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2019-11-21 11:37:21

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アメリカNOW!フラッシュ 〜決算速報:フェイスブック、アルファベット、ボーイング、ペイパル、AMDほか〜

2018/7/26
投資情報部 榮 聡

米国株の当社顧客保有人数上位50で、7/23(月)から7/25(水)に決算を発表したアルファベット A(GOOGL)スリーエム(MMM)ベライゾン コミュニケーションズ(VZ)コカ-コーラ(KO)ボーイング(BA)AT&T(T)フェイスブック A(FB)ペイパル ホールディングス(PYPL)ビザ A(V)アドバンスト マイクロ デバイシズ(AMD)の決算速報です。

フェイスブックは成長鈍化のガイダンスで株価が急落しています。アルファベット、スリーエム、ボーイング、ペイパル、ビザなどが好調でした。

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
アルファベット(GOOGL) 売上(億ドル) 262 25% 3% 24%
7/23、7/24、1258.15ドル、+3.9% EPS(ドル) 10.58 111% 11% 28%

【市場予想を上回る好調決算】

  • 4-6月期決算は、売上(トラフィック獲得費用を除く)・EPSとも市場予想を上回って好調でした。総売上の86%を占める「グーグル広告収入」は前年同期比24%増で、モバイル検索と「YouTube」が牽引して広告のクリック数は前年同期比58%増(1-3月期は同59%増)の一方、クリック単価は前年同期比22%減(同19%減)でした。
  • 尚、上記のEPSは欧州で課された43.4億ユーロの罰金支払いを除いたもので、これを含むと4.54ドルです。また、上記の増益率が高いのは、17年4-6月期にも罰金の支払いが発生していたためで、これを除くと前年同期比19%増になります。自動運転車開発の「ウェイモ」、高速インターネット接続サービス「グーグルファイバー」などを含む「その他の賭け」部門は売上が1.5億ドル(前年同期比49%増)、営業損失が7.3億ドル(前年同期は6.3億ドル)です。
  • 罰金の株価インパクトについては、同社の株価は将来の利益をベースに株価がついているため、単純に時価総額の8,573億ドルに対して43.4億ユーロ(50.7億ドル)のマイナスと考えてよく、0.6%相当と試算できます。ただ、罰金の理由となった「アンドロイドOSにグーグル検索を優先的に搭載したこと」が制限される場合、事業へのマイナスの影響はもっと大きくなる可能性大ですが、これは今後の推移を見る必要があるでしょう。18年12月の予想EPSは52.71ドル、アナリストの目標株価平均は1,360.68ドルです。
スリーエム(MMM) 売上(億ドル) 83.9 7% 0% 8%
7/24、7/24、200.68ドル、+0.9% EPS(ドル) 2.59 0% 1% 16%

【世界景気回復の恩恵を受けて堅調】

  • 4-6月期決算は市場予想並みでした。現地通貨ベースのオーガニック成長率は5.6%増で1-3月期の2.8%増から加速となっていますが、17年10-12月期は6.0%増であったため、1-3月期が低かったと考えて良いでしょう。増収効果により営業利益は前年同期比12%増でした。
  • 部門別売上の前年同期比伸び率は、インダストリアル+5.7%(1-3月期は+2.2%)、セーフティ&グラフィックス+8.5%(同+6.9%)、ヘルスケア+3.8%(同+2.7%)、エレクトロニクス&エネルギー+5.2%(同+1.7%)、コンシューマー+4.3%(同+2.1%)でした。地域別には(為替の影響を除くベース)、米国+5.6%、アジア太平洋+5.5%、欧州・中東・アフリカ+5.8%、南米・カナダ+6.0%です。
  • 18年のガイダンスは、現地通貨ベースの売上伸び率が前年比+3〜+4%で維持、EPSは10.20〜10.55ドルから10.20〜10.45ドルへ上限が引き下げられました。業績を見る限り世界景気回復の恩恵を受けて堅調で、貿易摩擦の影響は見当たらないといった印象です。18年12月のコンセンサス予想EPSは10.32ドル、アナリストの目標株価平均は218.60ドルです。
ベライゾン コミュニケーションズ(VZ) 売上(億ドル) 322 5% 1% 7%
7/24、7/24、51.51ドル、+1.5% EPS(ドル) 1.20 25% 5% 23%

