21(水)に米国の10月耐久財受注(前月比2.5%減の予想)、11/22(木)に米国の10月中古住宅販売件数(前月比1.0%増の予想)、11月ミシガン大学消費者マインド(前月と同じ98.3の予想)などの発表が予定されています。

企業イベントでは、11/20(火)にロウズ、ターゲット、コールズ、ベストバイ、ロスストアーズ、TJXなど小売企業の決算発表が集中しています。

今週の5銘柄

米国市場は上記のように底入れの機運が出てきたように見受けられ、物色にもやや積極性が出てきそうです。そこで、今回は直近の業績予想の動きにポジティブな裏付けがあり、株価の上昇余地が大きいと見られるものを探ってみました。

S&P100指数に採用されている主要企業について、(1)過去3ヵ月で通期の予想EPS修正がプラス、(2)過去4週でアナリストの目標株価平均値が上方修正された、(3)11/15(木)終値に対してアナリスト目標株価平均値がプラス乖離となっている、銘柄を図表3に抽出しています。

目標株価乖離率が大きいものから、ゼネラル モーターズ(GM)ブッキング ホールディングス(BKNG)マイクロソフト(MSFT)ユナイテッドヘルス グループ(UNH)ペイパル ホールディングス(PYPL)を選んで、今週の5銘柄といたします。

図表3:予想EPS、目標株価とも上方修正された銘柄(S&P100指数採用企業)

コード 銘柄 株価
(11/15)
(ドル)
予想PER
(今期)
(倍)
EPS
修正率
(3ヵ月)
(%)
目標株価
修正率
(4週)
(%)
目標株価
乖離率
(%)
GM ゼネラル・モーターズ(GM) 35.55 5.7 4.3 0.5 26.0
BKNG ブッキング・ホールディングス 1888.87 21.0 0.5 1.9 19.5
MSFT マイクロソフト 107.28 24.1 4.2 0.3 17.2
UNH ユナイテッドヘルス・グループ 264.94 20.7 0.8 0.6 14.2
PYPL ペイパル・ホールディングス 86.74 36.2 1.7 0.0 14.1
DHR ダナハー 101.65 22.5 0.4 0.6 13.2
JPM JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 110.07 11.9 1.2 0.3 13.0
TGT ターゲット 80.76 14.8 0.9 2.7 12.5
BRK/B バークシャー・ハサウェイ 217.38 21.5 2.6 3.5 12.2
CSCO シスコシステムズ     46.77 15.4 1.8 1.0 7.9
AMGN アムジェン 192.45 13.5 1.8 0.2 7.6
MRK メルク 74.84 17.3 1.5 3.0 7.2
AXP アメリカン・エキスプレス 109.60 14.8 1.4 0.1 6.5
SPG サイモン・プロパティー・グループ 182.42 25.3 4.0 2.4 6.3
COST コストコホールセール 229.94 29.7 0.3 0.7 5.7
MCD マクドナルド 183.56 23.7 1.2 3.8 5.1
KO コカ・コーラ 49.74 23.9 0.2 1.5 3.5
PFE ファイザー 43.21 14.4 0.5 1.9 3.2
JNJ ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) 144.50 17.7 0.4 1.6 2.7
EXC エクセロン 45.55 14.6 0.6 2.1 2.3

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(11/16)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートゼネラル モーターズ(GM)35.75ドル22.3 ・7-9月期決算は、北米でのピックアップトラックやクロスオーバー車の販売好調が牽引して、売上が前年同期比6%増、調整後のEBIT(利払い、税金前利益)マージンが8.8%へ前年同期比1.3%ポイント改善したことから、EBITが同25%増、調整後EPSは同42%増と好調でした。市場予想に対しても売上は3%、調整後EPSは50%上回って、図表3のEPSの上方修正に繋がっています。

・注目される自動運転車の開発ではホンダの参加が発表されました。ホンダはGM傘下の「Cruise」に7.5億ドルを出資したほか、今後の開発費に対して20億ドルをコミットしたとしています。これによって「Cruise」は外部資金50億ドルを集め、企業価値は146億ドルに達したとしています。

・19年12月期は、売上が前年比横ばい、EPSは同6%減と低調が見込まれています。ただ、19年12月期の予想EPS5.88ドルに対する予想PERは6.1倍、予想配当利回りは4.3%と株価に割安感があると言えるでしょう。
買付チャートブッキング ホールディングス(BKNG)1855.32ドル22.6  ・旧プライスライングループが社名変更した会社で、世界最大のオンライン旅行代理店です。ホテル予約の「Booking.com」「priceline.com」「Agoda.com」、レンタカー予約の「rentalcars.com」などのウェブサイトを運営しています。

・7-9月期決算は、旅行の予約額が前年同期比12%増(為替の影響を除いて同14%増)、売上が同9%増、EPSが同7%増で、売上は市場予想を1%上回ったものの、調整後EPSは1%下回ってまちまちの内容でした。しかし、10-12月期のガイダンスは旅行の予約額が前年同期比10〜13%増、売上が同13〜16%増、調整後EPSが18.9〜19.4ドルと好調となることが提示され、EPSの上方修正に繋がったと見られます。

