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2019-06-27 17:26:58

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アメリカNOW!今週の5銘柄 〜米国株の高値更新を牽引する銘柄群はコレだ!?〜

2018/9/3
投資情報部 榮 聡

先週の米国株式市場は、米国・メキシコ間のNAFTA修正合意や米経済指標の好調が好感されて最高値を更新しました。今週も米中貿易摩擦などのマクロ面の不安材料と、好調な米経済、企業業績の綱引きが継続すると見られます。高値警戒も生じやすいと見られ、もみ合いの可能性が高そうです。

先々週から先週にかけてS&P500指数は何度も最高値を更新しましたが、今回はこの上昇を牽引した主力銘柄群のアップル(AAPL)アマゾン ドットコム(AMZN)マイクロソフト(MSFT)シスコ システムズ(CSCO)エヌビディア(NVDA)を選んで、今週の5銘柄といたします。

主要企業の決算概要:先週発表のセールスフォース ドットコム(CRM)をご報告しています。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

図表2:業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
情報技術 2.0% 3.9% 6.4%
一般消費財・サービス 1.8% 4.4% 9.8%
ヘルスケア 1.0% 3.2% 11.3%
S&P500 0.9% 2.2% 6.1%
不動産 0.9% 0.8% 6.8%
資本財・サービス 0.4% 1.4% 2.4%
金融 0.3% 0.6% 3.1%
素材 0.3% 0.1% 0.8%
エネルギー -0.1% -1.5% -2.5%
生活必需品 -0.4% -1.0% 8.6%
公益事業 -0.6% -0.1% 6.6%
電気通信サービス -1.7% 1.9% 6.0%
騰落率上位(1週) 騰落率
アマゾン・ドット・コム 5.6%
アップル 5.3%
セルジーン 5.0%
マイクロソフト 3.6%
ゼネラル・エレクトリック(GE) 3.5%
騰落率下位(1週) 騰落率
シュルンベルジェ -3.2%
サザン -2.8%
コカ・コーラ -2.3%
フィリップ・モリス・インターナショナル -2.3%
ハリバートン -2.3%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、米国がメキシコとNAFTA(北米自由貿易協定)の修正で合意したこと、米消費者信頼感指数が市場予想を大幅に上回る改善となったことなどが好感されて、8/29(水)まで連日上場来高値を更新しました。一方、8/30(木)にはアルゼンチンペソやトルコリラの下落が続いたことに加え、トランプ大統領が2,000億ドルの中国製品に対する関税賦課を必要な手続きが終わり次第速やかに発動するとしたことが懸念されて反落しました。S&P500指数は週間で0.9%の上昇でした。

業種指数騰落率では、騰落率トップの「情報技術」は「ソフトウェア」「ハードウェア」「半導体」のサブセクターが揃って買われました。米消費の盛り上がりを受けて「一般消費財・サービス」も上位です。一方、長期金利の低下で買われていた配当利回りが高い業種はここ2週間下落基調です。

経済指標では、米国の8月コンファレンスボード消費者信頼感が133.4へ7月の127.4から大幅上昇、米国の4-6月期実質GDP改定が前期比年率4.2%増へ速報値の同4.1%増から上方改定、米国の7月個人支出が前月比0.4%増、中国の8月製造業・非製造業PMIはそれぞれ51.3と54.2へ前月から改善と、いずれも景況が堅調であることを示唆して、株式の上昇に寄与したと見られます。

個別企業(今週の5銘柄に取り上げたもの以外)では、ヨガウェア大手のルルレモン アスレティカ(LULU)が5-7月期決算を発表、オンライン販売増が牽引して既存店売上が同20%増となり、ガイダンスも強く株価は上場来高値を更新したこと、化粧品小売チェーンのアルタ ビューティ(ULTA)が発表した8-10月期のEPSガイダンスは市場予想を8%下回ったものの、化粧品の新ブランドの発売で事業環境が改善するとの見方もあって株価は一時52週高値を更新したこと、家電販売大手のベスト バイ(BBY)が発表した5-7月期決算は市場予想を上回る増収増益で通期業績見通しも引き上げて株価は一時上場来高値を更新したこと、などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、米中貿易摩擦、米加通商交渉、新興国通貨の下落など懸念材料と、米国の経済、企業業績の強さの綱引きが続くと見られます。テクニカル的には、S&P500指数が3週連続で上昇、過去1ヵ月で3.0%、過去2ヵ月で6.7%の上昇となっており、短期的に高値警戒も生じやすく、もみ合いとなりやすいでしょう。

トランプ大統領は中国に対する制裁関税の第3弾について、「9/6(木)に産業界からの意見募集を終えた後、最終品目リストを公表してから発動する見通し。トランプ氏は意見募集の終了後なるべく速やかに発動することに意欲を示しているという。」とされます。週末にかけて市場は様子見を強める可能性が高いでしょう。