【市場予想を上回る堅調決算】

  • 4-6月期決算は、売上・EPSとも市場予想を上回る堅調な決算でした。売上の伸びは買収した「Oath」(旧ヤフーの事業など)などを除いたベースで、同2.6%増でした。
  • 主力のワイヤレス部門の売上は前年同期比6%増、部門EBITDA(利払い、償却、税金前利益)は同9%増と堅調でした。サービス収入は1-3月期の前年同期比マイナスから同1%増に転じました。携帯電話加入者数(後払いのリテール)の純増は40万人と順調です。ワイヤライン部門は、売上が前年同期比3%減、部門EBITDAが同6%減でした。「Fios」事業は、ブロードバンド接続が4.3万件増の一方、ビデオは3.7万件減でした。
  • 通年のガイダンスは、売上・EPS(税制改革の影響を除いたベース)とも1桁台前半の伸びで維持されました。Bloombergの18年配当予想は2.39ドルで、7/24(火)終値51.51ドルに対して4.6%の水準です。
コカ コーラ(KO) 売上(億ドル) 89.0 -8% 4% -17%
7/25、7/25、46.09ドル、+1.8% EPS(ドル) 0.61 3% 1% 9%

【オーガニック売上成長率は前年同期比5%増と堅調】

  • 4-6月期のオーガニック売上成長率は原液販売数量が前年同期比2%増、価格および製品ミックスが同2%プラスに効いて前年同期比5%増、販売ケースが前年同期比2%増と堅調です。尚、上表の売上が減少となっているのは、自社のボトリング事業をフランチャイズ化したためです。
  • 地域別のオーガニック売上成長率は、欧州中東アフリカが前年同期比7%増、南米が同11%増、北米が同1%減、アジア太平洋が同6%増でした。18年通年のガイダンスは、オーガニック売上成長率が前年比4%増、調整後EPSが同8〜10%増で維持されました。
  • 株価は引き続き配当利回りがポイントとなりそうです。Bloombergの予想配当は1.56ドルで、7/25(水)終値46.09ドルに対する予想配当利回りは3.4%です。
ボーイング(BA) 売上(億ドル) 243 7% 1% 11%
7/25、7/25、355.92ドル、-0.7% EPS(ドル) 3.33 31% 0% 81%

【堅調な決算】

  • 4-6月期はほぼ市場予想並で、全部門が増収となり、営業利益は前年同期比10%増と堅調でした。18年12月期のガイダンスは、防衛・宇宙&セキュリティとグローバルサービスの売上見通しを引き上げ、全体で960〜980億ドルから970〜990億ドルに上方修正、コアEPSは14.30〜14.50ドルで維持されました。
  • 部門別売上は、民間航空機部門の納入機数が前年同期比7%増えて同6%増、防衛・宇宙&セキュリティが同9%増、グローバルサービスが同15%増です。民間航空機部門の営業利益率は、生産効率の向上によって前年同期の9.0%から11.4%に上昇しました。民間航空機の4-6月期受注は239機で、受注残は5,900機、4,160億ドル相当を確保しています。
  • 民間航空機は中国が米国から輸入する主要品目の一つで、米中貿易摩擦の影響が心配されて、足もとの業績は堅調ながら株価はもみ合いが続いています。18年12月期の予想EPSは14.51ドル、アナリストの目標株価平均は402.85ドルです。
AT&T(T) 売上(億ドル) 390 -2% -1% -3%
7/24、7/25、30.25ドル、-4.5% EPS(ドル) 0.91 15% 7% 15%

【タイムワーナー事業の連結を開始】

  • 4-6月期決算は、EPSは予想を上回るも売上は予想を下回りました。営業利益は前年同期比1%減で、EPSの増益は特別利益によります。減収となっているのは、ユニバーサル・サービス・フィーに関する計上方法変更の影響が9億ドル(利益へのインパクトはない)が主因です。尚、6/14(木)に買収を完了したタイムワーナーの業績を「ワーナーメディア」部門として含んでいます。
  • 主要部門の業績(売上は計上方法の変更を除く)は、コンシューマー・モビリティ部門(消費者向けモバイル)は売上が前年同期比1%増、営業利益も同3%増で、米国の携帯電話の加入者純増(後払い顧客)は19.2万人です。エンタテイメント部門(衛星TVとブロードバンド)は売上が同6%減、営業利益は同10%減、ビジネス・ソリューション部門(法人向けサービスと固定電話)は売上が同3%減、営業利益は同6%減でした。ワーナーメディアの4-6月期業績は、売上が78億ドルで前年同期比7%増、調整後営業利益が18億ドルで同横ばいでした(連結されたのは14日分だけです)。
  • 通年のEPSガイダンスは、買収を受けて3.50ドル前後に引き上げられました。事業環境は厳しめの状況が続いているため、株価は引き続き配当利回りを中心に動くと見られます。18年12月期の予想配当は2.01ドルです。
フェイスブック(FB) 売上(億ドル) 132 42% -1% 49%
7/25、7/25(時間外)、173.50ドル、-20.2% EPS(ドル) 1.74 32% 2% 63%