・同社売上の7割以上がユーロ圏で発生するため、足元の通貨ユーロの不安定が懸念材料となっています。事業の基調は順調に拡大しているため、ユーロの安定が見えてくるときには注目できるでしょう。
買付チャートマイクロソフト(MSFT)108.29ドル21.1 ・7-9月期決算では、インテリジェント・クラウド部門の売上がガイダンスの81.5〜83.5億ドルを大きく上回る86.0億ドルとなったほか、ソフトウェアの「Office」、企業向け「Windows」、ネット検索、ゲームなどがいずれも増収で、業績の好調が続いています。

・企業のITシステムのクラウドへのシフトは序盤の段階にあり、これからまだまだ伸びる市場と考えられています。その成長市場でアマゾンに次ぐ2位の位置にありますが、1位を奪取する勢いです。

・大手の中ではIBMがクラウド化で従来ビジネスに失うものがあるため拡大に腰が引けている部分があり、アマゾンは企業のIT部門への取り掛かりがなくゼロからの開拓になります。一方、マイクロソフトはクラウド化で失うものがなく、かつ、メールシステムや「Office 」で企業のIT部門にコンタクトがあることが事業展開の上で有利となっています。
買付チャートユナイテッドヘルス グループ(UNH)271.11ドル16.4 ・米国の医療保険の会社です。日本人の生活に関わりがないため分かりにくい会社ですが、NYダウ採用の大企業で、貿易摩擦に関係がなく、かつ、高成長を遂げているため、現在のような相場環境では物色されやすいと考えられます。

・7-9月期決算は、売上が前年同期比12%増、営業利益が同12%増、EPSが同28%増と好調です。市場予想に対して売上は予想並み、EPSは4%上回りました。米国を中心に医療保険を提供する「ユナイテッドヘルスケア」は、保険加入者の増加により前年同期比13%増収、医療関連ITサービスなどを提供する「オプタム」は、事業展開によって同11%の増収を遂げています。

・米中間選挙で下院で民主党が過半を奪回したことから、トランプ大統領が目指すオバマケアの廃止が難しくなったと考えられ、同社事業に対する攪乱要因が低減したこともポジティブです。
買付チャートペイパル ホールディングス(PYPL)85.06ドル12.4 ・米国の電子決済サービスを提供している企業です。主力事業は、消費者と事業者のインターネット上での売買取引で仲立ちをすることで、電子決済をより安全に行えるようにするもので、個人間の送金サービスにも展開しています。

・7-9月期決算は、売上が前年同期比14%増、EPSが同26%で、EPSは市場予想を7%上回る好決算でした。全社の決済総額は1,430億ドルで前年同期比24%増え、うち決済件数が25億件で前年同期比27%増、口座数純増は9.1百万件で前年同期比15%増と事業基盤も順調に拡大しています。18年12月期ガイダンスは、調整後EPSが2.32〜2.35ドル→2.38〜2.40ドル(17年12月期実績は1.90ドル)へ引き上げられました。

・拡大が注目されている個人間送金のスマホアプリ「Venmo」はまだ黒字化していませんが、CEOが収益化に向けて前進しているコメントし、また、アメリカンエキスプレス、ウォルマートとの提携も好感されました。「Venmo」による決済額は、7-9月期に170億ドルで前年同期比78%増加しています。

注:予想PERはBloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。マイクロソフトは19年6月期、その他は19年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算・イベント
19(月)
20(火)・米住宅着工・建設許可件数(10月)ロウズ、ターゲット、コールズ、ベストバイ
ロスストアーズ、TJX、インテュイット
21(水)・欧州委員会が加盟国の19年予算案を評価
・OECD経済予測
・米耐久財受注(10月)
・米中古住宅販売件数(10月)
・ミシガン大学消費者マインド(11月)
・米先行指数(10月)
22(木)・米国市場休場(感謝祭)ディア
23(金)・ユーロ圏消費者信頼感(11月)
26(月)・ドイツIFO企業景況指数(11月)
・シカゴ連銀全米活動指数(10月)
27(火)・中国製造部門利益(10月)
・S&Pコアロジック住宅価格指数(9月)
・コンファレンスボード消費者信頼感(11月)
28(水)・米国実質GDP(7-9月期、改定値)セールスフォースドットコム、ティファニー
29(木)・米新築住宅販売件数(10月)
・ユーロ圏業況判断指数(11月)
・米個人所得・個人支出(10月)
・米PCEコアデフレーター(10月)
ダラーツリー、ダラーゼネラル(E)
30(金)・中古住宅販売仮契約(10月)
・FOMC議事要旨(11月7、8日)
・日本鉱工業生産(10月)
・中国製造業・非製造業PMI(11月)
・ユーロ圏失業率(10月)
・ユーロ圏消費者物価指数(11月)
・G20サミット(12月1日まで、アルゼンチン、ブエノスアイレス)
・シカゴ購買部協会景気指数(11月)
HP

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。日付は日本時間によります。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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