これまで中国は米国の関税措置に対応する額の報復関税を発動してきましたが、中国の対米輸入額は1,300億ドル程度であるため、今回は同様の措置を取ることができません。このため、関税以外の措置で対抗する可能性があり、こうなると事態の複雑化は避けられず、市場の警戒も高まると懸念されます。

米国とカナダのNAFTA(北米自由貿易協定)再交渉は、乳製品や紛争解決ルールの扱いなどで8/31(金)には折合えず、9/5(水)に再開の予定です。先週市場で好感されたメキシコとの間で取り付けた合意もカナダとの合意が条件になっているとされるため、引き続き動向に注視する必要があるでしょう。

一方、相場のサポート要因として企業業績の好調を背景としたPERの割安感があげられます。S&P500指数も9月に入ると19年12月期EPSへの意識が高まると見られますが、現在の予想値178ポイントを基準とした予想PERは16.3倍となります。中庸な水準は17倍程度と考えられるため、マクロの弱気材料で押す場面はあってもEPSの予想が崩れなければ、年末にかけての上昇基調は維持されると想定できそうです。

経済指標では、9/4(火)に米国の8月ISM製造業景況指数(57.6に7月の58.1から低下の予想)、9/6(木)に米国の8月ISM非製造業景況指数(56.6に7月の55.7から上昇の予想)、9/7(金)に米国の8月雇用統計(非農業部門雇用者数は前月比19.3万人増の予想、平均時給は前年比2.7%増の予想)、などの発表が予定されています。

企業イベントでは、S&P500指数採用企業の決算発表はブロードコムのみで、企業業績からの相場サポートは弱くなりがちでしょう。

今週の5銘柄

先々週から先週にかけてS&P500指数は何度も最高値を更新しましたが、今回はこの上昇を牽引した主力銘柄群をご紹介いたします。

当社WEBサイトの「米国株スクリーナー」で、(1)過去5日間の株価上昇率が3%以上、(2)時価総額1,000億ドル以上のS&P500指数採用銘柄、の条件でスクリーニングを行いました。

抽出された図表3の6銘柄から、アップル(AAPL)アマゾン ドットコム(AMZN)マイクロソフト(MSFT)シスコ システムズ(CSCO)エヌビディア(NVDA)を選んで、今週の5銘柄といたします。

図表3:米国株の高値更新を牽引した銘柄群

コード

銘柄

株価
(8/31)
(ドル)

株価当落率
(5日間)
(%)

時価総額
(億ドル)

目標株価
(ドル)

AAPL

アップル

227.60

5.3

10,770

215.67

AMZN

アマゾン・ドット・コム

2,012.70

5.6

9,746

2142.57

MSFT

マイクロソフト

112.30

3.6

8,590

122.1

CSCO

シスコ・システムズ

47.80

3.1

2,233

50.04

NVDA

エヌビディア

280.70

3.1

1,693

284.58

GE

ゼネラル・エレクトリック

12.90

3.5

1,127

15.77

注:目標株価は、Bloomberg集計によるアナリストの目標株価の平均値です。

※当社WEBサイトおよびBloombergのデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(8/31)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートアップル(AAPL)227.60ドル16.9 ・(1)4-6月期決算が売上・EPSとも市場予想を上回って良好であったこと、(2)9/12(水)に予定されている同社イベントで新型iPhoneが発表されるのではと期待が高まっていること、(3)同社株を組み入れトップにしているバークシャーハサウェイのバフェット氏がアップルのiPhoneは株式市場で過少評価されていると発言したこと、などが株価を刺激していると見られます。

・8月1ヵ月の株価上昇が20%と短期的にはやや過熱感があるかもしれません。アナリストの目標株価平均は、215.67ドルで現在値はこれを超えています。
買付チャートアマゾン ドットコム(AMZN)2012.70ドル75.2 ・クラウドサービスを提供するAWS(アマゾンウェブサービス)の高成長が利益を押し上げるほか、4-6月期は昨年行った投資の効果で北米ネット通販の利益も伸びて、EPSは市場予想の2倍となりました。FANG銘柄の中ではフェイスブックやアルファベットのような規制リスクが小さい点、米中貿易摩擦の影響を受けにくい点も注目されるでしょう。

・株式市場では、株価の節目となる2,000ドルを超えてきたこと、また、アップルに続いて時価総額1兆ドル企業が誕生するかも注目されています。アナリスト目標株価平均は2142.57ドルで、上値が想定されています。
買付チャートマイクロソフト(MSFT)112.30ドル26.4 ・企業向けクラウド事業が世界シェア2位を誇り、さらにメールシステムやビジネスソフトウェアで企業のIT部門と接点があることから営業上も優位性があり、シェアを拡大しつつあります。また、「オフィス」などのソフトウェア、「Windows」のOS、「Bing」のネット検索、「Xbox」のゲームなどの事業も好調です。

