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2019-06-16 07:59:18

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アメリカNOW!今週の5銘柄 〜米国株は史上最高値を更新、史上最長のブル相場〜

2018/8/27
投資情報部 榮 聡

先週の米国株式市場は、注目された米中通商協議に特段の進展はなかったものの、米国経済の好調を受けて史上最高値の更新に進みました。今週も米中貿易摩擦の行方を睨みつつ、好調な経済、企業業績を織り込む動きが想定されるでしょう。

今回は、先週に好決算を発表したターゲット(TGT)コールズ(KSS)TJXカンパニー(TJX)メドトロニック(MDT)、また、新製品が注目されているエヌビディア(NVDA)を今週の5銘柄といたします。

主要企業の決算概要:先週発表のアリババグループ(BABA)をご報告しています。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

図表2:業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
エネルギー 2.6% -3.1% 0.1%
一般消費財・サービス 2.0% 2.8% 8.1%
情報技術 1.7% 3.0% 6.4%
素材 1.2% -0.4% 0.4%
S&P500 0.9% 1.9% 5.4%
ヘルスケア 0.8% 4.3% 10.7%
資本財・サービス 0.5% 0.7% 1.2%
金融 0.2% 0.2% 1.4%
電気通信サービス -0.7% 5.9% 6.9%
不動産 -1.1% 3.2% 7.7%
公益事業 -1.4% 1.6% 6.5%
生活必需品 -1.8% 1.2% 8.5%
騰落率上位(1週) 騰落率
ネットフリックス 13.3%
エヌビディア 11.2%
ロウズ 9.0%
メドトロニック 5.5%
ペイパル・ホールディングス 5.4%
騰落率下位(1週) 騰落率
フィリップ・モリス・インターナショナル -6.3%
サザン -4.1%
アルトリア・グループ -3.6%
クラフト・ハインツ -3.3%
ウォルマート -3.0%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、米中通商協議に特段の進展がなく、互いに160億ドル分の輸入品への関税が実施されました。一方、小売企業の決算で消費の盛り上がりが確認され、8/24(金)のパウエルFRB議長の講演では、米国経済の好調が持続するとの見通しに株式市場が鼓舞されたと見られます。S&P500指数は週間で0.9%の上昇でした。S&P500指数は最高値を更新、史上最長のブル相場となっています。

業種指数騰落率では、米国の原油在庫が想定以上に減少したことから原油価格が反発して「エネルギー」が上昇、個人消費の好調を反映して「一般消費財・サービス」も騰落率上位に入りました。一方、米長期金利の低下一服を受けて配当利回りが高い業種群はいずれも反落となっています。過去3ヵ月では、「ヘルスケア」が騰落率トップとなっていることに注目できるでしょう。

経済指標では、米国の7月中古住宅販売件数が前月比0.7%減(予想は同0.4%増)、7月新築住宅販売件数が同1.7%減(予想は同2.2%増)、7月耐久財受注が同1.7%減(予想は同1.0%減)と、いずれも市場予想を下回る悪化でした。ただ、米国の7月経済指標は小売売上高が良かったのを除いて生産関係指標はいずれも悪いのが目立っています。季節調整(季節要因を排除するために行う統計上の操作)に下方バイアスがかかって実体は数字ほど悪くない可能性に注意が必要と見られます。

個別企業(今週の5銘柄に取り上げたもの以外)では、炭酸飲料大手のペプシコ(PEP)が家庭で炭酸飲料を作れる機器を販売するソーダストリーム(SODA)の買収を発表したこと、ビッグデータ収集ソフトウェアのスプランク(SPLK)が発表した5-7月期決算が市場予想を上回り、株価が上場来高値を更新したこと、中国のライブ動画配信企業のモモ(MOMO)が発表した4-6月期決算が市場予想を上回って株価が反発に転じたこと、などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、引き続き米中通商協議の行方に加え、8月の消費者信頼感指数や7月の個人所得・個人支出などで米国経済を牽引している個人消費の持続性について推し量ることになりそうです。8/24(金)に終値ベースで最高値を更新していることから、上値を試しにいく可能性のほうが高いと想定できるでしょう。

米中通商協議は今回の次官級の話し合いでは特段の成果はなかったものの、交渉決裂ではなかったことから今後の進展に対する市場の期待は持続しそうです。今回の折衝内容を両国機関のトップに報告後、次の段階に進めるか注目されます。

ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演では、以下の通り米国経済の持続的成長に自信を示し、現在の利上げスタンスが適切であることを説明したことから、株式市場は勇気付けられたと見られます。

「長期にわたる回復の過程で、米国経済は著しく強くなった・・・しっかりとした家計および企業の景況感、健全な水準の雇用創出、上昇しつつある所得、財政刺激策の到来などを考慮すれば、この強い状態が続くであろうと期待するに十分な理由となる。」

