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2019-09-17 17:43:54

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アメリカNOW!今週の5銘柄 〜先週も上がった、上昇トレンドキープの銘柄はコレだ!?〜

2018/9/10
投資情報部 榮 聡

先週の米国株式市場は、貿易摩擦への懸念に加え、ソーシャルメディア株、半導体株に悪材料が出てテクノロジー株を中心に下落しました。今週も貿易摩擦の激化に対する懸念が続き、軟調となりやすいでしょう。一方、アップルの新製品発表、小売売上高など米国経済の好調を示す経済指標は下支えとして期待できるでしょう。

今回は米国株の調整が続きそうなことから、先週も株価が上昇した主力銘柄から、ファイザー(PFE)メルク(MRK)コストコ ホールセール(COST)ジョンソン & ジョンソン(JNJ)クアルコム(QCOM)を選んで、今週の5銘柄といたします。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

図表2:業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
生活必需品 1.0% 1.9% 7.1%
資本財・サービス 0.7% 3.0% 1.4%
公益事業 0.5% 1.5% 11.2%
金融 -0.2% 1.0% 0.7%
ヘルスケア -0.3% 3.1% 8.7%
電気通信サービス -0.4% 1.2% 2.7%
不動産 -0.8% 1.4% 4.3%
素材 -0.8% 0.4% -2.7%
一般消費財・サービス -0.9% 2.4% 5.1%
S&P500 -1.0% 1.4% 3.3%
情報技術 -2.8% 0.5% 2.6%
エネルギー -3.0% -3.5% -5.3%
騰落率上位(1週) 騰落率
コストコホールセール 4.6%
アルトリア・グループ 3.8%
CVSヘルス 3.7%
ユニオン・パシフィック 3.6%
ホーム・デポ 3.5%
騰落率下位(1週) 騰落率
ハリバートン -8.5%
フェイスブック -8.2%
シュルンベルジェ -7.2%
ゼネラル・モーターズ(GM) -6.7%
アルファベット -6.1%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、貿易摩擦への懸念から地合いが弱かった上に、9/5(水)にフェイスブック、ツイッターの議会公聴会への出席が規制強化の懸念を強め、9/6(木)にマイクロンテクノロジーとKLA テンコーが半導体市場の先行きに慎重な見方を表明したことから、ネット株、半導体株を中心に下落となりました。米経済指標は良好であったものの、支え切れませんでした。S&P500指数は週間で1.0%、テクノロジー株の影響が大きいナスダック指数が2.6%、NYダウは0.2%の下落でした。

業種指数騰落率では、貿易摩擦への懸念があるにもかかわらず、「資本財・サービス」が過去5日、1ヵ月とも上位となっているのは注目できるでしょう。また、過去1ヵ月、3ヵ月で上位となっている「ヘルスケア」もパフォーマンスの改善が目立ちます。一方、「情報技術」はネット株、半導体株の急落を受けて大幅反落でした。

経済指標では、米国の8月ISM製造業景況指数が7月の58.1から61.3に改善、ISM非製造業景況指数が7月の55.7から58.5に改善、8月雇用統計の非農業部門雇用者数は前月比20.1万人増(予想は同19.1万人増)、平均時給は前年比2.9%増(予想は同2.7%増)、といずれも米国経済の好調を示唆しています。平均時給が市場予想を上回ったことは、9月の利上げを確実にし、米長期金利の上昇に繋がったと見られます。

個別企業(今週の5銘柄に取り上げたもの以外)では、シティグループ主催のテクノロジーコンファレンスに出席していたマイクロン テクノロジー(MU)のCFO(最高財務責任者)が設備投資に関して「先走らないように注意したい」とし、KLA テンコー(KLAC)のCFOも半導体製造装置にネガティブな評価を示したことから半導体株の下落に繋がったこと、テスラ(TSLA)の株価がBMWの高級電気SUVの受注開始、財務・人事担当役員の辞任、マスク氏の大麻吸引映像(カリフォルニアでは合法ですが)などの悪材料を受けて週間で13%下落したこと、フェイスブック A(FB)の株価が議会公聴会への出席で規制強化懸念が再燃して年初来安値近くまで下落したこと、などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、米中貿易摩擦の激化や新興国市場の悪化への懸念から、軟調となる可能性が高そうです。一方、9/12(水)のアップルの新製品発表イベントや好調が見込まれている9/14(金)の8月米小売売上高が相場の支えになると期待できるでしょう。また、8月米雇用統計の平均時給が前年比2.9%増に上昇したことで物価上昇圧力が高まっており、今週発表の生産者物価および消費者物価に注目が高まると考えられます。