・4-6月期の主要企業決算で最も好調な企業の一つとの印象で、S&P500指数の高値更新を牽引するのは順当と考えられます。
買付チャートシスコ システムズ(CSCO)47.80ドル16.0 ・法人税減税の恩恵を受けた米国企業が設備投資を拡大すると期待されており、企業の情報インフラ関連は特に恩恵が大きくなる可能性があります。5-7月期の決算で米国売上が加速する兆しが出ていることから、今後の業績拡大に期待が高まっていると考えられます。

・アナリストの目標株価平均は50.04ドルです。
買付チャートエヌビディア(NVDA)280.70ドル35.2 ・8/16(木)に発表された8-10月期のガイダンスは売上・EPSとも市場予想を下回りましたが、8/20(月)に発表されたゲームPC向けのグラフィックボードの「リアルタイムレイトレーシング」機能が画期的と注目を集めて、上場来高値を更新しています。詳しくは、8/24(金)に掲載のフラッシュをご覧ください。

・19年1月期の予想EPSは7.97ドル、アナリストの目標株価平均は284.58ドルです。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。アップルは19年9月期、アマゾンドットコムは18年12月期、マイクロソフトは19年6月期、シスコシステムズは19年7月期、エヌビディアは19年1月期です。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
セールスフォース ドット コム(CRM) 売上(億ドル) 32.8 28% 2% 26%
8/29、8/30、152.14ドル、-1.7% EPS(ドル) 0.71 115% 50% 164%

【市場予想を上回る好調】

  • 企業向けに販売支援(顧客関係管理)、顧客サービス支援、マーケティング支援などのソフトウェアをクラウドで提供する企業で、顧客関係管理ソフトウェアでは世界最大です。企業のクラウド採用拡大を受けて高成長が続いています。
  • 5-7月期決算は、上表の通り売上・EPSとも市場予想を上回って好調でした。8-10月期のガイダンスは売上が33.55〜33.65億ドルと市場予想の33.6億ドル並みの一方、EPSが.49〜0.50ドルと市場予想の0.54ドルを下回ったことから決算発表後に株価は下落しました。19年1月期ガイダンスは、売上が131.25〜131.75億ドルと市場予想の131.3億ドル並み、EPSが2.50〜2.52ドルと従来の2.29〜2.31ドルから引き上げられ、市場予想の2.31ドルを上回りました。
  • 株式市場が貿易摩擦に揺れる中でも、関連性の薄い成長分野としてクラウドへの注目が高まってきたと見られ、株価は年初来46%上昇、S&P500指数の8%上昇を大幅に上回っています。19年1月期のコンセンサス予想EPSは2.49ドル、アナリストの目標株価平均は169.67ドルです。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
3(月)・米国市場休場(レイバー・デイ)
・中国財新製造業PMI(8月)
4(火)・ユーロ圏生産者物価指数(7月)
・米建設支出(7月)
・米ISM製造業景況指数(8月)
・米自動車販売台数(8月)
5(水)・ユーロ圏小売売上高(7月)
・米貿易統計(7月)
・米・カナダNAFTA協議再開
6(木)・ADP雇用統計(8月)
・ISM非製造業景況指数(8月)
・米製造業受注(7月)
7(金)・ドイツ貿易統計(7月)
・ユーロ圏実質GDP(4-6月期、確報値)
・米雇用統計(8月)
ブロードコム
8(土)・中国貿易統計(8月)
10(月)・日本実質GDP(4-6月期、確報値)
・日本景気ウォッチャー調査(8月)
・中国生産者・消費者物価指数(8月)
・中国資金調達総額(8月、15日までに発表)
11(火)・米国消費者信用残高(7月)
・ドイツZEW調査(9月)
・米NFIB中小企業楽観指数(8月)
・米JOLT求人(7月)
・米卸売売上高(7月)
12(水)・ユーロ圏鉱工業生産(7月)
・米生産者物価指数(8月)
13(木)・米連銀経済報告(ベージュブック)
・日本機械受注(7月)
・ECB主要政策金利
・米消費者物価指数(8月)
アドビシステムズ、オラクル、クローガー
14(金)・米月次財政収支(8月)
・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(8月)
・日本鉱工業生産(7月)
・ユーロ圏貿易統計(7月)
・米小売売上高(8月)
・米輸入物価指数(8月)
・米鉱工業生産(8月)
・ミシガン大学消費者マインド(9月、速報値)

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。日付は日本時間によります。

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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