「物価上昇率は最近2%近くまで上昇してきたが、2%以上に加速する兆しは見られず、過熱してしまうリスクが高くはないようだ。」「これは良いニュースであり、この良いニュースは、経済拡大が続くにつれ政策スタンスを米連邦公開市場委員会(FOMC)が概ね中立的と判断するところへ徐々に近づけるという、いま進めている正常化プロセスの成果でもある。直近のFOMC声明が示すように、所得と雇用の力強い成長が継続するならば、政策金利のさらなる段階的な引き上げは適切と言えよう。」

また、FEDの政策に関してよく挙げられる2つの疑問、(1)FRBが信じる長期の自然失業率を大きく下回っているのに利上げはなぜもっと積極的でないのか、(2)インフレがない中で経済拡大を断つリスクを冒して引き締め政策をとるのかについて、以下のように答えています。

「失業率は委員会による長期の自然失業率に関する推定を下回っているものの、この率に関する予測は非常に不確実だ。同じことが、中立的な金利水準についても言える。経済のたるみや政策スタンスの緩和の程度を判断するときに多くの経済指標に言及しているのは、このためだ。同時に私たちは、インフレがリソースの稼働状況に対して反応が鈍くなってきたと認識している。」としています。政策運営に関して予断を持たず、真摯に向き合う姿勢は市場からも評価されそうです。

経済指標では、8/28(火)に米国の8月コンファレンスボード消費者信頼感(126.5に前月からやや低下の予想)、8/29(水)に米国の4-6月期実質GDPの改定値(前期比年率4.0%増に速報値の同4.1%増から下方改定の予想)、8/30(木)に米国の7月個人所得・個人支出(いずれも前月比0.4%増の予想)、8/31(金)に中国の8月製造業・非製造業PMI(製造業PMIは51.2と前月比変わらずの予想)、などの発表が予定されています。

企業イベントでは、ティファニー、セールスフォースドットコム、アルタビューティなどの決算発表が注目されます。

今週の5銘柄

今回は、先週に好調な決算を発表した、大手スーパーのターゲット(TGT)、大手百貨店のコールズ(KSS)、アパレルディスカウンターのTJXカンパニー(TJX)、医療機器大手のメドトロニック(MDT)、新製品の発表が注目されているエヌビディア(NVDA)を選んで、今週の5銘柄といたします。?

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(8/24)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートターゲット(TGT)87.31ドル16.2 ・米国の大手スーパーです。8/22(水)に発表した5-7月期決算は、売上が前年同期比7%増、EPSが同20%増、それぞれ市場予想を2%、5%上回る好決算でした。既存店売上は同6.5%増で、市場予想の同4.1%を上回り、来店客数の同6.4%増が牽引しているのがポジティブです。

・業況の好調を受けて通期のEPSガイダンスを5.15〜5.45ドルから5.30〜5.50ドルに引き上げています。同社CEOは、「下半期も業績好調は続く見通しで、通期の業績ガイダンスを引き上げた。19年度を見渡すと、効率改善とコスト削減、顧客の店舗体験の改善、市場シェア拡大に向けてのポジショニングなどこれまで行ってきた施策の効果が全面的に表面化するだろう。」としています。

・アマゾンに侵食されるとの懸念が大きい同社ですが、足もとの好調を受けて見直しが進んでいます。アナリストの目標株価平均は85.29ドルです。
買付チャートコールズ(KSS)80.86ドル14.8 ・米国の大手百貨店の一角です。8/21(火)に発表した5-7月期決算は、売上が前年同期比4%増、EPSが同42%増、それぞれ市場予想を1%、7%上回る好決算でした。既存店売上は同3.1%増で、市場予想の同2.6%増を上回りました。通期のEPSガイダンスは、5.05〜5.50ドルから5.15〜5.55ドルに引き上げられています。

・同社CEOは、「店舗、ネット、地方、プライベートブランド、ナショナルブランドなど、すべての事業分野に強さが見られる。商品分野では男女のアパレル、靴などが特に好調だ。在庫管理の強化により利益率も向上することができた。」と、事業環境とともに経営の好調を語っています。

・アナリストの目標株価平均は79.94ドルです。
買付チャートTJXカンパニー(TJX)108.06ドル21.9 ・米国のアパレルのディスカウンター大手です。米国で「T.J.マックス」、「マーシャルズ」、「A.J.ライト」、カナダで「ウィナーズ」、欧州で「T.K.マックス」の名前で、有名ブランドのファミリー衣料、インテリア用品、服飾雑貨を販売しています。

・8/21(火)に発表した5-7月期決算は、売上が前年同期比12%増、EPSが同37%増、それぞれ市場予想を4%、11%上回る好決算でした。既存店売上は同6%増で、市場予想の同2%増を大幅に上回りました。通期のEPSガイダンスは、4.75〜4.83ドルから4.83〜4.88ドルに引き上げられています。

