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アメリカNOW!フラッシュ 〜決算速報:マクドナルド、ベライゾンコミュニケーションズ、スリーエム〜

2018/10/24
投資情報部 榮 聡

米国株の当社顧客保有人数上位50で、10/23(火)に決算を発表したマクドナルド(MCD)ベライゾン コミュニケーションズ(VZ)スリーエム(MMM)の決算速報です。

マクドナルド、ベライゾンは堅調、スリーエムは市場予想を下回りました。

米国市場全体については、10/23(火)に発表された決算でスリーエムの実績が市場予想を下回り、キャタピラー(CAT)テキサスインスツルメンツ(TXN)の先行きの業績に関するコメントが慎重なものとなり、資本財の企業や半導体メーカーの決算が嫌気されるケースが目立ちました。

市場では貿易摩擦や世界経済減速が企業業績に与える影響が懸念されています。筆者は10/15(月)掲載の「アメリカNOW 今週の5銘柄」で今回の株価調整は「EPSの下方修正を伴う下落」ではなく、「PERの縮小による下落」としましたが、この判断にどの程度のリスクがあるか、以下で検討してみました。

S&P500指数の19年12月期予想EPSは179.40ポイントで、18年12月期予想の163.03ポイントに対して前年比10%増が予想されています。S&P500指数の純利益に占める「資本財・サービス」セクターの比率は10%で、19年12月期のEPSは前年比12%の増益が見込まれています。

この12%の増益が例えば前年比0%まで下方修正されるとすると、S&P500指数全体の増益率は10%増から8.8%増へ1.2%ポイントの下方修正と試算できます。EPSが下方修正されるような環境では妥当PERも低下すると考えられるため、株価では数%のインパクトの可能性が想定されます。保守的に考えて、この程度のリスクがあると言えるでしょう。

尚、7-9月期決算の実績は、10/23(火)までに発表済みの123社(S&P500指数採用企業)で、売上は前年同期比7.6%増、EPSは同22.4%増、市場予想に対してそれぞれ0.5%、4.4%上回っています。資本財の企業で予想を下回るものもありますが、全体としては依然堅調と言えるでしょう。

銘柄名(コード)  決算発表日、株価反応日
株価、前日比、今期予想EPS、アナリスト目標株価
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
マクドナルド(MCD)   10/23、10/23 売上(億ドル) 53.7 -7% 2% -12%
177.15ドル、+6.3%、7.70ドル、190.00ドル EPS(ドル) 2.10 19% 5% 15%

【店舗の進化に自信を示す】

  • 世界の既存店売上は前年同期比4.2%増で、4-6期の同4.0%増からやや上昇、市場予想の同3.7%増を上回りました。米国の既存店売上は、同2.4%増と市場予想の同2.5%増を下回ったものの、海外の好調が寄与しています。
  • 全体の売上が7%減となっているのは、自社運営店舗のフランチャイズ化による売上減の影響です。国際リード市場の既存店売上はイギリス、フランス、オーストラリアなどが牽引して前年同期比5.4%増(4-6月期は同4.9%増)、ファウンデーショナル市場は日本を筆頭に全地域で増加して同6.0%増(同6.8%増)、ハイ・グロース市場はイタリア、オランダなどが牽引して同4.6%増(同2.6%増)です。営業利益は前年同期に中国・香港事業の売却益があったために前年同期比21%減ながら、一時的要因を除くベースでは同2%増を確保しています。
  • CEOはリリースで、「我々は世界中の店舗を進化させ、ホスピタリティを強し、顧客の店舗体験を引き上げることに大きな成果をあげた。」と自信を示しました。19年12月の予想EPSは8.22ドルです。
ベライゾン コミュニケーションズ(VZ) 10/23、10/23 売上(億ドル) 326 3% 0% 5%
57.21ドル、+4.1%、4.66ドル、57.40ドル EPS(ドル) 1.22 24% 3% 25%

【市場予想を上回る堅調決算】

  • 7-9月期決算は、売上・EPSとも市場予想を上回る堅調な決算でした。主力のワイヤレス部門が堅調で、新規加入者数が市場予想を上回りました。一方、高速データ通信の「Fios」、メディアの「Oath」(AOLとヤフー)には弱さが見られました。
  • 主力のワイヤレス部門の売上(会計基準変更の影響を除くベースで)は前年同期比6%増、部門EBITDA(利払い、償却、税金前利益)は同10%増と堅調でした。サービス収入は4-6月期の前年同期比1%増から同3%増に改善しています。携帯電話加入者数(後払いのリテール)の純増は52万件と順調です。ワイヤライン部門は、売上が前年同期比4%減、部門EBITDAが同6%減でした。「Fios」事業は、ブロードバンド接続が5.4万件増の一方、ビデオは6.3万件減でした。「Oath」の売上は、検索やデスクトップからの収入減で前年同期比7%減少しました。
  • 通年のガイダンスは、売上・EPS(税制改革の影響を除いたベース)とも1桁台前半の伸びで維持されました。19年12月期の予想EPSは4.72ドルです。
スリーエム(MMM)   10/23、10/23 売上(億ドル) 81.5 0% -3% 7%
192.55ドル、-4.4%、10.19ドル、214.82ドル EPS(ドル) 2.58 11% -5% 0%

【全部門、全地域で売上の伸びが低下、貿易摩擦の影響か】

  • 7-9月期決算は売上・EPSとも市場予想を下回りました。現地通貨ベースのオーガニック成長率は1.3%増で4-6月期の5.6%増から大幅減速となりました。さらに為替による売上の減少が1.7%ポイントが加わって売上の伸びは前年同期比0.2%増まで低下、営業利益も同0.4%増(4-6月期は同12%増)にとどまりました。
  • 部門別売上の前年同期比伸び率は、インダストリアル+2.2%(4-6月期は+5.7%)、セーフティ&グラフィックス+2.2%(同+8.5%)、ヘルスケア-1.1%(同+3.8%)、エレクトロニクス&エネルギー+2.3%(同+5.2%)、コンシューマー-2.0%(同+4.3%)でした。地域別には(為替の影響を除くベース)、米国+0.5%(4-6月期は+5.6%)、アジア太平洋+3.2%(同+5.5%)、欧州・中東・アフリカ-0.9%(同+5.8%)、南米・カナダ+2.1%(同+6.0%)です。
  • 18年のガイダンスは、現地通貨ベースの売上伸び率を前年比+3〜+4%から同+3%とし、EPSが10.20〜10.45ドルから9.90〜10.00ドルへ引き下げられました。決算リリースに「貿易摩擦」や「関税」の文言はありませんが、影響が出ているようです。19年12月のコンセンサス予想EPSは11.07ドルです。

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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