先週のS&P500指数の下げはテクノロジー株の個別材料の影響が大きく、貿易摩擦が主因ではなかったと見られますが相場の重石になっていることは確かでしょう。トランプ大統領は9/7(金)に「中国側の動き次第で、2,000億ドル規模の中国製品に対する関税措置が近く発動される可能性がある」とし、さらに「その後、私が望めば、さらに2,670億ドル相当の追加関税を急きょ発動する用意があると言っておく。」と語ったとされます。中国側の対応を引き出すために圧力を高めているということでしょうが、中国側が動かなければ、摩擦はさらに激化する懸念があります。

アップルのイベントは、現地時間9/12(水)午前10時(日本時間9/13(木)午前3時)から開催されます。iPhone、iPad、Apple Watchの新機種が発表され、Mac、HomePod、AirPodについても新たな発表がある可能性もあると予想されています。テクノロジー株に対する下支えとなる可能性があるでしょう。

8月の米小売売上高は前月比0.4%増が予想されています。3月から7月にかけて、前月比0.7%増、同0.3%増、同1.2%増、同0.2%増、同0.5%増と増加が続いていますので、これに近い数字が出れば米国の個人消費の強さがさらに確認されると見られます。

その他の経済指標では、9/12(水)に米国の8月生産者物価指数(前月比0.2%増の予想)、9/13(木)に米国の8月消費者物価指数(前月比0.3%増の予想)、ECBの主要政策金利(0.0%で維持の予想)、9/14(金)に中国の8月鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(鉱工業生産は前月の前年比6.0%増から同6.2%増へ改善の予想)、9月のミシガン大学消費者マインド(96.8へ前月から上昇の予想)、などの発表が予定されています。

企業イベントでは、オラクルとアドビシステムズの決算発表が予定されています。

今週の5銘柄

米国株市場は軟調な展開が続きそうです。

先週取り上げたS&P500指数の高値更新を先導した銘柄群、アップル(AAPL)、アマゾン ドットコム(AMZN)、マイクロソフト(MSFT)、シスコ システムズ(CSCO)、エヌビディア(NVDA)の株価を確認すると、いずれも週間で下落となっていますが25日移動平均線近辺を維持しており、テクノロジーセクターが売られた中でも崩れてはいません。年末にかけて相場の上昇を先導する銘柄群として引き続き注目できるでしょう。ただ、目先はテクノロジー株への警戒から上値は重そうです。

そこで今回は先週も株価が上昇した銘柄群を、当社WEBサイトの「米国株スクリーナー」でスクリーニングしています。

条件は、(1)過去5日間に株価が上昇している、(2)過去3ヵ月の株価上昇率が10%以上、(3)25日移動平均乖離率がプラス、(4)時価総額1,000億ドル以上のS&P500指数採用銘柄、の条件でスクリーニングを行いました。

抽出された図表3の7銘柄には医薬品株が目立ちますが、貿易摩擦から比較的遠いこと、足もとの業績が好調なこと、ここ2年間目立った相場がなくバリュエーションが低下していることなどが背景にあると見られます。

ここからファイザー(PFE)メルク(MRK)コストコ ホールセール(COST)ジョンソン & ジョンソン(JNJ)クアルコム(QCOM)を選んで、今週の5銘柄といたします。

図表3:過去5日間、過去3ヵ月間とも株価が好調に推移している銘柄群

コード

銘柄

株価
(9/7)
(ドル)

株価当落率
(5日間)
(%)

株価当落率
(3ヵ月)
(%)

移動平均
乖離率
(25日)
(%)

目標株価
(ドル)

COST

コストコ・ホールセール

241.5

4.6

18.5

6.0

236.0

QCOM

クアルコム

70.4

3.3

16.8

4.9

70.5

JNJ

ジョンソン・アンド・ジョンソン

137.3

1.8

10.7

2.8

145.0

PFE

ファイザー

42.2

1.7

15.1

1.7

42.8

MRK

メルク

69.7

1.7

11.3

2.4

73.6

LLY

イーライ・リリー

107.0

1.5

24.3

2.7

101.9

BMY

ブリストル・マイヤーズ・スクイブ

61.3

1.0

15.3

1.8

60.0

注:目標株価は、Bloomberg集計によるアナリストの目標株価の平均値です。
※当社WEBサイトおよびBloombergのデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(9/7)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートファイザー(PFE)42.20ドル16.0 ・米国の医薬品大手です。同社CEOは直近決算のリリースで、新薬パイプラインは過去数十年で最大のポテンシャルがあるとしていることから注目できるでしょう。ここ数年は特許切れによる売上減少を企業買収で補うということを繰り返してしましたが、オーガニックに成長できる可能性が見えてきたと言えるでしょう。

・4-6月期決算は乳がん治療薬の「イブランス」、血栓塞栓症治療薬「エリキュース」、関節リウマチ治療薬の「ゼルヤンツ」などが牽引して市場予想を上回って好調でした。貿易摩擦の影響が比較的少ないと考えられ、バリュエーションにも割高感はないことから、物色が継続する可能性が高いと見られます。
買付チャートメルク(MRK)69.67ドル35.2 ・米国の医薬品大手で、医薬品を中心にワクチン、動物用医薬品にも展開しています。業績はがん免疫治療薬「キートルーダ」が牽引すると期待されます。同薬は非小細胞肺がんやホジキンリンパ腫などで承認されていますが、今後の適応拡大によって売上は17年の38億ドルから2022年に112億ドルへの拡大が見込まれています。