【売上成長減速のガイダンスで株価が急落】

  • 株価の大幅な下落は、先行きの業績ガイダンスが要因とみられます。売上については、7-9月期、10-12月期とも1-3月期、4-6月期に比べて売上の伸び率が一桁台後半の%ポイント分低下する、つまり、4-6月期の42%増を基準とすると前年同期比は同23〜26%増に低下することになります。18年12月期の営業費用は前年同期比50〜60%増の見込みとしました。また、19年12月期についても、費用の伸び率は売上の伸び率を上回る見通しとしました。
  • 4-6月期の月間アクティブユーザー数は22.3億人で前年同期比11%増で1-3月期の同13%増から鈍化、市場予想の22.5億人を下回りました。欧州のユーザー数が1-3月期の3.77億人から4-6月期に3.76億人に低下しています。EUでのGDPR(一般データ保護規則)導入が影響した可能性があります。顧客当たりの平均収入は5.97ドルで前年同期比26%増(1-3月期は31%増)と伸びは鈍化しています。
  • データ流出問題が発生した後の1-3月期決算では影響が見られず株価は反発しましたが、今回は想定以上の売上減速見通しがネガティブサプライズとなりました。17年末の株価が176.46ドルですので、年初来の株価上昇をほぼ帳消しにする勢いです。18年12月期の予想EPSは8.55ドル、アナリストの目標株価平均は227.23ドルです。
ペイパル ホールディングス(PYPL) 売上(億ドル) 38.6 23% 1% 24%
7/25、7/25(時間外)、86.55ドル、-5.3% EPS(ドル) 0.58 26% 3% 30%

【市場予想を上回る好決算】

  • 4-6月期決算は、売上・EPSとも市場予想を上回る好決算でした。全社の決済総額は1,390億ドルで前年同期比29%増え、うち決済件数が23億件で前年同期比28%増(1-3月期は同25%増)、過去12ヵ月の口座当たりの決済件数は35.7件で同9%増(1-3月期は同8%増)でした。口座数純増は7.7百万件で前年同期比18%増(1-3月期は同35%増)と伸びが鈍化しました。
  • 個人間送金による決済額は50%増えて330億ドルに達し、決済総額の24%を占めます。この増加を牽引するスマホアプリ「Venmo」による決済額は、4-6月期に140億ドルで前年同期比78%増加しています。
  • 18年12月期ガイダンスは、調整後EPSが2.31〜2.34ドル→2.32〜2.35ドル(17年12月期実績は1.90ドル)へ引き上げられました。決算は良好でしたが過去3ヵ月で株価は20%上昇していたことから、利食いが嵩んでいるようです。18年12月期の予想EPSは2.34ドル、アナリストの目標株価平均は93.17ドルです。
ビザ(V) 売上(億ドル) 52.4 15% 3% 13%
7/25、7/25(時間外)、141.00ドル、-1.2% EPS(ドル) 1.20 40% 11% 29%

【市場予想を上回る好決算】

  • 4-6月期は、売上・EPSとも市場予想を上回る好決算でした。ビザブランドのカード購入額は1-3月期の前年同期比15%増から同13%増に鈍化したものの、為替の影響を除いたベースでは同11%増で変わらず好調です。米国が同10%増、インターナショナルが同14%増でした。
  • 18年9月期のガイダンスは、売上が10%台前半の伸び(為替のポジティブインパクトを1%ポイント程度含む)で維持、調整後EPSが「20%台後半の伸び」→「30%台前半の伸び」(税制改革の影響を9〜10%ポイント、為替のポジティブインパクトを1.5%ポイント含む)に引き上げられています。
  • 世界的な景気回復を受けた消費者心理の改善が消費行動に表れてきたと見られます。18年9月期の予想EPSは4.52ドル、19年9月期は5.28ドル、アナリストの目標株価平均は152.38ドルです。
アドバンスト マイクロ デバイシズ(AMD) 売上(億ドル) 17.6 53% 2% 67%
7/25、7/25(時間外)、16.99ドル、+5.9% EPS(ドル) 0.14 黒字転換 9% 黒字転換

【4-6月期決算は予想以上、7-9月期売上ガイダンスも予想をやや下回る】

  • 4-6月期決算は、コンピューティング&グラフィックス部門で投入した新製品が牽引、エンベッディッド&セミカスタム部門も増収に転じて、大幅な増収増益が続き、売上・EPSとも市場予想を上回りました。1-3月期比で売上は7%増でした。
  • 部門別の売上は、コンピューティング&グラフィックス部門が新規投入されたGPUの「Radeon」、デスクトップCPUの「Ryzen」が牽引して前年同期比64%増(1-3月期は同95%増)、エンタープライズ、エンベッディッド&セミカスタム部門はセミカスタムとサーバー売上の増加により前年同期比37%増(1-3月期は同12%減)と増収に転じました。
  • 18年7-9月期の売上は、16.5〜17.5億ドルを見込み、市場予想の17.6億ドルをやや下回りました。17年7-9月期から売上の水準が上がったため、前年同期比の伸び率は0〜7%に低下となります。18年12月の予想EPSは0.45ドル、アナリストの目標株価平均は15.55ドルです。

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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