・アナリストの目標株価平均は111.26ドルです。
買付チャートメドトロニック(MDT)95.55ドル18.6 ・医療機器の世界的大手です。事業別の売上構成比(18年4月期)は、心臓および血管グループ35%、低侵襲医療グループ33%、修復医療グループ22%、糖尿病グループ6%です。

・8/21(火)に発表した5-7月期決算は、売上が前年同期比0%減、EPSが同4%増、それぞれ市場予想を2%、5%上回る好決算でした。売却事業と為替変動による影響を除いたオーガニック成長率は、売上が前年同期比7%増、EPSが9%増と堅調です。19年4月期のガイダンスは、売上が前年比4.0〜4.5%増から同4.5〜5.0%増へ引き上げられ、調整後EPSの成長率は前年比9〜10%増で据え置かれました。オーガニックの売上成長は、心臓および血管グループが前年同期比5%増、低侵襲医療グループが同5%増、修復医療グループが同7%増、糖尿病グループが同26%増と、いずれも好調です。

・アナリストの目標株価平均は101.64ドルです。
買付チャートエヌビディア(NVDA)272.22ドル53.1 ・8/20(月)に発表されたゲームPC向けのグラフィックボードの「リアルタイムレイトレーシング」機能が画期的と注目を集めて、上場来高値を更新しています。詳しくは、8/24(金)に掲載のフラッシュをご覧ください。

・19年1月期の予想EPSは7.94ドルで、アナリストの目標株価平均は284.58ドルです。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。メドトロニックは19年4月期、その他は19年1月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成 

先週発表された主要企業の決算概要

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
アリババグループ(BABA) 売上(億人民元) 809 61% -1% 61%
8/23、8/23、172.23ドル、-3.2% EPS(人民元) 8.04 1% -5% 32%

【成長投資で利益の伸びは売上を下回る】

  • 4-6月期決算は上表の通り、売上・EPSとも市場予想を下回りました。株式の33%保有するアント・ファイナンシャルの評価額が直近のファンディングで大幅に上昇したことから、従業員向けの株式報酬が増加したことを主因に営業利益は前年同期比54%減でした。株式報酬を除いたベースでは、営業利益は同9%増、調整後EBITDA(利払い、税金、償却前利益)は13%増でした。幅広い分野への投資が嵩んでいることから、利益の伸びは売上の伸びを下回る状況が続いています。
  • 部門別の売上は、eコマースが前年同期比61%増(1-3月期は62%増)、クラウド・コンピューティングが同93%増(同103%増)、デジタルメディアおよびエンタテイメントが同46%増(同34%増)といずれも好調です。主力事業の中国eコマースでは、年間アクティブバイヤーが5億7,600万人で18年3月までの1年間と比較して4%増加しています。eコマース部門のEBITDAマージンは47%(1-3月期は43%)と改善しています。クラウド・コンピューティング部門はマイナス10%(1-3月期はマイナス8%)、デジタルメディアおよびエンタテイメントはマイナス52%(1-3月期はマイナス49%)でした。
  • 米中貿易摩擦の激化を受けて、6/5(火)の211.70ドルを高値に株価は下落してきました。予想PERは30.0倍と、売上成長に比べて割安感が出てきていると見られます。19年3月期の予想EPSは、5.79ドル(39.45人民元)、アナリストの目標株価平均は227.36ドルです。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
27(月)・中国工業部門利益利益(7月)
・ドイツIFO企業景況感(8月)
・シカゴ連銀全米活動指数(7月)
28(火)・S&Pコアロジック住宅価格(6月)
・コンファレンスボード消費者信頼感(8月)
ティファニー
29(水)・米実質GDP(4-6月期、改定値)
・中古住宅販売仮契約(7月)
PVH
30(木)・対中国関税の公聴会での証言に対する反論の提出期限
・ユーロ圏景況感(8月)
・米個人所得・個人支出(7月)
・米PCEコアデフレータ(7月)
セールスフォースドットコム、ダラーツリー
31(金)・日本鉱工業生産(7月)
・中国製造業・非製造業PMI(8月)
・ユーロ圏失業率(7月)
・ユーロ圏消費者物価指数(8月)
・シカゴ購買部協会景気指数(8月)
・ミシガン大学消費者マインド(8月、確報値)
アルタビューティー
3(月)・米国市場休場(レイバー・デイ)
・中国財新製造業PMI(8月)
4(火)・ユーロ圏生産者物価指数(7月)
・米建設支出(7月)
・米ISM製造業景況指数(8月)
5(水)・ユーロ圏小売売上高(7月)
・米貿易統計(7月)
6(木)・ADP雇用統計(8月)
・ISM非製造業景況指数(8月)
・米製造業受注(7月)
7(金)・ドイツ貿易統計(7月)
・ユーロ圏実質GDP(4-6月期、確報値)
・米雇用統計(8月)

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。日付は日本時間によります。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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