・株価はトランプ・クリントン両大統領候補から「薬価が高すぎる」との話が出た16年夏から市場平均を下回る推移となってきましたが、16年半ばに25倍前後であった予想PERは16倍台まで低下しており、薬価引き下げを求めるニュースで株価が下落するリスクは小さくなっていると見られます。
買付チャートコストコ ホールセール(COST)241.46ドル16.9 ・会員制の倉庫型卸売・小売チェーンを世界的に展開している会社です。世界的に見て小売業のレベルが高い日本でも定着できていることから、世界的な競争力をもつ優秀な小売企業であることが推察されます。

・同社は米国で数少ない月次売上を公表している小売企業ですが、既存店売上(ガソリン販売と為替の影響を除くベース)は3-5月期の前年同期比7.0%増から、6月が同6.9%増、7月が同6.4%増、8月が同8.0%増と堅調に推移しています。米国の個人消費の盛り上がりから恩恵を受けると期待されます。
買付チャートジョンソン & ジョンソン(JNJ)137.32ドル26.4 ・医薬品大手で、医療用医薬品、医療機器、消費者向け製品の分野に展開しています。主力の医薬品部門が好調で業績を牽引しており、また、年間売上10億ドルのポテンシャルがある新薬を19年までに10個申請する計画と医薬品部門のパイプラインが強く、中期的な成長が期待されます。

・ただし、同社のベビーパウダーにアスベストが含まれていたことで数百件の訴訟を抱えており、7/12(木)には、アスベストで卵巣がんになったとする女性22人との裁判に負けて41億ドルの賠償金支払いを命じられました。賠償額が数兆円に達するリスクがあり、同訴訟の動向には注意が必要です。
買付チャートクアルコム(QCOM)70.38ドル75.2 ・携帯電話やスマホの通信用チップセットの製造販売と通信技術の特許料収入が主力事業で、営業利益では特許料収入が6割を占めます(18年4-6月期)。符号分割多重接続(CDMA)技術を開発した会社であるため、5G(第5世代移動通信システム)でも重要な役割を果たすことが期待されます。

・7/26(木)に中国の承認が得られなかったことからNXPセミコンダクターの買収を断念し、買収資金300億ドルを自社株買いに回すとの思惑から株価が堅調となっているようです。業績は14年の中国での独禁法違反摘発以来低迷が続いていますが、19年9月期のEPSは4.28ドルへ前年比18%の増益が見込まれています。ただ、中国の多くのスマホメーカーが同社のチップセットを使用していることから、貿易摩擦が激化する中で影響が出る可能性があります。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。コストコは19年10月期、クアルコムは19年9月期、その他は18年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
10(月)・日本実質GDP(4-6月期、確報値)
・日本景気ウォッチャー調査(8月)
・中国生産者・消費者物価指数(8月)
・中国資金調達総額(8月、15日までに発表)
11(火)・米国消費者信用残高(7月)
・ドイツZEW調査(9月)
・米NFIB中小企業楽観指数(8月)
・米JOLT求人(7月)
・米卸売売上高(7月)
12(水)・ユーロ圏鉱工業生産(7月)
・米生産者物価指数(8月)
13(木)・米連銀経済報告(ベージュブック)
・日本機械受注(7月)
・ECB主要政策金利
・米消費者物価指数(8月)
アップルの新製品発表イベント(現地時間12日午前10時〜)
オラクル、クローガー
14(金)・米月次財政収支(8月)
・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(8月)
・日本鉱工業生産(7月)
・ユーロ圏貿易統計(7月)
・米小売売上高(8月)
・米輸入物価指数(8月)
・米鉱工業生産(8月)
・ミシガン大学消費者マインド(9月、速報値)
アドビシステムズ
17(月)・日本の祝日(敬老の日)
・ユーロ圏消費者物価指数(9月)
・ニューヨーク連銀製造業景気指数(9月)
18(火)・NAHB米住宅市場指数(9月)ゼネラルミルズ、フェデックス、レナー
19(水)・日銀政策金利
・日本貿易統計(8月)
・EU27ヵ国新車登録台数(8月)
・米経常収支(4-6月期)
・米住宅着工・建設許可件数(8月)
20(木)・ユーロ圏消費者信頼感(9月)
・フィラデルフィア連銀景況指数(9月)
・米先行指数(8月)
・米中古住宅販売件数(8月)
レッドハット、ダーデンレストラン
21(金)・米国トリプルウィッチング
・米家計純資産変化(4-6月期)
マイクロンテクノロジー

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。日付は日本時間によります。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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